大渕登山口から前原山まで落ち葉が深く、道がわかりにくい所があるが、ピンクテープを見つけながら行けば問題ない。前原山から天狗山まで、固定ロープがある急登や２，３ｍの鎖場が何度も出てくるが、ゆっくり行けば問題ない。家族連れや年配の団体が多く、にぎやかな山である。
　樹林帯の中を歩くので、風が強い日でもなんとかなった。展望は、木の間ごしに町や両神山・二子山などが見える程度である。男体拝という場所は、男体山が見えるのかもしれないが、この日は見えなかった。
　大前の集落に出たあとまた山道に戻る所は、地主や観光協会の案内板があるが、ややわかりにくい。山頂から下り、案内に従い90度右に折れ、家と家の間の舗装路を10ｍ行くと、また案内板があり、杉の人工林の中の山道に出る。この家と家の間の道が、通ってよいものか迷い自信がなくなる箇所である。
　華厳の滝には、駐車場があり、見学者が多い。トイレあり。滝に隣接して茶屋があり、アイス・コーヒー・麺類を販売している。茶屋に長居させてもらったが、バスの時刻までかなり時間をもてあました。華厳の滝に案内があり、日野沢３滝めぐりをしようと思って上空滝まで行ったが、疲れていて不動滝は断念した。
　逆コースを検討していたが、その方が良かったかもしれない。朝一番の8:45皆野駅発バスで華厳の滝に行ってから破風山に登り、皆野駅に降りた方が時間のロスが少なかっただろう。登り始めの標高は、華厳の滝が287m大渕が172mである。
　皆野町役場産業観光課発行「皆野アルプス破風山登山マップ」をプリントアウトして持っていくとよい。