早朝の薬師岳小屋。
建て替えられた新しい山小屋なので、部屋の気密性が高く厳冬期でも建物の中は暖かい。
宿泊者の殆どはご来光を見に薬師岳の方へ向かって行った。

自分達は、薬師岳へは行かず砂払岳で見れればいいや的な感じで下山をする。

薬師岳小屋から薬師岳を望む。

砂払岳で丁度ご来光の時間を迎える。

朝焼けの富士山。

薬師岳のモルゲンロート。

気温は氷点下12度位だが、無風状態のため体感温度はそれほど低くは無い。
昨年は氷点下18度に強風、一昨年は氷点下20度に強風だったので、その時に比べれば遥かにマシだった。

白峰三山のモルゲンロート…と呼ぶほど紅くは無いか。

砂払岳や辻山の鞍部にある南御室小屋。
ここはヒンヤリとしていて、いつ見ても積雪量も深い印象が強い。

南御室小屋を過ぎて苺平までの登り。
下山中で唯一の長い登りなので、ここを過ぎれば楽が出来る。

苺平。
薬師岳小屋に泊まった人達は薬師岳へご来光を見に行ったし、南御室小屋で泊まった人達は薬師岳へ向かうだろうから、自分達はかなり早い時間に苺平を通過していると思われる。

途中の視界がやや開けた場所で富士山を眺める。
雲海の上の富士山が素晴らしい。

白峰三山も美しい。

気温が上昇し寒さは殆ど感じなくなってきた。

登りとは違いあっという間に夜叉神峠まで来た。
あと少しで登山口。

山小屋の営業が終了したので登山者は殆どいないだろうと思っていたが、意外にも多くの登山者とすれ違う。
その多くがテント泊と思われる登山者達だった。
時間的に南御室小屋にテン泊するものと思われる。

夜叉神峠より下でも積雪や凍結が見られるので、アイゼンは外さず慎重に歩く事にする。
今回も良いペースで下山する事が出来た。