行程・コース
天候
晴れ後曇り
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
自宅から登山口まではマイカー移動です。県立秦野戸川公園の大倉駐車場を利用しようと思っていましたが、営業時間が朝8時からでしたので、すぐ隣の山荘駐車時用に停めさせていただきました。駐車料金は一日500円です。
この登山記録の行程
大倉(07:44)・・・1:12・・・新茅山荘(08:56)[0:00]・・・0:26・・・夏期駐在所(09:32)[0:10]・・・1:50・・・茅場平(11:22)[0:00]・・・0:42・・・花立山荘(12:31)[0:27]・・・0:25・・・金冷シ(12:56)[0:00]・・・0:23・・・塔ノ岳(13:57)[0:38]・・・0:14・・・金冷シ(14:11)[0:00]・・・0:18・・・花立山荘(14:30)[0:01]・・・0:23・・・茅場平(14:53)[0:00]・・・0:19・・・小草平(15:24)[0:12]・・・0:21・・・駒止茶屋(15:45)[0:00]・・・0:36・・・雑事場ノ平(16:21)[0:00]・・・0:21・・・観音茶屋(16:45)[0:03]・・・0:29・・・大倉(17:14)
※ 日出時刻:6:48、日没時刻:16:42
※コース定数:37(行動時間:8.0h)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
2019年の山納めは丹沢方面となりました。コース定数としては1泊するのが理想の行程ですが、出発を早めて日帰りとしました。水無川沿いに戸沢まで進み、天神尾根を経て大倉尾根に合流し、塔ノ岳山頂を目指すコースです。山頂からは大倉尾根を登山口まで下ります。事前の山頂情報によると前々日に降った雪が解けて一部凍結区間ありとのことでしたので、予備で軽アイゼンを携行しました。登山道の様子はこのあとの写真で紹介します。
撮影機材:Nikon D850+28mm f1.4E
フォトギャラリー:52枚
登山口バス停前の休憩所です。こちらの登山ポストに計画書を投函してから出発です。標高287mからのスタートとなります。
多くの方が大倉方面に向かいますが、私の場合は水無川沿いに天神尾根方面に向かうので、まずは風の吊り橋を渡ります。
最初は舗装された林道を進みます。
快適な朝日を浴びなら、落ち葉で縁取られた林道を少しずつ山奥に入って行きます。
林道は、いつしか未舗装路に変わります。
烏尾尾根方面への分岐点です。今回はこちらへは向かわず、写真左手の天神尾根方面へと進みます。
分岐点すぐのところにある新茅山荘です。こちらは閉鎖中でした。
続いて20分少々で作治小屋に到着します。こちらも閉鎖中です。
戸沢山荘前の分岐を右前方へ進んで行きます。
戸沢夏期駐在所先の沢を渡ります。その先の広場に何台か駐車している車があります。
この沢を渡ります。結構な勢いで水が流れていますが、浅いので登山靴なら問題なく歩いて渡れます。
もう一つ沢を渡りますが、こちらは小さな橋がかかっています。
いよいよ天神尾根へと入って行きます。ここから大倉尾根との合流地点まで約1時間、標高差500m程度を一気に登ります。
いきなり急こう配です。
大小の石がゴロゴロしていて歩きにくいですが、鎖やロープが必要というほどではありません。
場所によっては丸太で階段が整備されていたりします。
茅場平というところで大倉尾根のコースと合流します。大倉登山口から塔ノ岳方面へ向かうメジャーなルートなので、ここからは多くの登山者が行き交います。
歩きやすそうな木道に見えますが、板の間隔が微妙で、ちょっと歩きにくいです。このルートは登山者が多いので、登山道を浸食から保護するためだと思います。なるべく木道の方を歩きたいものです。
このようなタイプの階段は登りやすい方です。
まだまだ階段が続きます。ひたすら続く木道と階段は大倉尾根の名物だそうです。少し曇ってきましたが、歩いている間は運動量が激しくて暑いので、日差しが無い方が助かります。
そして花立山荘に到着しました。こちらで昼食休憩とします。歩いているときは汗が出るほど暑いのですが、休憩に入ると手が冷たくなるほど気温が低いのです。保温水筒に入れてきた熱いお茶がありがたいです。
ここから塔ノ岳山頂まで1時間ほどかけて登って行きます。登山道脇に所々雪が残っています。
天神尾根ほどではないですが、かなりの急坂です。
このような平坦な部分も一部あります。
鍋割山など別方面からのルートが合流する金冷シという分岐点です。塔ノ岳山頂までのちょうど中間地点となります。
溶けずに残っている雪の量が増えてきました。
これぐらいの雪の感じなら軽アイゼンよりもチェーンスパイクの方がよいでしょう。
山頂へ向かう最後の階段になります。
ようやく到着しました。久しぶりなので懐かしいです。雰囲気は以前と変わりません。
遠くの海岸線は江の島や三浦半島方面です。
こちらは東京方面の眺望です。
山頂エリアが広いのですが、この位置が塔ノ岳山頂(1491m)です。ここには尊仏山荘という通年で宿泊できる山小屋があります。天気が良ければ、夜には東京、横浜方面の夜景、翌日は朝日に染まる富士山を見ることができます。
午後から少し曇ってきたのであきらめていましたが、一瞬だけ富士山の山頂が見えました。
あまりに眺望がよくて、ついつい長居してしまいましたが、そろそろ下山します。こちらの景色は小田原方面になります。
金冷シの分岐点。下りの方がちょっと怖い感じがします。こんな状況ではトレッキングポールが活躍します。
このタイプの木道も歩きにくいです。
この時間から登ってくるということは、おそらく山小屋に宿泊される方たちだと思われます。
花立山荘のところまで下りてきました。この付近は標高1300m程度ですが、まだ両脇に雪が残っています。
階段状によく整備されているので歩きやすいのですが、区間が長いので膝を痛めないようトレッキングポールの活用がお勧めです。
木道区間が続きます。
天神尾根への分岐となる茅場平です。ここからは大倉尾根を下りルートに利用します。
20分少々で小草平付近に到着です。
堀山の家という山小屋があります。
木道に比べれば遥かに歩きやすい形状です。
登山者の動向を把握するために神奈川県が設置したセンサー。ここ大倉尾根や丹沢の表尾根、大山など近年登山者が増えて少々オーバーユースらしいです。
閉鎖していましたが駒止茶屋です。
一本松というところを通過します。時刻は16時になりました。あと1時間もしないうちに日没となります。
見晴茶屋です。文字通り小屋前テラスからの見晴らしはよさそうですが、あまりゆっくりしていられません。
雑事場ノ平という分岐点です。直進は少々遠回りですが、コースタイムはどちらも同じ10分程度でこの先の観音茶屋で合流します。今回は左手のコースを進みます。
杉林に入ると辺りはかなり暗くなってきました。
観音茶屋です。念のためヘッドランプを装着しました。
日没後の薄明かりで歩行可能でしたが、安全のため途中からヘッドランプを使いました。写真は一般道へ出た後の様子ですが、かなり明るく安心感がありました。
この後、10分程度で無事駐車場まで到着しました。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 | ホイッスル |
医療品 | 虫除け | 非常食 | 行動食 | 軽アイゼン | トレッキングポール |
GPS機器 |
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