行程・コース
天候
ほぼホワイトアウト、一瞬青空、時折強風
登山口へのアクセス
バス
その他:
川場田園プラザ第4駐車場マイカー駐車(周辺雪なし)、08:00川場スキー場無料シャトルバス利用(25分)
スキー場までの路上はほとんど凍結はなさそうでした。
この登山記録の行程
西峰(09:30)・・・剣ヶ峰山(西武尊)(10:14)[休憩 3分]・・・武尊山(沖武尊)(11:41)[休憩 20分]・・・剣ヶ峰山(西武尊)(13:12)[休憩 8分]・・・西峰(13:45)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
令和2年の登り初めは上州武尊へ。スキー場のリフトトップから登れる比較的手軽な雪山も、ホワイトアウト寸前で中々ハードな行程となったが、一瞬の晴れ間に振り返って見た剣ヶ峰が一層印象的だった。
クリスタルリフト終点から斜面に取り付き、剣ヶ峰までは40分ほどだが結構な急登。トレースはあるが頻繁に足が沈み、わかんを履くか迷うような状態。ガスが沸いて剣ヶ峰手前で引き返す登山者が複数も、先行者がいるようなので、居合わせた登山者と一緒に行けるところまで行ってみることに。
剣ヶ峰の下りは短いが岩場の急下降、その後は尾根伝いにアップダウンを経て沖武尊へ。踏み抜きや低木に阻まれ意外と時間がかかる。途中、一瞬ガスが切れて青空と周辺の山々、越えてきた剣ヶ峰の鋭峰が姿を現し、思わず足を留める。沖武尊手前は、急斜面を手も使ってラッセル気味に直登。雪が薄く、笹やハイマツが出ていて時折足を取られて苦戦するも、無事山頂へ。お馴染みの山頂標識がエビのしっぽで覆われて迎えてくれる。
下山時はガスが濃くなりホワイトアウト気味、尾根道に戻るまでは迷いやすいので、登りのトレースを慎重に辿る。光の反射で雪上のトレースが見えにくく、靴底の踏み固められた雪の感触も探りながら。風はあるが吹雪いてないのが幸い。剣ヶ峰への登り返しが意外にキツい。リフトの建物が目に入ってホッとひと安心、スキー場はガスっておらず、赤城山方面は青空、ちょうど西高東低冬型の境目だろうか。帰りも楽々リフト下山で登り初め完了。
終始12本爪アイゼンとダブルストック使用。ピッケル・わかんは持参したが未使用。
全く意識になかったが、剣ヶ峰山は標高2020mで年山らしい。安全登山の1年になりますように。
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