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大小山 大坊山 妙義山 山川長林寺 2019

大小山 大坊山 妙義山 山川長林寺( 関東)

パーティ: 1人 (はにわ さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー

この登山記録の行程

山川長林寺10:50---見晴台11:45(休憩5分)---大坊山分岐12:25(休憩10分)---番屋13:00(休憩30分)---越床峠13:40---妙義山14:40(休憩20分)---やまゆり学園登山口15:43---山川長林寺16:30

コース

総距離
約11.1km
累積標高差
上り約697m
下り約698m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

えい!とひっつき虫を投げる小学生。
通学路の農道にはたくさんのひっつき虫が生えている。
朝から男の子も女の子も面白がって相手に投げつけている。
くっつく草はなんでもひっつき虫と呼んでいたが今更ながら調べてみるといろいろあるみたい。
見たことあるのはセンダングサ、ササグサ、ミズヒキ、オナモミ、ヌスビトハギ。。。。。
ただ通学路は黄色い花のセンダングサ(アメリカのほう)ばっかり。
草ぼうぼうの自宅の周辺も最強のアイツが見当たらない。
仕方がないので少し離れた土手沿いを探す。
すると、あった、あった、オオオナモミ。
でもセンダングサに囲まれ少数派。
昔は結構何処にでも生えていた気がするけどなあ。
翌朝、これを持って小学生の列に参戦。
とげとげを見て女の子は痛そうと触らないが男の子は興味津々。
遊んだ後は来年生えるといいなと田んぼの畔に飛ばす。
でも、、、たぶん、、、ちょっとぐらいじゃセンダングサに負けちゃうだろうなあ~。


自宅の玄関先からは建物と雑木林の僅かな隙間から真っ白い富士山が見えていた。
久しぶりの平日休み。
天気も良いしこの時間からだから足利の大小山でも登ってお昼にしようかな。
と今日は街のパン屋さんに寄ってみる。
サンドイッチにメンチパン、唐揚げパン、これぐらいで良いかな。
車を運転しながらそう言えば前に大小山と大坊山をヤマケイに載せたとき画像ってUPしなかったんだよな。
それじゃ頑張って今日は歩いたことがない山川長林寺の登山口から歩いてみようかな。
1時間ほどで長林寺に到着。
山門から参道はモミジもイチョウも葉を落とし赤と黄色の絨毯が出来ていた。
池の周りには露店のコーヒー屋さんも出ていて平日だけど常連さんがおしゃべりと日向ぼっこに夢中。
毛野大坊山ハイキングコースはお寺の裏山からスタート。
15分も歩けば展望が開け、白い祠のある浅間山頂。
ここから少し下って一旦車道に出て右に横断すると広い林道になる。
林道はモミジが植えられているがまだ青い葉が多い。
この辺はカシの木も多く強風が吹くと頭上からパタパタとどんぐりが落ちてきた。
少し行くと樹林帯から展望のある尾根が始まるが足元は岩場が増えてくる。
下を見ながら登っていると葉っぱの布団に包まってじっとしているカマキリ発見。
今日は12月としては暖かい日になったので日向ぼっこに出てきたのかな。
とは言え可哀そうだけど越冬は出来ないのでよく生き残ったほうだよね。
大きな岩場を乗り越えると11時45分見晴台に到着。
足利の街に大坊山、関東平野が一望。
紅葉の時期は写真を撮りに良く来るよと言う伊勢崎から来た男性と暫し談話。
たしかにこの辺は杉林がなく落葉樹と常葉樹に囲まれているのでオレンジの紅葉が山全体を包んでいる。
モミジなどの赤の木も綺麗だけどクヌギやコナラも<ONE TEAM>になれば見応え十分。
さてこの先は尾根を歩くが小さな岩場のアップダウンが幾つも待っている。
大坊山の分岐のつつじ山まで来ると北側の足尾の山並みや皇海山、日光連山、赤城山も良く見えた。
遠くには秩父と多摩の稜線に真っ白な富士山。
西に目をやると榛名山や浅間山、八ヶ岳も。
暖かい日が続くからまだ雪が目視できるのは富士山ぐらいかな。
日光白根山は雲で見えなったのでその先の上越の山々は雪になっているかもね。
目の前の大坊山は展望がないので今日はパス。
尾根を進むと下に足利鉱山が見える断崖に。
なぜかフライパンが木にぶら下がっているのでカンカンカンと叩いてみる。
この先落ち葉の積もった滑りやすい急坂を下ると13時に番屋に到着。
休憩所やカエル神社、少し下に降りたところには簡易トイレもある。
番屋は以前開店していた時に聞いた話では週末だけと言っていたので今日はお休み。
コーヒー100円、甘酒150円、ビール200円とか書いてあるから週末は賑わうのかな。
この上の手作りスカイデッキで昼食タイム。
青空に飛行機の風見鶏がくるくる回るのを見ながら買ってきたパンを頬張る。
そして一休みしたら妙義山に向けて出発。
越床峠までは滑りやすい道なので気を付けて。
峠を越えてからも岩場の小ピークを幾つも越える。
遠くの尾根から見ると大したことないように見えるが実際歩くとキツイキツイ。
太陽もだいぶ傾いた14時半過ぎ妙義山到着。
山頂からは360度の大展望。
今日は都内のビルやスカイツリーまで肉眼でも良く見えていた。
同着で反対のコースから上がってきた茨城県から来たという男性としばらく山の話をする。
指差した筑波山には年に30回は登るそうだがその下の宝篋山も近年人気の山で平日でも駐車場に止められない日もあると言うが見晴らしがすごく良いのでこれからの時期がおすすめみたいだ。
休憩後は山頂直下の脆い岩場に気を付けて大小山へ下るがこの時間からでも何人か登ってくる人がいる。
阿夫利神社からだと1時間ぐらいだから散歩がてらに毎日登っている人も多いんだろうな。
そして夕日に向かってやまゆり学園登山口へ。
ここからは舗装路を茅場のススキを眺めたり赤帽子の六地蔵を横目にひたすら長林寺まで歩く。
16時半漸く駐車場に着く頃にはすっかり境内は薄暗くなっていた。

帰り道、広い田んぼの中を夕闇に明かりをつけた東武線の車両がガタンゴトンと走りすぎていく。
夕焼けに染まるオレンジの山並み。
すっかり暗くなっちゃたなあ。
今が一年で一番日が短い時期だね。


気軽に登れる足利の裏山。
足利観光協会ではハイキングマップもダウンロードできるし他の山もお勧めですよ。
https://www.ashikaga-kankou.jp/

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