行程・コース
天候
快晴
登山口へのアクセス
その他: 徒歩
この登山記録の行程
【1日目】
観音平(12:00)・・・雲海(12:50)・・・押手川(13:40)・・・青年小屋(14:50)
【2日目】
青年小屋(06:00)・・・権現岳(07:30)・・・キレット小屋(08:40)・・・赤岳(10:30)・・・六合目(12:20)・・・牛首山(12:50)・・・リフト山頂駅・・・羽衣池・・・美し森(14:30)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
二十二度目
南八ヶ岳 赤岳を目指して。
前回濃霧と雨で断念した赤岳へ、小淵沢駅から一直線に観音平駐車場まで徒歩で進み、可愛い牧場の牛、林道には馬の蹄跡が良い雰囲気です。観音平に着く頃には、徐々に角度が厳しくなる防火帯で体力を使い果たし補給休憩。前回と同じ案内看板を写真に収めて出発。前回おしゃべりしながら楽しく下った道も、小渕沢から歩いてきた足には厳しく、押手川分岐では、巻き道を選んでしまった。更には、いつもの様にこの辺りから、息が上がり心臓がバクバクする症状が出て足が進まない。やっとの思いで到着。青年小屋は、今年最後の営業日との事で大勢の常連様で賑わっており、権現小屋の様なアットホームな感じでは無かったが、権現小屋の若い小屋番さんにまた会えた事は良かった。来年は「居るかどうか解らない」と言っていたが、きっとまた居るだろう。翌日6時、表には既に沢山の方々が準備しており、遅れないように出発する。前回濃霧の為見えなかった狼煙場やギボシからの景色を見ながら権現岳へ。途中で権現岳越しに朝日が昇り、山頂に人が立っている場面に遭遇し慌てて写真に収めた。良い写真じゃないかなと我ながら思う。権現岳の頂に私も改めて立ち、小さな頂で凄い場所でした。ここからの縦走路はワクワクした気持ちで進み、有名な梯子も待つ事も無くスムーズに下り、キレット小屋までは、デコボコを幾つもクリアしながら楽しい稜線歩き。待ち受ける急登に備えて、小屋前で補給と装備のチェックを行う。樹林帯を少し進むと 巨大でラスボス的な赤い岩壁が現れ、気が引き締まる。この辺りでいつも標高2,200m位から出る、息が上がり心臓がバクバクする症状が出ていない事に気付く。青年小屋に泊まった事で標高に慣れたのかな、良い事を覚えた。東側斜面は日が当たりポカポカするが、西斜面に入ると下からの冷たい風が体を冷やす。ラスボス的な岩壁に取り付き、登り斜面を見ていると、先行者が一人居る事に気付き、危険の無い様に先行者に合わせて反対側へ進む様に徐々に進み、頂上手前のピークでは雪も見られ山頂まで気を抜く事無く進む。山頂の登山者は数人で清々しい山頂でしたが、気温は零下、補給と景色を写真に収めて、次の楽しみ真教寺尾根を目指す。来た道を足元ばかり見て下っていると中岳方面に進んでいる事に気付き岩場の登山道は簡単に間違えるんだなと感じた。真教寺尾根の下りはいきなり厳しく、登りでは無くて良かったと思う程長く、鎖を使うより三点保持を確実に行いながら下った方が安全な様に感じた。鎖場を下った後、六合目辺りからは、なだらかな稜線歩きですが長い、本当に長く感じ、スキー場のリフトが見えた時は、これに乗って降りられるのかなと考えてしまった。美しの山では、ソフトクリームを頂き、清里駅まであと一息。山の全てに感謝です。
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