行程・コース
天候
晴れ、暖か、風なし。前日の積雪5〜10cm。
利用した登山口
登山口へのアクセス
その他
その他:
行き_代々木駅05:15~05:55立川駅06:04~06:34青梅駅06:35~07:18奥多摩駅07:25(京王バス「小菅の湯」行き)~07:58留浦バス停
帰り_鴨沢バス停14:44〜15:20ごろ奥多摩駅15:27(ホリデー快速おくたま)〜新宿駅
この登山記録の行程
鴨沢(08:28)・・・小袖乗越・・・堂所・・・七ツ石小屋(10:12)[休憩 13分]・・・ブナ坂・・・雲取奥多摩小屋(11:10)[休憩 3分]・・・小雲取山・・・雲取山(11:49)[休憩 8分]・・・小雲取山・・・雲取奥多摩小屋(12:22)[休憩 3分]・・・ブナ坂・・・七ツ石小屋(13:01)・・・堂所・・・小袖乗越・・・鴨沢(14:22)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
都内でもミゾレがちらついた翌日、新雪を期待して山へ向かった。雪山登山なんて20年ぶりだから秩父の山系は敷居が高い。人が多くてトレースを楽に追えそうな雲取山を選んだのは正解だった。
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【概略】
滑り止めなしで歩き通したが、行き交うハイカーたちもアイゼン装着率は10%くらいだったか。ピッケルは見かけずストックは多かった。七ツ石小屋の前後のトラバース道で、トレースを踏んでいるにもかかわらず足が急峻な谷側に流れヒヤリとしたことが2回。他に危険箇所は見当たらなかった。
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【メモ】
○ モンベルのチェーンアイゼンを装着するかどうか、ずっと考えながら歩いていた。片脚ぶん180g。どうせ背負っているなら履いてもおなじではないか、は間違っている。自転車競技ならタイヤ(とリム)の軽量化は、フレームのおなじ重量の軽量化の数倍~十数倍に相当するとされている。運動体の重心から遠くに位置して運動(回転)するパーツは数値以上に重さを感じるはずだから。
使用せずに山行を終えたが、そのぶん登りでは脚が滑るエネルギーロスがしょっちゅう発生したし、降りは歩幅が小さくなっていたはずだ。
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○ さらさらの雪がトレイルを覆い、木立から舞い落ちるなかを気分良く登った。いっぽう、大声でトンカツ屋の話をしながら降ってきて道を譲らない老人のパーティとか、追い抜いたときは親子3人だったのに折り返してすれ違うときには子供2人だけになっている(「あれ?お母さんいたよね?」「先に行ってる」)とか、雲取山の山名標と富士山を一緒に写真に収めるのにいちばん良い場所を占領してパッキングしているとか、やっぱり奥多摩なのであった。
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○ 降りはとても良いトレーニングになった。パウダースノー・ぬかるみ・クラストなど条件の異なる滑りやすいトレイルを、重心・作用点・支点を意識しながら早いピッチで連続移動させるのはじつに気持ちが良い。スピードハイクの楽しみは、個人的にはそこに凝縮しているから。
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○ 登りでも収穫があった。片脚に完全に重心を乗せてしまうこと。早い動きの中ではコツがいるが、骨盤の動きがポイント。これができれば脚の筋肉を不必要に使わずにすむ。つまりラクに登れる。
フォトギャラリー:18枚
装備・携行品
【その他】 サロモンのX Ultra 3・モンベルのストレッチゲイター。テスラの冬用起毛タイツ・ユニクロのショートパンツ。テスラの冬用起毛インナーにマウンテンハードウェアの長袖・モンベルのヤッケ・モンベルのヘルメット・ノーブランドのロンググローブ。ザックはロウアルパインの25リッターに、雨具・モンベルのチェーンアイゼン・ユニクロのライトダウン・ロールペーパー・ヘッドランプ・スマホ・バッテリー充電器と予備電池・ボイスレコーダー・ココヘリ発信機・地図、カロリーメイト4パック、下山後の着替え一式。キャメルバックのハイドレーションに薄めのスポーツドリンク1.5リッター(残量0.5L)。スタート時重量6.5kg。 |
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