このルートは蓼科山の三つあるルートの中では距離・標高差とも一番きついルートです。長い斜面が三つあり、最後のほうほど長くきつくなります。これは最初の斜面。

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最初の斜面を登りきると森の中の緩斜面になり、ほどなくこの二番目の斜面。すでに積雪がしっかりしています。

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それを登り切ると、また緩斜面になり、ときおり視界も開けます。

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それをすぎると最後の斜面。斜度はいちだんときつくなり、距離も長くなります。私はここでアイゼンを履きました。前爪のあるものですが、軽アイゼンでも大丈夫。チェーンスパイクのまま山頂まで登っている人もいました。

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やがて樹氷が現れます。天気が良いと青空とのコントラストがとても綺麗です。でもこれはこれでキレイ。

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樹氷の回廊がしばらく続きます。とても美しいです。森の中は風はまったく気になりませんが、この辺りから激しい風の音が聞こえてきます。

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やがて上方に白い岩場が見えてくると森林限界。この日は空が白かったので岩場はわかりませんでした。森林限界から下を臨むと、結構急斜面。激しい風が吹きつけてきました。

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岩場になると、山頂まであっという間、と感じますが、まだ標高差は80mあるんですね。冬の間ここらでは常に強風が吹き荒れていますが、この日もそうでした。こちら側の斜面は特に風が強い。

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視界が無いと、神秘的な雰囲気も感じられます。風で顔が痛い。

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蓼科山頂はとても広く、その一番高いところにこの山頂標識があります。ほぼ常に人がいました。

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山頂の中央にある蓼科神社奥宮の鳥居と祠。時折一瞬ですが太陽が射しこみます。ここで初詣。

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ほとんどはこんな状態。山頂標識からここがまったく見えなくなることもありました。

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七合目登山口からのルートの終点にある標識。これからどんどん埋没していきます。

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その前にある小屋。冬の間、ここは山頂で食事を摂る人がいつでもいます。

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途中の森の中には、2020をお祝いする落書き(?)がたくさんありました。

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帰りに女神湖に立ち寄りました。山頂が見えますが、雲の流れがかなり早いです。

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