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行程・コース

天候

曇り後小雨

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 奥越高原青少年自然の家前駐車場

この登山記録の行程

6:50青少年自然の家-(10分休憩)-9:40保月山-12:51中岳-(10分休憩)-15:45経ヶ岳16:20-(10分休憩)-19:00中岳-(10分休憩)-21:14保月山-23:24青少年自然の家

コース

総距離
約10.1km
累積標高差
上り約1,249m
下り約1,249m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

今回は、日本三百名山、越前経ヶ岳で山スキーしてきた。
この週は、北日本で寒波が訪れ、福井あたりで雪雲のいい流れがあった。
そこで、福井の日本百名山で登っていない越前経ヶ岳と越美山地・冠山を選択してみた。
最初に、六呂師スキー場から登れそうな越前経ヶ岳に登ることにした。
現地に行ってみると、六呂師スキー場は滑走できるような積雪がなかったので、奥越高原青少年自然の家からスタートすることにした。
東京からの長い運転でスッキリしない中でのスタートだったが、少し標高を上げると積雪が急激に増え、テンションが上がった。
樹木に樹氷ができていてとてもキレイだった。
積雪は、標高1000mから上で、50~120cmあった。
登山道はシールで登れるところは少なく、急傾斜のところが多かった。
急傾斜のところは雪が吹き溜まっていることが多く、モンキーラッセルで雪をかき分けてツボ足で登った。
通常の登山タイムの約2倍かかっていたが、今回のコースはそれほど長い距離ではなく、暗くなってもトレースで遭難する可能性は低いと判断し、経ヶ岳山頂まで登ることにした。
登山道上部は、笹原が多くなり見晴らしがよくなるが、アップダウンが多い地形となった。
雪の上には、登山道に沿ってウサギの足跡がずっと続いていた。
中岳の経ヶ岳側の下りで1本滑走した。
中岳を過ぎてから経ヶ岳への登りのラッセルがとてもキツかった。
急登部ではたった100m進むのに20分くらいかかった。
大量の汗をかいてウェアの中はベトベトだったが、ウェアの表面は寒さで凍っていて、低体温になることはなかった。
インナーブーツの中は、汗に加え、雪解けの水も合流して、水没したような状態になった。
経ヶ岳頂上に着くまで9時間超かかった。
経ヶ岳頂上からの眺めはとてもよく、夕焼けに染まる大野盆地、白山の眺めはとても素晴らしかった。
その後、夕焼けの中、経ヶ岳頂上から登山道に沿って滑走した。
一見滑りやすそうな新雪の笹原は、根雪のない状態で新雪が積もっていたので、雪の下は空洞となっており、空洞にハマると脱出が困難だった。
経ヶ岳と中岳のコルから、シール又はラッセルで進み、暗くなっていたので滑走は控えた。
下りのほとんどはツボ足ラッセルだった。
23時過ぎの下山となった。
下山時は疲労感よりも達成感の方が大きかった。
次の日は冠山を予定していたが、ベトベトのウェアとブーツを着て山に登る気にはなれず、家に帰ることにした。
九頭竜湖駅の駐車場で車中泊し、平湯から笠ヶ岳を眺めて、家に帰った。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 登山靴 バックパック
スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル グローブ
サングラス 腕時計 カメラ 非常食 行動食 GPS機器
アウターウェア バラクラバ オーバーグローブ アイゼン ヘルメット
【その他】 スキー 兼用靴 ウィペット シール

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登った山

経ヶ岳

経ヶ岳

1,625m

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