登山記録詳細

無雪期登山
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低山の魅力満載、掘り出し物の日川尾根 日川尾根、砥山、古部山、竜門山、大天狗山(関東)
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記録したユーザー

ガバオ さん
  • 日程

    2019年11月30日(土)

  • 登山口へのアクセス

    バス
    その他:往)甲斐大和駅8:10発上日川峠行きバスにて上日川峠(栄和交通バス、1,020円現金のみ)
    復)田野の湯にて入浴、砥草庵にて食事後、砥草庵前のバス停(下の平)から、バスにて甲斐大和駅。

  • 天候

    快晴
    [2019年11月30日(土)の雨雲の位置を確認する]

この登山記録の行程

上日川峠、長兵衛ロッヂ(9:35出発)-中日川峠(10:15)-NTT電波塔(10:50)-(林道)-下日川峠ゲート(11:03)-源次郎尾根手前のピーク(11:36着/11:57発)-林道(嵯峨塩方面分岐標)(12:18)-(林道、展望ベンチ)-龍門橋方面分岐(12:33)-境沢ノ頭(1,459.9m)(12:52)-三角コンバ(13:00)-古部山(1,312m)(13:34)-竜門山(1,273m)(13:50)-大天狗山(1,231.3m)(14:00)-(伐採地、良展望)-大志戸林道(14:28)-竜門峡遊歩道入口(14:47)-田野の湯(14:55)-砥草庵


総距離 約14.4km 累積標高差 上り:約601m
下り:約1,415m
大菩薩山系の日川尾根を歩いてみました。 余り期待はしていなかったのですが、歩いてみれば低山の魅力がギュッと詰まった掘出物の尾根でした。 これからも季節を替えて度々出掛けることになりそうです。

≫気持ちの良い笹の稜線が魅力の大菩薩山系に在って、樹林に覆われた日川尾根はひと際地味な存在です。 昭文社地図では破線コースとなっているマイナー尾根を、バスが期間運休となる前に歩いてしまおうと上日川峠に降り立つと、ロングスパッツで足元を固めてハイカーさん達が向かうのとは逆方向の日川尾根に踏み込みます。

今回歩いたルートは大きく3つのパートに分けられます。

出だしの上日川峠から下日川峠までは大菩薩山系に特有の落葉松林と笹の中を林道を絡めながら進む足慣らし区間で、冬枯れ越しに見え隠れする富士山に焦らされます。

下日川峠の先で植生が広葉樹林に変わり、ナラや白樺に混じってブナの巨木が姿を現します。源次郎岳分岐の小ピークからは、この日初めてのすっきりとした富士山を堪能できました。 ルートはその先で林道と交差し、そのまま直進して嵯峨塩に下ることもできます。

嵯峨塩に下らずに林道を進むとベンチの置かれた展望テラスがあり、再び富士山の大展望が楽しめます。 ここから先は手元の昭文社地図2016年版では破線さえも記載されていませんが、2019年版では破線ルートとして新たに記載されているようです。 踏み跡はほぼ明瞭で尾根筋の小ピークの夫々に手作りの道標が設置されていました。

最後に大天狗山の急坂を下ると再び伐採地からの大展望が広がります。 次第に姿を隠していく富士山の代わりに、西日に輝く紅葉を楽しみながら竜門峡を渡れば田野の湯は指呼の間です。

勝手に低山歩きの楽しみの基準を並べれば、「人が少ない広葉樹林で、富士山が見え、山と人との繋がりが感じられ、滝・岩・巨樹などの見所があって、公共交通機関で行けて、下山後に温泉に浸かれること。」といったところですが、そんなワガママな基準を軽くクリアしてしまったのが今回の日川尾根で、まるで掘り出し物を探し当てた様な気分♪。 山と高原地図の最新版を購入して、新緑の頃に歩くルートを考えるのが今から楽しみです。

本日の総歩数30.412歩、歩行距離21.2km、消費カロリー1,210kcal、脂肪燃焼量86g也。

登山中の画像
  • 甲斐大和駅から、上日川行きのマイクロバスに乗り込みます。(年内の運行営業は12月8日迄です)
  • 途中、すずらん館の前でチェーンを装着して再出発。
  • 上日川峠の長兵衛ロッヂで身支度をします。屋根にツララが。
  • バスを降りた皆さんが大菩薩の方向へ向かって行くのを見送りながら、反対側の日川尾根へ。
  • 砥山の方角に向かいます。
  • ロングスパッツは装着しましたが、ビブラム底のブーツではないので、足回りが心もとなく感じます。
  • 大菩薩湖を挟んで、小金沢連嶺の稜線。
  • 振りかえると、大菩薩峠の稜線が見えます。あちらはきっと賑やかなことでしょう。
  • 一旦林道を歩いて、中日川峠から再び山道へ。
  • トレースは小動物の足跡だけです。
  • 冬枯れ越しに垣間見る富士山がじれったく感じます。
  • NTTのアンテナ施設の脇を通過します。
  • アンテナ施設から下日川峠までは林道を歩きます。
  • 下日川峠直下のゲート。伐採作業の車が入っていました。
  • ゲートの脇に←源次郎岳の道標を見て、鋭角に折り返します。
  • 直ぐに次の道標がありますが、直進した所に樹林の切れ間が見えたので寄り道してみました。
  • 勘が当たって、南アルプスの大展望にあり付けました♪。
  • 八ヶ岳も♪
  • 手前の尾根は塩山から延びる源次郎岳の尾根です。
  • 道標に戻って、落葉松の道に入って行きます。
  • 白樺の林。上日川から落葉松と笹の中を歩いて来ましたが、この辺りから植生が変化してきます。
  • 大きなブナの木も現れます。
  • 想定外の植生に思わずニンマリしてしまいます。
  • 分岐標を見て、源次郎岳の方向に進みます。
  • 源次郎岳への下りの手前の小さなピークで、遂にすっきりとした富士山のお目見えです。
  • 落ち葉の日だまりで、富士山を見ながら一本入れます。
  • 美しい富士山。いつまでも見ていられます。
  • 西に源次郎岳が見えます。往復30分程ですが、次の機会に取っておくことにします。
  • 日川尾根の分岐に戻って南下を続けます。
  • 今度は赤松も出て来ました。
  • 雪も大分無くなって来ました。
  • 一旦、林道(嵯峨塩深沢林道)に出ます。
  • 林道を横切ってそのまま直進する、嵯峨塩鉱泉にへの一般ルートの道標があります。
  • 嵯峨塩には下らず、林道を南に進みます。
  • 林道の路肩が伐採されていて、再び大展望が開けます。
  • 日川渓谷を挟んで、小金沢連嶺の稜線。
  • 未だ、山座同定は出来ません・・・。
  • 林道の脇にベンチのある展望テラスがあります。
  • 展望テラスの先、車両通行止めの林道を進みます。
  • テラスを回り込んだ所に小さな「←竜門峡」、「伝説地かくれっ窪」の看板を見て、再び山道へ。
  • 今までとはがらりと雰囲気が変わって、踏み跡も薄くなります。
  • 浅い谷を通り越し、、、
  • 面妖な木を写真に収めたりしながら進みます。
  • 20分程で、境沢ノ頭(1,459.9m)のピークに立ちます。
  • そのまま尾根を進みます。尾根の向きによって雪の残り方が違います。
  • 三角コンバの標識。コンバとは伐採した木を集積した場所、「木場」から来た呼称だそうです。
  • 雪に埋もれかかっていた道標を確認。ここから日川峡の境沢橋に下るルートもあるようです。
  • 尾根の西に甲州高尾山が見えます。高尾山からの稜線は、先程通過した境沢ノ頭に続いています。
  • 1,413.5mの三角点ピーク。勝沼側に下る尾根にはロープが張られていました。
  • 途中の小ピークに「古部山」の山標が掛っていますが、本当の古部山はもう少し先です。
  • 何故か目を引く、白樺の倒木。
  • ツル植物と共に立ち枯れた巨樹。
  • 宿木。
  • 甲州高尾山。登る時はピストンでは無く、この尾根まで抜けてみたいものです。
  • 古部山(1,312m)のピーク。
  • 古部山からも、勝沼側に下る尾根道がある様です。
  • 気持ちの良い尾根歩きが続きます。
  • 標高が下がり、未だ紅葉中の落葉松林が現れて来ました。
  • 竜門山(1,273m)のピーク。
  • 下り斜面では、降り積もった落ち葉が滑って一苦労です。
  • 大天狗山(1,231.3m)のピーク。
  • 赤リボンのついた痩せ尾根の先に山の神の祠がありました。
  • そのまま、補助ロープの付いた急斜面を下ります。
  • 振りかえるとこんな斜面です。
  • 急坂を過ぎると、今度はいきなり展望が開けます。
  • 大展望。笹子雁ヶ腹摺山はどれかな?
  • フレア出まくり。安物スマホの性能に涙。
  • 大天狗山のピークを振り返ると、こんな感じです。
  • 紅葉の山肌と南アルプス。
  • 富士山もそろそろ見納めです。
  • 富士山の代わりの楽しみは紅葉です。
  • 階段が付けられています。
  • 林道(大志戸林道)に出て来ました。
  • 後は紅葉を楽しみながら、竜門峡を目指して林道を下るだけです。
  • 西日を浴びて輝く紅葉の山肌。
  • 竜門峡遊歩道入口。台風19号の影響で当面の間、通行止めだそうです。
  • 竜門峡を渡って、、、。
  • バス道を少し下って、田野の湯(甲州市大和福祉センター)に到着です。
  • 露天風呂もあるアルカリ性の温泉。県の福祉施設で、一般の日帰り入浴も出来ます。(県外者610円)
  • 施設には食堂が無いので、湯上りセットは別の場所で~。
  • 道を少し下ったところにお蕎麦屋さんがあることは、行きのバスで確認済みです。
  • バスの時間まで、砥草庵さんでしっかり締めました~。(美味しいお蕎麦も頂きました。)
この山行での装備
長袖シャツ、Tシャツ・アンダーウェア、パンツ、靴下、雨具・レインウェア、トレイルランニング用シューズ、ザック、防水スタッフバック、スパッツ、ゲイター、水筒・テルモス、ヘッドライト(+予備電池)、傘、タオル、防寒着、帽子、グローブ、手袋、軍手、サングラス、着替え、地図(地形図・ルート図)、コンパス、メモ帳・筆記用具、腕時計、カメラ、登山計画書(控え)、ナイフ、修理用具、健康保険証、ホイッスル、ファーストエイド・医療品、虫除け・防虫薬品類、ロールペーパー、行動食、テーピングテープ
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  • ぼっけもん さん
    ガバオさん、こんにちは!

    日川尾根にいれましたか!大菩薩周辺で唯一未踏の尾根になっていて、ポッケに入れたまま福岡に来てしまいました。あまり眺望がないと思っていて後回しにしていたのですが、源次郎岳への下りのピークからの富士の眺めは、なかなかのものですね。冬枯れの季節だからでしょうか、尾根道も気持ちがよさそうです。あぁ~、うらやましい。しっかりポッケに入れさせていただきました!

      ぼっけもん拝

    PS ところで、気になってスマホを確認してみなしたが、セピアモードはなかったです。ひょっとして、師匠のスマホはかなりのレアモノとか!

  • すてぱん さん
    ガバオさん、こんにちは

    同じ上日川峠から、こんなところにも登れるのですね。この辺りは、小金沢連嶺も手付かずでたくさんいいところがありそうです。鮮やかな富士山の写真に一票です!

    なかなか実行に移せませんが、いつかは多摩川源流域の分水嶺を一通り歩いてみたいと思っています!

  • ガバオ さん
    ぼっけもんさん、こんにちは!

    ハイ、ぼっけもんさんの留守中に先を越してしまうのはいささか気が引けましたが、辛抱堪らずに歩いちゃいました~。結果はレコの通りで、しっかりツボに嵌ってしまいました!

    驚いたのは山と高原地図で、下山してから気になって本屋で2019年度版を立読み(?)したら、
    手持ちの2016年版には無かったルートがしっかり記載されていました。来年、2020年版が出たら4年ぶりに新調しようと思います。(笑)

    PS. スマホのカメラですが、セピアモードとは書いていなくて「フィルター」となってました。昨今話題の中国ブランドですが、カメラ設計は全て日本の技術なんですよね。

  • ガバオ さん
    すてぱんさん、こんにちは!

    富士山への一票、有難うございます。
    大菩薩山系でのお気に入りと言えば牛ノ寝でしたが、こちらの日川尾根も引けを取りません!
    富士山の眺望がある分、私の中では日川尾根が半歩リードです。

    対面の小金沢連嶺も良いですが、マイナーの静かさと広葉樹林の比較では、断然日川尾根です。
    いつか是非お試しください!

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