行程・コース
天候
晴れときどき曇り
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
久万高原町中組の国道494号・通仙橋交差点を北に折れ、久万高原町役場面河支所の北方の新杣川橋南袂を右折。
坂瀬川を離れてから一つ目の右ヘアピンカーブの三叉路で、未舗装の坂瀬林道に左折し、チェーンが張られている所まで行く。その手前に軽四が二台ほど駐車できる広場あり。先客がいれば、引き返して適当な路肩に駐車する。
この登山記録の行程
林道チェーン箇所9:51・・・登山口10:07・・・植林帯入口の尾根起点10:36・・・横道10:40・・・北側の尾根に移る11:04・・・高度計高度1330m地点で休止11:24~11:46・・・稜線起点12:23・・・1570mピーク12:37・・・三角点13:10・・・山頂で休止13:24~14:16・・・1570mピークで休止14:46~14:50・・・稜線起点14:57・・・横道で休止15:37~15:46・・・植林帯入口の尾根起点15:47・・・登山口16:05・・・林道チェーン箇所16:24
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
[近年一部整備された憧れの高山]
鞍瀬ノ頭(一ノ森)から南に派生する尾根にある五代ケ森は、市販の登山地図等に山名が記載されてはいるものの、登山コースが記されておらず(最新のものは分からないが)、且つ、東西両方の林道からの高度差もかなりあるため、ピークハンターにとってはある種、憧れの存在でもあった。しかし近年、地元の山岳会が登山道を整備したことが愛媛新聞に掲載され、愛媛県下に於いてはにわかに注目されるようになった。
白骨林が立ち並ぶ山頂からの石鎚山系の展望も比較的良く、支尾根には紅葉樹林帯も複数あり、高度も1700m超で魅力は大いに感じられる。但し、地形図の等高線を見ても分かるように、登山口から稜線に出るまでは終始急登が続き、稜線では胸ほどの高さの笹の藪漕ぎを強いられる。
[コース]
林道を歩いていて、前方に堂ケ森が姿を現すと右手に登山口道標が現れる。この道は昭文社の「山と高原地図」には記載がないものの、「九十九曲がり」という表記がなされていた。が、最初の内はジグザグの数は少なく、沢の右岸斜面を進む。上方では紅葉も見られる。
斜面から北の尾根に移った地点が植林帯の入口で、前述の山岳会が立てた道標がある。この尾根道は今までの道より更に急登だが、数分で横道の造林作業歩道に出る。が、ここでいきなり道が消え、道標もないから一瞬戸惑う。森林管理署の施業図では、1115m独標点の北側の尾根に歩道が記載されているのだが、それを辿ると遠回りになるので、そのまま尾根を直登することにした。そうするとほどなくして赤テープが現れ、薄い踏み跡も確認できた。この植林帯の中の踏み跡が、一番ジグザグが多い。
高度1200m超の分岐で再び道標が現れる。ここでコースは植林帯を出て、北の尾根に移る。その尾根に乗った地点には大木と道標がある。しかしここからしばらくの間、また踏み跡は消える。とは言え、コースサイン・テープが先導してくれるので、ルートを探すまでもない。
この尾根もしばらく登れば、薄い踏み跡が現れ、コース随一の紅葉樹林帯に達する。
途中、コースは北東に向きを変えるが、地形図で確認すると、標高1300m位から尾根が北東に向きを変えている。
更に進むと笹道になり、やがて笹の背が高くなり、一部、コースを覆い気味になっている。
標高1520mで道標の立つ稜線に出る。稜線も笹道だが、次第に笹の背が高くなり、藪化してくる。そこそこ密生度が高い胸ほどの高さの笹藪漕ぎを強いられる。
三角点はコースの東上にあるが、灌木に巻かれた三重の赤テープが目印。
長年、三角点の再測量はなされてないようで、国土地理院の白いポールも立っていない。三角点周囲の笹を刈ったのは前述の山岳会だろう。
展望は立った状態なら、多少、東方が望める程度。
ここから山頂までで気を付けないといけないのは、笹藪に隠れた灌木の切株や倒木。当方は二回ほど向う脛を打って悶絶してしまった。
山頂は狭いが、白骨林が印象的。'90年代までは抜群の展望を誇っていたものと思うが、現在は東方と北方はやや灌木が邪魔になる。それでも西方の展望は優れ、北方も木の枝に乗れば、堂ケ森から鞍瀬ノ頭、二ノ森の展望が広がっている。東方も木の間越しに石鎚山から面河山、筒上山、椿山等の眺望が広がる。尤も、筒上山や椿山方面は、三角点の南方に好展望地がある。
フォトギャラリー:15枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 帽子 | グローブ |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | ナイフ |
虫除け |
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