行程・コース
天候
晴れ、積雪2~3㎝
利用した登山口
登山口へのアクセス
バス
その他:
往路:栄和交通バス/甲斐大和(臨時7:45)-小屋平(8:45) (970円)
帰路:富士急山梨バス/小菅の湯(15:22)-上野原(16:44) (1180円)
この登山記録の行程
石丸峠入口(08:50)・・・石丸峠(09:40)[休憩 15分]・・・榧ノ尾山(10:45)・・・大ダワ(11:45)[休憩 10分]・・・多摩源流・小菅の湯(13:00)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
紅葉のシーズンは過ぎたが、前から牛の寝通りを歩こうと決めていたところ、山行の前日(11/29)、自宅から丹沢の初冠雪が見えたので、調べると大菩薩でも雪の情報があった。ロッジ長兵衛さんのツイッターでは、お守りに軽アイゼンを、ということなので、しっかりした靴ならアイゼン無しでも大丈夫とみて山行決定。
朝5:30に自宅を出る。シーズン最終盤の土曜日ということで、甲斐大和駅から臨時便のバスが出て、7:45頃出発。途中、凍結した路面も出てきて、難儀しているマイカーもあった。
8:45小屋平(石丸峠入口)着。積雪は2㎝程度、凍結はしていないので、軽アイゼンをつけずに歩き始める。融ける前のサクサクした状態の雪道を石丸峠に向かって登る。手袋をしていても手が冷たいが、空は青くクリスピーな空気が気持ち良い。時折、木の枝に積もった雪が風に舞ってキラキラ輝く。標高を上げても積雪は増えないので、そのままズンズンと登る。石丸峠手前の笹原に出たところで、冠雪した富士山と南アルプスが一望できた。
9:40石丸峠。富士山と白峰三山の写真を撮ってから、小金沢山の方へ少し歩いて牛の寝通りの分岐。東斜面の方が若干雪が多そう(それでも3㎝位)なので、ショートスパッツを装着、凍結はしていないので相変わらずアイゼン無しで牛の寝に向かって下り始める。所々、木の根が濡れて滑りやすかったが、雪の上に足跡を付けながら歩くのが楽しい。峠から雪が積もった急坂を一気に下って、傾斜が緩やかになると榧ノ尾山(10:45)。雪も徐々に減ってきた。
さらに傾斜が緩くなり、尾根が広くなると牛の寝(11:15)。うっすらではあるがまだ雪が残っていて座れるところがないので、陽だまりを見つけて立ったまま休憩をとる。半月ほど早ければ見事な紅葉が見られただろう、ブナやクヌギ、クリなどの樹々がすっかり葉を落とし、青空をバックにすっくと立っている姿が力強い。気持ちの良い広い尾根道をさらに進む。新しい落ち葉に窪みが覆われ、先行者の踏み跡が無ければ道がわかりにくいところもあったが、陽だまりを縫って爽快に歩く。
尾根が狭くなり、少し下ると棚倉(大ダワ)(11:55)。雪はもうほとんどない。ここから大マテイ山を巻いて下る細い道に入る。山の陰で急に寒く感じたので、どんどん下る。急に明るく広い尾根に出ると、思わず駆け出したくなるモロクボ平。その先は杉林の中の急坂になり、これを一気に下ってモーター音が聞こえてくると山道もそろそろ終点。川沿いに出て橋を渡り、畑や民家の間を『小菅の湯』の標識に従って歩けば、無事に小菅の湯に到着した(13:00)。
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