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日和田山・物見山~田部井淳子さんの記念碑に拝礼し、フユザクラ・ヤマツツジ、眺望を楽しむ~

日和田山・物見山( 関東)

パーティ: 2人 (モーちゃん さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

晴れ時々曇り。気温高麗駅7時32分2℃、13時54分16℃。弱風。

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 西武池袋線高麗駅南口にある駐車場を目指す(無人・500円)。下山した東吾野駅から乗車し高麗駅に戻る(日中は1時間に2本程度)。

この登山記録の行程

自宅6:35⇒7:32駐車場7:50・・・7:51高麗駅トイレ7:57・・・8:14記念碑8:17・・・8:18日和田山登山口8:19・・・見晴らしの丘・・・9:00二ノ鳥居・金刀比羅神社9:09・・・9:11展望所9:14・・・9:18日和田山頂9:28・・・高指山・・・10:00トイレ・ふじみや(おやつ)10:20・・・10:38物見山頂10:42・・・11:14北向地蔵11:18・・・12:04ユガテ(昼食・トイレ)12:40・・・飛脚道・・・13:20福徳寺・トイレ13:25・・・13:35東吾野駅13:43⇒13:53高麗駅・・・13:54駐車場⇒14:45自宅。

コース

総距離
約9.4km
累積標高差
上り約558m
下り約532m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 登山家田部井淳子さんの記念碑が落成(2019年11月30日)したことをニュースで知り、日和田山へ出かけてみました。記念碑は、日和田山登山口の約50m手前の有料駐車場(300円)の一角にありました。田部井さんは、川越市の自宅から日和田山へ何度も足を運び、中腹にある男岩・女岩等をゲレンデとしてロッククライミングのトレーニングをしたそうです。ほんとうに「日和田山からエベレストまで」を実現させたのですね。病気の時もリハビリのために度々日和田山を訪れたそうです。高麗の里を愛されていたそうです。※ニュースを読むには「登山家田部井淳子記念碑」と入力して検索します。

 日和田山は、紅葉と黄葉が真っ盛りでしたが、花もこの時期に咲いていて、びっくりしました。登山口から約2分歩いた登山道の右側(浄水場)には、フユザクラが3本とも真っ白な花を付けていました。また、男坂・女坂の分岐から男坂方面に進むと赤橙色のヤマツツジが咲いていました。見晴らしの丘にも数本咲いていました。男坂は岩場が多いですが、三点確保を心がければ難しくはないです。上りは、小学校3・4年生の遠足コースでもあります。ただし、下りは危険性がありますので、慣れていない場合は、女坂を利用した方が安全です。
 金刀比羅神社前の二ノ鳥居近くには、眺望が広がっていました。南方には、真っ白な富士山が見えました。奥多摩の山々の後ろに顔をのぞかせていました。奥多摩の山々は、主に御岳・大岳・三頭山です。丹沢は逆光ですが、山座同定をすることができました。東方には、新宿の高層ビル街や東京スカイツリーも目視することができました。
 金刀比羅神社のすぐ先には、展望が良い場所がありました。富士山や奥多摩・奥武蔵の山々が見えました。日和田山頂からは、東方の眺望が良かったです。目を凝らすと筑波山が見えました。
 高指山頂方面は、工事により通行止めとなっていました。公衆トイレに寄りふじみや(自販機有)の前のベンチで休憩しました。生垣には、赤いサザンカが咲いていました。物見山は、東南が開けていますが、霞んでいて見えませんでした(物見山頂は約70m東方にあり、三角点有り。周囲は樹木で囲まれていて眺望は無)。ヤブコウジが真っ赤な実をつけていました。
 北向地蔵を経て、ユガテへ向かいました。アップダウンが大変多い道で、水が流れている沢を2本渡ります。シダ類が青々していました。またススキが残っていました。ユガテには、家が3軒あり、野菜作りをしています。まるで桃源郷のようです。無人スタンドでユズを購入しようとしたのですが、まだ販売されていませんでした。ベンチには、先客が12名もいて、にぎやかなので、その先の木陰で昼食にしました。保温水筒を使って、コーヒーを飲みました。
 下山は、飛脚道を選択しました。尾根道が多く、アップダウンが激しかったです。少しだけ巻道を利用しました。吾那神社分岐から福徳寺までは急坂があり、粘土質のため大変滑りやすかったです。ダブルストックを活用しました。
 登山道は、全体を通して、台風による洗堀が何か所もありましたが、危険性はほとんどなかったです。標識が多いので、道迷いの心配はないです。携帯は、ほとんどの場所で受信できるようです。

 本日は総距離9.4㎞、累積標高差は上り558m、下りは532m。歩数は約2万歩を数えました。私は、アレルギー性鼻炎が11月13日から悪化していて、一向に改善しないので、鼻や咽喉を冷気から守るためにマスクをかけました。また、首を冷やさないようにスキー用のネックウォーマーを巻いて歩きました。呼吸がしずらいので、上りはペースをかなり落とし、ゆっくりと歩きました。その対策が功を奏して、鼻や咽喉等の違和感がなくなり、咳も収まり、楽しい登山ができました。 
◎本コースは大変トイレが多い ①高麗駅 ②日和田山登山口 ③ふじみやの手前 ④ユガテ ⑤福徳寺 ⑥東吾野駅※水洗トイレは①③⑤⑥。

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フォトギャラリー:37枚

高麗駅南口の様子。高麗は、朝鮮半島からの帰化人(主に亡命高句麗人)が住み着いた土地の名前。

高麗駅から鹿台橋を渡って高麗本郷を左折。田部井さんの記念碑は、日和田山登山口の約50m手前の有料駐車場の一角にある。

新しく建てられた記念碑は幅約1.3m高さ約1m。エベレストをモチーフにした山型。2019年11月20日落成式。「登山家田部井淳子記念碑」と入力すると新聞記事有り。

お顔と感謝文。「日和田山からエベレストまで」と書いてある。田部井さんは、日和田山中腹にある岩場(男岩・女岩)でトレーニングを重ねたそうだ。晩年はリハビリのために訪れたそうだ。

日和田山登山口の様子。奥にトイレ有。

登山口から約2分、右側の浄水場側に白い花が咲いていた。

近づいて見ると冬桜だ。3本とも咲いている。

花をズーム。

冬桜と紅葉。

冬桜の根元は草紅葉。

男坂女坂の分岐から男坂方面へ進むと・・・。

赤い花はヤマツツジだ。

見晴らしに到着。この西側にロッククライミングができる男岩・女岩(高さ10m程)がある。数年前死亡事故有。

金比羅神社前の二ノ鳥居からは、南側の眺望が大変良い。富士山と大岳・三頭山。

雪化粧した富士山だ。

富士山をズーム。

もう一枚。

巾着田だ。曼珠沙華で有名だ(開花は9月中~下旬)。しかし、台風による洪水により自生地は土砂にうずまれているそうだ。来年早々に復旧作業が始まるそうだ。

ドウダンツツジの葉がきれいだ。

金刀比羅神社から2分で展望所に到着。西側の眺望が楽しめる。奥多摩や奥武蔵の山々。

日和田山頂に到着。

東側の眺望が楽しめる。

筑波山だ。

筑波山をズーム。

ミズナラの黄葉かな。

高指山方面へ向かうとここにもヤマツツジ。

モミジもきれいだ。

ミズナラの黄葉かな。

ズーム。

ふじみや(自販機有)近くからの富士山。

物見山。三角点は北東へ約70m先にあるが眺望は無い。

きれいな紅葉だ。

ヤブコウジの実。

シダ類は葉がきれいだ。

ズーム。

ススキがまだ残っている。

ユガテ。ほんとうに桃源郷のようだ。飛脚道を歩き福徳寺を経て東吾野駅へ向かう。所要時間は約1時間。

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装備・携行品

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登った山

日和田山

日和田山

305m

物見山

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375m

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