県民の森入り口・二俣駐車場に駐車してから出発。林道を1本間違えて左折。15分ほど登ってから間違いに気づく。慌てて戻る。結果、後沢乗越到着が11時半と出遅れたため、早々に計画を変更し、鍋割のあと、塔ノ岳にはいかず、小丸尾根を降りることに。コースは全体的にシカの食害がひどいため、見通しが良くなっている。晴れていて、稜線からの眺めは絶景。真鶴方面がキラキラ光っていた。富士山も見事。江の島方面、三浦半島も見える。金時山も。稜線沿いはクロマツが多い。山頂界隈からブナが目立つように。経過変更に油断し、山頂に75分も滞在！小丸の先の分岐、遭難多しの看板。分岐点は絶景。大山もよく見える。下山開始が15時。冬至まであと1週間なのにやばい！が、メンバーの中には山に慣れていない人もいるので、ここは、ゆっくり下山。中盤から下は林野庁が（多分）設置してくれている簡易な道標矢印（パウチしてあるものがトラロープにぶら下げてある）がすごく心強かった。
地図でイメージしているより、この尾根はとにかく長い。途中ゆるやかになり、おっとそろそろかなと思った後も長い。一度短く登る。この後がまた、長い。下りの尾根はアカマツも多かった。
最期の20分くらいは目を凝らして降りる感じに。なんと、ヘッドライトの電池も切れている、まずい！林道に出ると日はとっぷりと暮れていた。怪しい感じに男性が一人、林道に車をとめてドリルで岩を削っていた。この音、下り中にも響いていて、てっきり工事か何かだと思ったら個人が一人で岩を削っている。ちょっと怖い。真っ暗な中、ひたすら林道を駐車場に戻る。満車状態だった駐車場はもちろん1台しか残っていなかった。
反省の多い、そして学ぶことの多い、でもサイコーに楽しい山行でした。