行程・コース
天候
晴れのち曇り
登山口へのアクセス
電車
その他:
JR青梅線の川井駅を下車し、鉄橋の下をくぐります。目の前の橋を渡ったすぐ左の橋げた階段を降りたところにあります
この登山記録の行程
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
月を跨いで一泊二日、奥多摩に行ってきたので、その時の記録を記載したいと思います。
登山ではなく、数か月前に購入したツエルトの練習の為、キャンプ場へ行ってきました。
なので自宅出発は10:00頃でした。
最初は奥多摩駅前の氷川キャンプ場を狙っていましたが、行ってみるとまさかの満杯。急遽、スマホで代替地を検索すると、川井の方に候補地が出ました。まず電話で確認してみるとテントサイトは空きがあるとのこと。
なのですぐさま電車で戻りました。ギリギリ受付に間に合って、無事テントサイトに到着できました。
行ってみると、多種多様なテントで賑わっていました。薪を使って焚火しているのを見ると楽しそうだと思いました。私はエリアの端っこで目立たないようにツエルトを貼りました。正直事前練習は充分に出来なかったですが、最初にしてはまあいいかなくらいには出来ました。ポールと張り縄で出来ました。
まだ満足に装備を揃えられてないことと、知識的にも充分でない状態なので、それによって何が不足しているかを勉強することも覚悟の上でのツエルト泊でしたが、ものの見事に修行の様相を呈してきました。
以下、それについて述べます。
テントで使われるようなマットやグランドシートを持っていないので、敷物はレジャーシートで代用しました。そして設営場所が河原なので、石がごろごろしていて、横になった時に背中のあちこちにあたるので、満足な姿勢をとるのが大変でした。
あと日が暮れる前に夕飯を済ませると、そのあとすぐに周囲は真っ暗になりました。とりあえず横になりながら、暇つぶしに持ってきたラジオをかけます。
夜も8時を迎える頃になると本格的に空気が冷たくなってきました。厚着しているにもかかわらず、身体が冷えていくのを実感します。
この段階で、今夜は寝る姿勢と寒さとの長い戦いになることを悟りました。持ってきた衣類すべてを着込み、寝袋にくるまります。目をつむって力を抜いても、中々寝付けないです。更に油断していると、寒さで手足が勝手に震えだします。
なのでラジオに意識を向けつつ、ふと目が閉じて20-30分寝落ちしてまた目を覚ます、でまたラジオ聞きながら落ちるのをまつ...ということを夜の8時から夜中の3時まで繰り返すという、、、言葉にするとまるで拷問のようなツエルト泊シミュレーションとなりました。
はじめて尽くしで、ある程度不自由を承知の上でのことでしたが、実際にやっている中で具体的なテーマが出てきました。その晩は特に「寒さを一晩凌ぎ切る」ということが焦点でした。加えてツエルトの内外に結露で水滴がつきまくっているのを目にすると自分でも笑えてきました。
明朝は始発の5時過ぎの電車で戻ることに決めていたので、逆算して3時までは頑張ることに決めました。で、実際にその時間まで無事に耐えきり、何とも言えないやり切った感がありました。
そのあとはのんびり、周りの迷惑にならないように片付けをし、お湯を沸かしてカップ麺を作り朝食にしました。のこった水も全てお湯にして飲んで、身体を温めました。ツエルトを丸めてしまおうとするとき、ついていた水滴がさらに冷やされて氷になっていました。速攻で手がかじかんできました。
なんだかんだしているとすぐに4時を過ぎたので、あとは最後にお手洗いを済ませてテントサイトを後にしました。最寄り駅までは20分とかからなかったので、始発がくるまでの間は構内の待合室で風よけをしていました。
電車がやってきて早速乗車すると、車内の暖房が最高に気持ちよくてうたた寝しました。
準備不足でハードな一夜になりましたが、今後、いつかは寒さに慣れないとと思っていたところなので、その意味ではいいシミュレーションが出来たかなと思いました。
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