行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
電車
その他:
往路:武蔵小山→東急目黒線東京メトロ南北線直通王子神谷行→西ヶ原
復路:駒込→東京メトロ南北線東急目黒線直通日吉行→武蔵小山
この登山記録の行程
西ヶ原駅9:40→旧古河庭園9:45~10:18→巣鴨地蔵通商店街10:43→大塚駅11:00→大塚公園11:19→簸川神社11:37→小石川植物園11:54~12:50→白山神社13:05→ふくの湯13:20~13:50→初代けいすけ14:01~14:15→本駒込駅14:18
合計3時間40分(ふくの湯迄)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
11月9日(土)は、腰が痛いので今週は楽なところということで、都心部で行きそびれていた「旧古河庭園」と「小石川植物園」を散策してきました。
この2つは、園内に山と名のついた場所は無いのですが、2つとも傾斜地を利用した庭園なので、山のような見晴らしの良い場所はあります。
もし行かる場合は、2つの中間にこの前行った「六義園」あるので、これを足すとちょうど良いお散歩コースになると思います。
さらに健脚ならば、「後楽園」や「椿山荘」を足すということもできますが、そこまでやるとたぶんお散歩じゃなくなるので、あまりお勧めはしません。
まずは「旧古河庭園」から。最寄り駅は京浜東北線の上中里駅かと思っていたのですが、南北線の「西ヶ原駅」の方が近かったのでそちらからスタート。駅を出て本郷通りを南に5~6分歩くと入口があります。
150円払って中に入ると、いきなり立派な洋館が目の前に現れます。旧古河庭園は元は陸奥宗光の邸宅だったらしいのですが、養子縁組の関係で古河財閥の所有となり、今残されている建物や庭園はこの古河財閥時代のものだそうです。
洋館の回りにはバラ園があり、売店では名物としてバラの花びら入りのアイスクリームが売られています。
洋館手前の見晴台になっている東屋から下を見下ろすと池が見えるのでそこまで行ってみます。そんなに広い池ではないのですが、ここのところ少し寒くなったせいかほんの少し紅葉が始まっており、季節の移り変わりを感じることが出来ました。
さっきのアイスを食べて休憩したら、「大塚駅」経由で小石川植物園を目指します。これはただ今回大塚駅周辺に行っていなかったので地形的な面で再確認しておきたかったというだけで、六義園経由で行った方が近いし、見所も多いです。
旧古河庭園の裏の道を進むと、まず「そめい銀座」ちょっと風情のある商店街に出ます。それを横切り巣鴨方面に向かうと、この前行った「染井温泉さくら」の前に出て、さらに進むと「巣鴨地蔵通商店街」に出ます。
そして「とげぬき地蔵」に一応お参りをして、再び裏道を行くと、ようやく大塚駅前に到着。
大塚は、イメージとして南側の高台の閑静な住宅街と都電が横切る駅前のゴチャゴチャとした歓楽街の落差が美しい街という印象があったのですが、超久しぶりに来てみたら、真新しい駅ビルが完成していて、駅前もきれいに整備されてしまっていて、イマイチな感じの中途半端な駅に成り下がっていて残念!
どうせやるなら、駅ビルの下の方はパチンコ屋にして、上の方はピンサロ街にすれば独自性主張出来てウケたのに…。
で、南側の高台の閑静な住宅街の方も、お買い得感がありそうなマンションが妙に増えた感じで高級感が薄れて、こちらもイマイチな感じになっていました。
さらに、ちょっとは山っぼくなってるんじゃないかとアタリをつけて行ってみた「大塚公園」も、園内に多少の段差はあるものの、全然山っぽくなく、あえて大塚回ってみた意味はほとんどありませんでした。
気を取り直して小石川植物園に向かいます。
「小石川植物園」は元は徳川綱吉の屋敷があった場所で「白山御殿」と呼ばれていたそうです。徳川綱吉の屋敷が出来る前は、今は地下鉄の白山駅前にある「白山神社」があったらしく、屋敷を造るということで白山神社は現在の場所に、合祀されていた氷川神社は
植物園北側の「簸川(ひかわ)神社」のある場所へ、女体宮は小石川の谷を隔てた「伝通院」で「弁天宮」として祀られていたものの、現在は行方知れずになっているとのことです。
ただこれは、氷川神社がスサノオだとすると、女体宮は当然アマテラスになるわけで、その2人の間を取り持つ白山神社の菊理姫ってのが基本の構図なわけでしょう。そのアマテラスを弁天に格下げしてしまうのはさすがに畏れ多いので、伝通院の弁天は違うんじゃないかな~と思います。確証はありませんが。
そんなことを考えながら、とりあえず「簸川神社」に向かいます。ここは小石川植物園北側すぐの高台にあって、神社は小さいもののなかなか眺めの良い場所でした。
簸川神社から小石川植物園の入口がわからないので、白山駅寄りに入口があるのが一番アクセスが良いかなと植物園の山の上側の塀に沿ってずっと進むも工事中でそれらしき場所はなく、結局、一番南側塀に沿ったの坂道まで来てしまいました。
この一番南側の塀に沿った坂道は「御殿坂」という白山御殿からとられた名前がつけられています。なかなか良い雰囲気の坂道です。
結局、植物園の入口は坂を一番下まで降りたところにありました。余計な距離を歩いてしまった。
「小石川植物園」は、徳川時代の薬草園の跡に色々な植物の標本が植えられた東京大学付属の植物園です。一般にも解放されていて、入場料は400円。
中は、庭園として整備された公園ではないので、蜘蛛の巣なんかも多く、自然が感じられます。ただその自然が武蔵野の植生を無視した何でもありの自然なので、どことなく雑然とした感じ。地形的には傾斜地に造られているので、木々の隙間から南西方面が眺望が時折得られます。あと、一番下の低地が池のある日本庭園になっていて、さっき行った旧古河庭園みたいな楽しみ方も出来ます。
この日本庭園の池のほとりに「太郎稲荷」というのがあって、白山神社に合祀されていた女体宮のアマテラスは同系列の稲荷となって、ここに残されたんじゃないかなと漠然と思いました。性転換されてて、確証はないですが。
小石川植物園を一回りしたら、さっきの御殿坂を登って、白山神社経由で「ふくの湯」という土日は朝8時からやっている銭湯に向かいます。
白山神社はこの前も行った地下鉄の白山駅前にある白山神社で、元は小石川植物園の山頂付近にあったものが、ここに移されたもの。地形的にみると隣の尾根の先端の移された形になっています。こちらも眺めの良い高台だったので、神社裏に富士塚もあります。
「ふくの湯」は白山駅から広い道を千駄木方面に斜めに進んだところにあり、入口は結構お洒落な感じなので、プチスーパー銭湯のような風呂屋を想像していたのですが、中は露天風呂もサウナもない普通の銭湯でした。でも料金は銭湯価格の470円なので、谷中とか千駄木とかを休日のお散歩ランのついでに寄るには良い場所かも知れません。
帰りはまた南北線の「本駒込駅」から帰ります。その駅前に「初代けいすけ」という味噌ラーメン屋があったので入って見ました。味噌ラーメンは店によって味がかなら代わる食べ物なのですが、ここの味噌ラーメンも黒味噌にちぢれ麺というありそうでない組み合わせのラーメンで、多少スペシャルなのを頼んだので、味噌漬けの焼き肉がその上に乗ります。結構美味しかったので場所さえ良ければ流行りそうな店でした。
旧古河庭園|公園へ行こう!
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index034.html
小石川植物園のホームページ。小石川植物園は植物学の教育・研究を目的とする東京大学の教育実習施設です。
https://www.bg.s.u-tokyo.ac.jp/koishikawa/
ふくの湯
http://www.sentou-bunkyo.com/pg65.html
初代けいすけ 本駒込店 - 本駒込 | ラーメンデータベース
https://ramendb.supleks.jp/s/116450.html
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