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日本中の神様にご挨拶 御岩神社から高鈴山

御岩山、高鈴山( 関東)

パーティ: 1人 (Yamakaeru さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 本来、御岩山への登山口は本山トンネルの出口付近にあるが(日立方面の反対側)、今回は御岩神社を着て二にしたかったので、神社の参拝者用無料駐車場を使わせて頂く。第1から第4駐車場まである。駐車場や神社にトイレあり。

この登山記録の行程

駐車場(08:20)・・・御岩神社(08:40)・・・毗禮(かびれ)神宮(09:02)・・・御岩山(09:25)・・・高鈴山(10:03)(昼食~11:25)・・・御岩山(11:45)・・・御岩山登山口(本山トンネル脇)・・・<車道>・・・駐車場(12:44)

コース

総距離
約7.6km
累積標高差
上り約566m
下り約565m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

思ったより紅葉の色づいていなかった、秋晴れの穏やかな日差しに誘われて、大好きな御岩山にやってきた。最近、国内でも最強パワースポットとして知られている御岩山とその麓にある御岩神社。神峰山の登山口を兼ねている本山トンネル付近から登るが、一般的であるが、今日は神社を起点としたかったので参拝者用無料駐車場を使わせて頂く。コースは、御岩神社にお参りした後、表参道で御岩山の山頂まで行き、そのままお隣の高鈴山まで縦走。折り返して本山トンネル脇から下山して車道を歩いて駐車場まで戻ってくる道順とする。
短めのコースなのでゆっくりめに駐車場に到着。最近のブームからか、駐車場脇にはお土産物と喫茶を兼ねたようなお店ができていた。観光化した変わりように少しびっくり。
境内に入っていくと最初に天高く聳える三本杉が出迎えてくれる。樹齢500年のご神木で、「森の巨人たち100選」にも選ばれている。三本杉の向こうにはとても大きくて真っ赤な門「楼門」がある。実はこれもちょっとした見どころの一つ。あまりも威風堂々と当たり前のように建っているので違和感さえ抱かないが、門の両側には仁王像がたっている。そうここは御岩神社。神社なのに仁王像が祭られているという点がポイント。いわゆる神仏混淆(しんぶつこんこう)とか神仏習合(しんぶつしゅうごう)とかいうやつ。辞書でひくと、日本土着の神祇信仰(神道)と仏教信仰(日本の仏教)が融合し一つの信仰体系として再構成(習合)された宗教現象 とちょっと小難しいが、簡単に言うと大昔は明確に仏教と神道を分けることなく混在していてその名残が残っているらしい。更に奥に進んだところにある斎神社回向殿(えこうでん)は、その名残そのもので、仏教と神道がごちゃ混ぜになった宗教のカオス的な珍しいお堂があるとのこと。正直、この辺はあまり詳しくないので、いつかガイドさんから詳しい解説を聞いてみたいものだ。
さて、プチ観光を終え、山に入る。最初はなだらかな山道を進んでいくが、そのうち斜度が増してくる。進んでいくと真正面に小さなお堂が見えてくる。真っすぐに延びた高い杉に囲まれ、明らかに特別な建物であると分かる。個人的に一番のお気に入り「毗禮(かびれ)神宮」だ。御祭神として天照大神が祭られている。まさに神話を感じる世界で、ここに立つだけで特別なエネルギーを感じることができる。
御岩神社から賀毗禮神宮。御岩山は、山全体が神域となっていて、祭神188柱が祀られているとか。ここに来るだけで日本中のほぼ全ての神様にお参りできるというのが最強のパワースポットの所以だ。
賀毗禮神宮にお参りをして登山開始。表参道を使って稜線まで一気に出る。稜線まで出てしまえば御岩山の山頂は近い。ただし、最後に一番の急登が待っている。もっとも、急登と言っても低山なので激しいいレベルではないが、滑りやすいので足元には注意が必要だ。
御岩山の山頂に到着。山頂の脇に突き出た岩があり、遠くまで見渡せる絶景ポイントになっている。登ってみると右手には神峰山。その向こうには福島へとつながる海岸線がくっきりと見える。
先ほどパワースポットとして賀毗禮神宮等を紹介したが、実は山頂にも摩訶不思議なパワースポットがある。その見晴らしのよい岩の右斜め下付近に降りてみると、石でできた小さな祠とその奥に1m強の石柱が建っている。自然にできたのか人工的なのかはよく分からないが、とても整った形をしている。毎回紹介しているが、日本人初の女性宇宙飛行士「向井千秋さん」が、スペースシャトルから地球を眺めたら際に、日本の上に光の柱が立っているのを発見。不思議に思ってその座標を調べてみると、まさしくこの石柱を指すものだったとか。本当かウソかは定かではないが、この御岩山ならそんな不思議な話が幾つあってもおかしくはない。
御岩山から高鈴山までは縦走天国の山道が続く。水平移動で進んでいくと樹々の間からと巨大なアンテナ塔が見えてくる。その真下付近が高鈴山の山頂。
高鈴山は円錐型のなだらかな山で、春にもなるといろいろな花が咲き誇る花の百名山としても知られている。山頂にはウッドデッキの見晴らし台もあり、広々としているので休憩には最適だ。
着いてみると、早速、大勢の登山者が鍋を持ち込んで美味しそうな匂いを漂わせていた。
帰路は、一旦、御岩山の山頂まで戻り、神社方面には降らずにそのまま縦走を続け本山トンネル脇の御岩山登山口まで。その後、車道を歩いてスタート地点まで戻る。
ゴール手前にあったJA常陸「とうふ工房名水亭なか里」に寄ってみた。豆腐のドーナツの試食があって、優しい甘さでとても美味しかった。外には無料で名水が汲める場所があって、登山の帰りにちょっとした寄り道としてはお勧めの場所だ。

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装備・携行品

みんなのコメント

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  • パワーの渋滞ですね。いや、パワーがパワーを呼び寄せるのですね。

  • もっと長く歩きたいですね。
    パワー満タンにして。

  • 大型鍋、久々に見ました。芋煮会やりたいですね(^.^)

  • そうなんですよ。芋煮会やりたいですねー。みんなで、あったかいもの囲んで。^_^

登った山

高鈴山

高鈴山

623m

御岩山

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