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晩秋の奈良倉山 鶴峠から小菅の湯へ

奈良倉山( 関東)

パーティ: 1人 (ムラチャン さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

バス
その他: 往路=上野原駅発8時6分鶴峠行き。帰路=小菅の湯発14時41分大月行き利用

この登山記録の行程

鶴峠(09:30)・・・奈良倉山(10:30) [休憩 20分]・・・松姫峠(11:25) [休憩 05分]・・・鶴寝山(11:50) [休憩 20分]・・・大マテイ山分岐(12:30)・・・トチの巨樹コース分岐(12:55)・・・林道終点(13:15) [休憩 05分]・・・小菅の湯(13:40)

コース

総距離
約11.1km
累積標高差
上り約1,093m
下り約1,222m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 大月市選定による秀麗富岳12景の第5番、奈良倉山をメーンに、晩秋の山道を鶴峠から小菅の湯へと辿った。山頂の紅葉は盛りを過ぎていたが、天気に恵まれ、見事な富士と明るく開けた尾根道を行く晩秋の山歩きを楽しんだ。
 上野原駅から鶴峠に向かうバスは登山者が多く2台に増便していた。鶴峠から奈良倉山までは最初は樹林帯の単調な登りで、数回未舗装の林道と交差するが、道標はしっかりしている。1か所北側が開けているところからは雲取山から鷹ノ巣山へと続く石尾根が望めた。この道は多摩川水系と相模川水系の分水嶺だそうである。
 奈良倉山山頂の南手が展望台である。真正面に富士がそびえ、右には三つ峠山の電波塔も。さらに左には雁ヶ腹摺山から小金沢山へ小金沢連嶺が続いている。残念ながら富士の上に白い雲がかかり展望はもう一つ。富士の下には富士吉田の市街地が望めるとのことだがかすんでしまい、確認することはできなかった。
 山頂から松姫峠を目指す。峠を越えて鶴寝山にかけては広い尾根歩きで快適である。左手には雁ヶ腹摺山から大菩薩に続く小金沢連嶺の山々、右手には飛龍山、雲取山から鷹ノ巣山に至る石尾根が葉を落とした木々の間にのぞく。途中林道に合わさる付近ではカラマツの黄葉が見事だった。
 松姫峠はトイレや駐車場がある。小菅から車道が通じているが、大月方面の車道は通行止めとなっている。峠に「牛の寝・大菩薩峠登山口」と書いた古い道標立っていた。ここから大菩薩の石丸峠に至る縦走路が伸びていて、鶴寝山はこの縦走路の途中にある。
 鶴寝山からも富士はよく見える。ただちょうど逆光となってしまうのが残念である。鶴寝山から小菅の湯に向かう道は途中いくつも分岐があるが、小菅村によって新しい道標が立てられているので安心である。
 大マテイ山への分岐を右に、トチの巨樹コースをとって小菅の湯に向かった。見事なトチの巨木を過ぎ、大菩薩方面への分岐を右にとれば後は一本道。小さな沢を渡り返し、ワサビ田が出てくるとやがて林道出会い。あとは舗装された林道歩きで、集落に入り民家の間を右に折れると小菅の湯である。
 下山後温泉が待っているのはこのコースの最大のご褒美。鶴峠で上野原からのバスの運転手が温泉の割引券を配ってくれた。ゆっくりリフレッシュして帰路についた。なお、小菅の湯からのバスは大月、上野原、奥多摩の各駅に出ているが本数が少ない。季節運行もあるので事前に調べいくことが必要である。

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フォトギャラリー:22枚

鶴峠バス停。トイレあり

鶴峠登山道入り口

雲取山や鷹ノ巣山の眺め

落ち葉の登山道

奈良倉山山頂

奈良倉山からの富士

富士吉田市街地はかすんでしまった

富士の上だけ白い雲が・・・

カラマツの黄葉

林道と旧道分岐。どちらでも松姫峠へ

松姫峠。トイレあり

松姫峠からの富士

松姫峠の登山口。道標に大菩薩峠登山口の文字

小菅村によって新しい道標が設置されている

見事な紅葉が残っていた

鶴寝山山頂

鶴寝山からの富士は逆光になってしまった

黄葉の尾根道

トチの巨木

ワサビだが出てくると林道出会いは近い

林道出会い

小菅の湯

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装備・携行品

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登った山

奈良倉山

奈良倉山

1,349m

鶴寝山

鶴寝山

1,368m

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奈良倉山 山梨県

広葉樹林が広がるゆったりとした尾根歩きを楽しむ

最適日数
日帰り
コースタイプ
縦走
歩行時間
4時間45分
難易度
コース定数
21
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