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191105_大菩薩嶺 日帰り

大菩薩嶺( 関東)

パーティ: 1人 (クニョム さん )

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行程・コース

天候

秋晴れ!

登山口へのアクセス

バス
その他: JR中央本線の甲斐大和駅から栄和交通バスに乗って、上日川峠バス停まで。
甲斐大和駅⇒50分(1020円)⇒上日川峠

この登山記録の行程

上日川峠(09:00)・・・福ちゃん荘(09:20)・・・大菩薩嶺(10:30)[休憩 20分]・・・賽ノ河原(11:25)・・・大菩薩峠(11:35)[休憩 20分]・・・富士見山荘(12:25)・・・福ちゃん荘(12:30)[休憩 10分]・・・上日川峠(13:00)

コース

総距離
約7.1km
累積標高差
上り約596m
下り約596m
コースタイム
標準3時間15
自己3時間10
倍率0.97

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

本当は10月に行く予定だった大菩薩嶺。ところが、10月の台風直撃を受けて、甲斐大和駅から上日川峠までの県道が通行止めとなり、バスも10月中は運休してしまっていた。11月からやっと通行止めが解除となり、バスも運行再開との情報が入ったため、晴れの日を狙って行くことにした。

今年の前半は、天候になかなか恵まれなかったが、大菩薩嶺は日帰り登山ということもあり、天気が悪かったら中止にしようと、割とあっさり考えていた。

登山当日は晴れ! 全国的に晴れの予報で、富士山の姿が見えるかどうかが勝負だった。

甲斐大和駅からのバスの始発は8:10。そのバスに乗るには8:03着の電車に乗れば間に合うのだが、紅葉の季節でもあり、少し心配だったので、一本早い電車にのった。これが正解だった。7:39に到着したのだが、多くの登山客が乗っていて、上日川峠までのマイクロバスはすぐに満席になってしまった。8:03着の電車に乗ってきた人には、臨時バスが用意されていたようだが、8:30頃になりますとバスの運転手が伝えていた。

細い県道をぐんぐん標高を上げながらバスは登っていく。途中、ちらりと見えた富士山の姿に、一気に胸が高鳴る。富士山の全容が見えていたからだ。お願いだから、頂上でもこの姿をキープしてくれ、と祈る。

8:55頃にバスは上日川峠に到着した。

9:00に登山を開始した。最初はそれほどきつくないアップダウンを少し繰り返して、まずは福ちゃん荘を目指す。紅葉は残念ながら今一つだったが、それでも日差しにきらきら光る葉はとてもきれいだった。

福ちゃん荘には20分ほどで到着。お手洗いをお借りして、まずは大菩薩嶺を目指す。最初に大菩薩峠を目指してから大菩薩嶺と周遊してくるルートもあるようだが、いくつかのブログを読み、大菩薩嶺から峠を周遊するルートのほうが富士山を眺めながらの尾根歩きとなる、とのことだったので、そのルートで登ることにした。

福ちゃん荘から大菩薩嶺手前の雷岩までは約1時間のコースタイムだが、最初は樹林帯、後半はガレ場を登ることになる。少しずつ視界が開けてくるあたりから、振り向くと富士山の姿が見えるようになってきた。裾野に少し雲がたなびいている。お願いだから頂上は隠さないで、と祈りながら登る。急いで登りたいが、もちろんそんな体力がある訳もなく、慌てないようにゆっくり足を上げていく。

ガレ場に出てから、振り向く回数が一気に増えた。素晴らしい富士山の姿が見えてしまうからだ。何度も立ち止まっては写真を撮る。それでも、雷岩には10:25に到着した。ここからの富士山の眺めが最高すぎて言葉にならないのだが、まずはもう一度樹林帯に入り大菩薩嶺の頂上を目指す。

ただ、雷岩から頂上までは5分ほどで到着してしまい、あっという間だった。ここは木々に覆われているので展望はゼロ。記念に自撮りをして、また雷岩まで戻ってきた。

ここでしばし休憩をしながら写真タイム。

富士山の姿も素晴らしいが、目を移せば北岳、乗鞍岳、甲斐駒ヶ岳、鋸岳など、美しい山並みもよく見えた。山って良いなあ、と改めて思う。

ここから尾根歩きが始まるが、ずっと富士山の姿を見ることができる。ただ、足元はガレ場なので、ずっと富士山に目を向けたまま歩くことができないのが悲しい。それほど優美な姿の富士山だった。個人的には、富士山に登りたいという思いはまったくなく、富士山は見るものだ!と思っているので、ここからの光景は本当に絶景だった。

賽の河原を通過して、大菩薩峠に到着。ここでランチタイム。家から持ってきたおにぎりを食べながら、富士山と南アルプスの雄姿を眺める。

峠の脇に立つ介山荘で記念のバッヂを手に入れ、下山を開始することにした。

12:00頃、下山を開始したのだが、最初、間違えて石丸峠の方へ向かおうとしてしまった。行きかけて、何か違うと思って引き返したから良かったものの、危ない・・・。

ここからの登山道は、介山荘の方が車で上がってくるらしく、とてもなだらかな登山道で、あまり登山という感じのしない道だった。大菩薩嶺へ向かう道のほうが登山道らしくて、個人的には好きである。

順調に歩みを進め、途中途中で紅葉の写真を撮ったりしながら、福ちゃん荘を経由して、13:00前には上日川峠まで戻ってきた。バスは14:00発だったので、峠に立つロッヂ長兵衛にてキノコ汁を頂いた。少し寒かったので、停まっていたバスに乗せてもらい、時間まで待つ。

またもや満席のマイクロバスに揺られて、甲斐大和駅に戻ってきたのは14:45.電車は15:23までないので、のんびりと待つ。そして、また日々の生活が待つ都会に戻ってきた。

富士山の雄姿、最高だった。こんな経験をしてしまうから、登山にのめりこむのだろうなあ、と思う。ただ、これからも身の丈に合った登山に徹しようと思う。無理は禁物・・・。

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フォトギャラリー:41枚

甲斐大和駅
写真を写したのは帰ってきてから・・・

甲斐大和駅と上日川峠を結ぶ栄和交通のマイクロバス

平日は日も時間も限られているので注意が必要

いよいよ登山開始!

コースタイムが明記されていた

左が登山道。右が車道。
行きも帰りも登山道を利用。

登りが多めのアップダウンが続く。

紅葉は今一つだが、天気が良いこともあり清々しい

福ちゃん荘が見えてきた。

福ちゃん荘前に立つ案内板。
この看板の左へ向かうと大菩薩嶺へ。
右へ向かうと大菩薩峠へ向かうことになる。

いざ、大菩薩嶺へ出発

何の木だろう?
とっても素敵な登山道だった。

少しだけ、紅葉を発見

ドーン!!!

後半のガレ場

それほど危険なガレ場ではなく、初心者の私でも問題なく登れる。

またまたドーン!!!

パノラマ

雷岩の分岐点に到着。
左へ行くと大菩薩嶺。
ただし、大菩薩嶺の頂上からの展望はゼロ。

何度撮っても撮り飽きない・・・

南アルプスの山並みもしっかりと見える

またまたパノラマ

ガレ場と富士山

介山荘へ向かう尾根道
富士山を見ながらの尾根道は最高!

賽の河原の分岐点

賽の河原にある避難小屋?

介山荘が見えてきた

大菩薩峠に到着
ここで初めて、南アルプスの山々の名前が確認できた(^^;)

大菩薩峠

介山荘の裏に立っていた案内板。
これがあるのに、進む方向を間違えた・・・。

介山荘からの下山道。
とてもなだらかで、登山道とは思えない。

振り返れば、黄葉とベンチ

この登山道にはいくつかの山荘があるが、この時期は営業していない感じだった。

富士山の見納め

色づきはいまいちだけれど、それでも光を受けて輝く姿は見ごたえがある

福ちゃん荘が見えてきた。
意外とあっという間。

上日川峠へ向かう登山道。
行きと同じなので、少し気が楽。

上日川峠に立つ、ロッヂ長兵衛。
ここでキノコ汁を頂いた。美味。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) 健康保険証
ホイッスル 医療品 虫除け ロールペーパー 非常食 行動食
テーピングテープ

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登った山

大菩薩嶺

大菩薩嶺

2,057m

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