行程・コース
天候
曇りのち晴れ
登山口へのアクセス
電車
その他:
往)西武秩父駅から秩父鉄道乗換え、親鼻駅から徒歩
復)秩父鉄道 野上駅
この登山記録の行程
秩父鉄道、親鼻駅(9:15出発)-(荒川河岸散策)-長瀞駅(10:13)-寶登山神社(10:26)-登山道入口(10:34)-奥社(11:08)-(蝋梅園散策、宝登山山頂)-長瀞アルプスコース下山開始(11:41)-なら沢峠(11:58)-氷池分岐(12:10)-氷池(12:18)-武野上神社(12:45)-野上駅(12:53)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
蝋梅の便りに誘われて、宝登山で令和2年の登り初めをして来ました。 花の見頃は未だ先ですが、咲き始めたばかりの黄金色の彩りにひと足早い春の気配を感じます。ロウバイ祭は2月24日まで続きます。
≫今年も蝋梅の季節が巡って来ました。ややフライング気味ではありますが、モノクロな冬の風景を華やかに彩る黄金色の景色を一日も早く目にしたくて、特急ちちぶで西武秩父駅に降り立ちます。
秩父鉄道の乗換えに間があったので、先ずは秩父神社で遅めの初詣を済ませてから秩父駅に向かいます。 秩父駅の正面に置かれた開運案内板「どこいくべぇ」のモチーフが奇遇にも今年の干支のネズミだったりするので思わずニンマリ、何やら幸先が良さそうです。
宝登山の最寄り駅は長瀞ですが、折角なので二つ手前の親鼻駅で途中下車して、国の天然記念物に指定されている荒川の河岸を散策しながら長瀞駅に向かいます。 河岸に堆積した砂や流木に去年の台風被害の片鱗が垣間見えますが、岩畳の周辺は平穏な姿に戻っていて、瀞の水面には鴨などがのんびりと浮かんでいました。
長瀞駅から見上げる宝登山の優しげな姿には、山と呼ぶより〝おやま〟の呼び名が似合います。 秩父神社、三峯神社と共に秩父三社と謳われる寶登山神社の本社と奥宮を結ぶ林道が登山コースとなっていて、ロープウェイを使わずに登って行く家族連れやハイカーさんと挨拶を交わしながらショートカットの山道を歩けばオオカミ像が待つ奥宮まではあっという間です。
奥宮でお参りを済ませてロウバイ園に向かう頃から、雲の切れ間に青空が見え始めてきたのは大口真神のご神力でしょうか、黄金色の蝋梅にはやはり透き通る様な青空が似合います。 この日の開花状況はウェブサイトの通りの1~2分咲きで、これから1ヶ月近くは早春の彩りを楽しむことが出来るでしょう。
下山に使った長瀞アルプスは沢山のハイカーさんで賑わう人気コースですが、途中から氷池に下りるルートに入った途端に静かな雰囲気に変わります。 氷池はその名の如く秩父名物の天然氷を作る為の人工池ですが、見た限り氷結が進んでいるようには見えず、今年のかき氷の出来が心配なところです。
野上の里に下りて最後のお目当ての武野上神社のオオカミ像を訪ねると、気分は既に温泉モードです。
祭りの湯で汗を流した後は、駅前の蕎麦屋の熱燗を頂いて、一足早い春を感じた令和二年の初登りもしっかり締まりました~。
本日の総歩数25,970歩、歩行距離18.6km、消費カロリー1,461kcal、脂肪燃焼量104g也。
フォトギャラリー:77枚
西武秩父に着いた後、秩父鉄道の乗り換え時間を使って、先ずは秩父神社に初詣。
今年も宜しくお願いします。
令和二年の文字は「革」だそうです。日本酒の一斗樽とイチローズモルトの樽が並んでいるのが秩父らしいですね。
そのまま秩父駅に向かうと、、、
秩父駅の真正面の「どこいくベぇ」が干支のネズミでした。
何かご縁を感じて思わずニンマリ♪
ホームにも何やらお目出たげなものが、、、。
長瀞の二つ手前、親鼻駅で途中下車。R140を歩いて親鼻橋に向かいます。
親鼻橋の袂の「紅簾石片岩」。この岩から下流側が国指定名勝・天然記念物「長瀞」です。
国道を逸れて荒川沿いの小道を歩きます。
途中から荒川の河原に下りことが出来ます。
美しい緑色の岩が続きます。
虎岩。グレーと緑色の地層の分かれ目。まるで水の流れの様です。
何とも言えない佇まい。
去年の台風の影響でしょうか、、、大量の砂が堆積しています。
ライン下りの最大の見せ場となる小滝。
小滝から下流には、文字通り長い瀞が続きます。
鴨がのんびり浮かんでいます。
正面に見えるのは雨乞山でしょうか?
一幅の絵画の様な~。
味わいのある長瀞駅の駅舎。
大鳥居越しの宝登山の優しげな姿。 山というより〝おやま〟と呼びたくなる雰囲気を感じます。
阿佐美冷蔵のかき氷は、今や長瀞の名物ですね。
開運招福、お願いします!
宝登山神社にお参り。鳥居を潜ると身が引き締まります。
荘厳な社殿。宝登山神社は秩父三社の一つです。
宝登山神社はお犬様(大口真神)信仰の神社でもあります。
狛犬にも風格がありますね。
参拝を済ませて奥宮に続く登山道に入ります。
蛇行する車道をショートカットする山道を歩きます。
荒川を挟んで、釜伏山から大平山の山並みが見通せます。
奥宮に続く最後の石段。
休憩売店のある奥宮の広場に到着。
奥宮の神前もきりりと引き締まる感じです。
そしてお久しぶりのオオカミ像。昭和6年生まれです。
このアバラの感じが堪りません。
このオオカミ像、猪狩神社のオオカミ像と同じ石工が造ったのに違いないと思います。
賢げな吽形。
昭和の初めから、こうして山を見守っているんですね~。
そしていよいよ、蝋梅です。何やら青空も見えて来ました~♪
東ろうばい園は未だ咲き始めです。
少しずつ青空が広がって来ました♪
絵になりますね。
公式HPでの1/10現在の開花状況は、東ろうばい園:咲き始め、西ろうばい園:2~3分咲き、でした。
一本だけですが、梅も咲き始めていました。
西ろうばい園の方は大分賑やかです。
♪
2~3分咲きでも十分楽しめます。
♪
♪
青空、ありがとう~!
そして最大のお目当て、蝋梅越しの両神山。
これが見たかったのです♪。
蝋梅と咲き残りの寒桜の向うに、城峰山と両神山。
宝登山の山頂はろうばい園を見下ろす場所にあります。
ここが満開になったら、さぞかし美しいことでしょう!
後ろ髪を引かれながら、長瀞アルプスコースで下山します。
良く整備された人気のコースです。
彼の有名な、毒キノコに注意の看板の所で一旦林道にでます。
しばらく林道を歩いて、なら沢峠から再び山道に入ります。
冬枯れのハイキングコース。多くのハイカーさんとすれ違いました。
今回は、氷池ルートを歩いてみました。
メインルートとは雰囲気が違う静かなルートでした。
沢筋に沿って進むと、、、
氷池です。阿佐美冷蔵の天然氷はここで造られるそうですが、、、今年はちゃんと凍ってくれるでしょうか?
山頂から一時間程で里に下りて来ました。
武野上神社に立ち寄って、下山のお参り。
こちらもお目当ての一つ、武野上神社のオオカミ像。 子持ちのオオカミ像は希少です。
吽形は雄ですね。立派なモノが付いています。
荒川を挟んで金ヶ岳の山容。二年前にはあそこを登り返したことを懐かしく思い出します。
野上駅。既に温泉モードです。
「盆地にも今日は別れの本野上 駅にひかれるたうきびの穂よ」宮沢賢治もここを訪れていたのですね。
砕石を積んで通り過ぎる貨車。どの山から削り取られて来たのでしょうか、、、。
ホームから西を見遣れば、蓑山と武甲山がシンクロしていました。
祭の湯で汗を流した後は、駅前のお蕎麦屋さんで~。
蕎麦屋の熱燗♪
美味しいお蕎麦も頂いて、令和2年の歩き初めもしっかり締まりました~。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
ナイフ | 修理用具 | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー |
行動食 | テーピングテープ | 軽アイゼン | トレッキングポール |
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