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東京裏町アルプス拾遺12(蓮根、滝野川周辺の登り残し)

蓮根氷川神社の御嶽塚、植村冒険館、日暮里山(稲荷台児童遊園)、武州御嶽神社の御嶽塚、十条銀座、山之上遺跡、石大神宮(神乳山)、滝野川八幡神社(貝塚、浅間神社、榛名神社)、四本木稲荷神社(古墳)、滝野川城趾(金剛寺)( 関東)

パーティ: 1人 (目黒駅は品川区 さん )

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行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

バス
その他: 往路:武蔵小山→東急目黒線都営三田線直通→蓮根

復路:王子→東京メトロ南北線東急目黒線直通→武蔵小山

この登山記録の行程

蓮根駅13:35→蓮根氷川神社の御嶽塚13:51→植村冒険館13:59→蓮根駅14:05→都営三田線→板橋本町駅14:22→日暮里山(稲荷台児童遊園)14:30→武州御嶽神社の御嶽塚14:39→十条銀座14:48→大山(加賀公園)15:08~15→山之上遺跡15:22→石大神宮(神乳山)15:26→滝野川八幡神社(貝塚、浅間神社、榛名神社)15:31→四本木稲荷神社(古墳)15:39→滝野川城趾(金剛寺)15:55→音無川親水公園16:07→王子駅16:12

合計2時間20分(電車移動を除く)

コース

総距離
約12.3km
累積標高差
上り約61m
下り約56m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

そして翌日12月29日(日)は、板橋区と北区の登り残しを、昨日は1日歩いたので今日は軽めに回って来ました!

スタートは都営三田線の高島平の少し手前の蓮根駅です。ここは崖下の低地なので未チェックだったのですが、「蓮根氷川神社」に富士塚に比べて非常にレアな立派な「御嶽塚」があります。見た目は富士塚とほとんど一緒ですが、山頂の石祠には御嶽山の文字が刻まれています。都内に御嶽神社は末社も含めると数多くありますが、富士塚のような塚になっている物は数が少ないです。

この御嶽塚がある蓮根氷川神社の近所にはあの登山界のレジェンド=植村直己氏を祀った「植村冒険館」もあります。でも年末ということで職員が正月遠征で八ヶ岳あたりで酒盛りでもしてるのか、休館中で中には入れませんでした。残念!

植村さんの住んでたのは同じ板橋でも確かハッピーロード大山商店街のある大山で蓮根ではないのですが、ここもすぐ目の前に業務スーパーと激安の八百屋がある登山家向きの良い環境の場所でした。

蓮根駅まで戻り、今日も楽して板橋本町まで電車で行きます。駅のある中仙道と環七通りの交差点から少し東に行った帝京高校裏の高台が「日暮里山(稲荷台)」です。山頂付近に稲荷台児童遊園という小さな児童公園があり、遺跡も見つかっているらしいです。

日暮里山から再び環七に戻り、陸橋のある交差点を潜って進むと、環七沿いにあるのが「武州御嶽神社」です。ここも規模は小さいですが、神社が御嶽塚になっています。武州とつくのでたぶん青梅の先の御岳山の神様を祀った神社だと思います。

御嶽講は練馬・板橋に多いのですが、奥多摩と秩父と木曽の御嶽山直のが入り交じっていて、その勢力分布はイマイチ不明です。まあコンビニとかと一緒で営業に回っていた山伏個々の勢力圏って話に落ち着くんだろうけど。

武州御嶽神社から次は、「十条銀座」を通って石神井川まで下ります。十条銀座は戸越銀座と砂町銀座と並ぶ東京三大銀座商店街の1つで、戸越銀座と砂町銀座は前に行ったから、今日ここを通ることで三大銀座全てを制覇したことになります(祝)。

十条銀座商店街はアーケードのどことなく武蔵小山のpalmに似た雰囲気の商店街で、まあpalmよりおかずを売る下町風のお惣菜屋が多いのですが、純下町的なヤバそうな雰囲気がないのは、赤羽の山の手エリア最寄の商店街だからでしょうか。駅は地味ですが、意外と女性の独り暮らしに向きそうな穴場の駅という感じがしました。

十条から線路沿いに下って行くと石神井川の橋に出て、前に行ったことのある加賀公園の築山「大山」に着きます。ここで一旦休憩し、都営三田線の新板橋駅に向かう階段を登ります。

この横の埼京線の切通の上辺りにあったのが「山之上遺跡」です。山の上というだけで山の名前がわからないのが問題なんですが、とにかく石神井川に向かっても板橋駅向かっても下っているので山の上であることは間違いありません。

山の名前がまるでわからないわけでもなく、少し北東に下ったところに「石大神宮」という神社があり、この辺りで出土したご神体を祀っているらしいのですが、そこが「神乳山」を名のっています。ただここは多分に新興宗教っぽい神社なので、それをそのまま採用するのはちょっと問題な気はします。

石大神宮の前の道をさらに下って行くと、「滝野川八幡神社」があります。ここは貝塚か何かの跡らしいのですが、境内に末社として「浅間神社」が祀られています。でも富士塚のような物はありません。

滝野川八幡神社からさらに下り、低地に降り立った団地の片隅に今度は「四本木稲荷神社」という神社が出てきます。この神社は明らかに塚のような物に乗っていて、調べてみるとこのあたりが旧日本軍の兵器工場だった頃、敷地内に塚のような物が多数あり、潰して工場を建てたところ、祟りのようなことが続いて、そこで敷地の隅の四本の大木がある塚に全ての塚を合祀して祀ったのが始まりの神社だそうです。でも今ある四本木稲荷神社はその場所にはなく、別の塚の上に移転させられたものということで、古墳の上にあることは間違いないらしいのですが、どのような古墳であるかは未調査のためわからないらしいです。

四本木稲荷神社の先を左折し、石神井川に出たところに建つ「金剛寺」の場所が「滝野川城趾」です。源頼朝が陣を構えた場所とされています。ここは今は石神井川沿いの単なる低地に過ぎませんが、その昔、石神井川が台地の縁に等々力渓谷のような深い谷を刻んでいた頃は、断崖絶壁上の三方を崖に囲まれた城や砦をを築くにはうってつけの場所でした。

滝野川城趾から石神井川を少し下ると、王子駅の駅前渓谷として石神井川の谷を復活させた「音無川渓谷」に着きます。前にも来たので別にいいんだけれど、年末年始で水が流されていませんでした。

そして今日も暗くなる寸前に王子駅到着。飛鳥山は先日行ったばかりなので今日はパスして、歩道橋の上からラーメン屋を探すと、すぐ目の前に「博多ラーメン王子」という博多ラーメン屋があったのでそこに入ってみました。

ここはライス食べ放題の店で、博多ラーメンの場合、あまり量が多くないので通常替え玉を頼むんですが、それを頼まなくともお腹をいっぱいに出来る貧乏人には嬉しい店です。味は、博多ラーメンはマル金ラーメンの味が好きなんですが、それには少し劣るものの可もなければ不可もない無難な味という感じです。あと写真は無いですが餃子が羽根つきでした。

王子からの帰りは明るければ都電荒川線で帰りたかったのですが、暗くなってから乗ってもしょうがないので、乗り換えなしの南北線で帰りました。

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