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1月の浅間尾根・雪なし 歴史の尾根道を払沢の滝へ

浅間尾根 浅間嶺 ( 関東)

パーティ: 1人 (ムラチャン さん )

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行程・コース

天候

雲り

登山口へのアクセス

バス
その他: 武蔵五日市発7時10分数馬行き利用。帰路は払沢の滝入口から武蔵五日市駅へバス。1時間に1本程度

この登山記録の行程

浅間尾根登山口バス停(08:15)・・・数馬分岐(09:05)・・・人里峠(09:55)[休憩 5分] ・・・小岩浅間(10:15)・・・浅間広場(10:20)・・・浅間嶺(10:25)[休憩 20分] ・・・峠の茶屋(11:20)・・・時坂峠(11:45) ・・・払沢ノ滝(12:25) [休憩 10分]・・・払沢の滝入口バス停(12:45)

コース

総距離
約12.0km
累積標高差
上り約1,088m
下り約1,432m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 今年は暖冬、例年なら雪がある浅間尾根にもこの日全く雪はなく、冬木立の尾根歩き。残念ながら曇り空のため展望には恵まれなかったが、浅間尾根登山口から払沢ノ滝へと歴史の尾根道をたどった。
 浅間尾根登山口バス停を少し戻り、南秋川の橋を渡り民家の間の舗装道路を登っていく。最後の民家の先から登山道になり、樹林帯となる。この登りが本コースで一番の登りである。1時間ほどで尾根に出ると小さな石仏がある数馬方面からの分岐。ここから先が浅間尾根道で猿石、一本杉などと名付けられた各所に石仏が立つ登山道である。この浅間尾根は昔、本宿から数馬に至る重要な交易路で、江戸時代には中甲州道と呼ばれ人馬が行き来していたそうである。急勾配を避けて道がつけられているためとても歩きやすい。初心者向きのハイキングコースとされているのがうなずける。
 登山道には霧がかかり幻想的な雰囲気。途中藤倉や人里への分岐を過ぎていく。人里峠を過ぎ道が山の北斜面に来たところにわずかに雪が残っていた。この日の行程で雪を見たのはここだけであった。
 浅間広場に向かう登山道は途中、稜線を通る道と広場に直行する道があるが、分岐を右に尾根道をとった。903mの小岩浅間はちょっとした広場だが山頂標識が見当たらない。よく見たら、木の上に小さな標識がつけられていた。どうせならちゃんとした標識をつけてもらいたいものだ。
 浅間神社の祠の前を通って上川乗からの登山道と合流する浅間広場へ。広場には東屋やベンチ、トイレもある。広場から先、払沢ノ滝へは関東ふれあいの道に指定されている
 広場から一登りで浅間嶺である。尾根随一の展望台で、南には笹尾根の山々の上に富士が、北には大岳山、御前山などのおなじみの奥多摩の山々が望めるのだが、この日はすべて霧の中。わずかに大岳山からのびる馬頭刈尾根がのぞいただけだった。
 浅間嶺から東へ下山、松生山への分岐を左に、時坂峠を目指す。樹林帯の単調な下りを過ぎ沢筋に出ると、水車がある峠の茶屋の前に出る。美味しいそばで知られる茶屋だが、3月末までは冬季休業中とのことであった。
 茶屋からは時坂峠までは舗装された林道歩きとなる。時坂峠にも舗装された林道が通っていて昔の面影はない。峠には時坂集落に下る登山道の一部が昨年の台風19号で崩落しているとの案内が出ていたが注意して通過すれば問題はない。斜面に家々がへばりついているような時坂集落に出るとあとはほとんどが車道歩きとなる。
 駐車場の先から払沢ノ滝に向かう。冬には氷結することで知られる払沢ノ滝であるが、今年は滝の周りを含めて全く氷結していなかった。本シーズン中、氷結した滝が見られるのだろうか。滝から払沢ノ滝入り口のバス停はすぐである。

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フォトギャラリー:30枚

浅間尾根登山靴バス停。トイレあり

南浅川の橋を渡っ行く

林道を渡る

数馬分岐

登山道の脇には石仏があちこちにある

雲の中に笹尾根が

猿石

霧に包まれた登山道

人里峠

雪が少し残っていた

尾根道との分岐

小岩浅間

木の上の小さな標識

浅間神社

浅間広場

浅間嶺

浅間嶺にはベンチあり

馬頭刈尾根が見えた

峠の茶屋

東京のビル群

スカイツリーも

時坂峠

時坂集落上の公衆トイレ

時坂集落で見つけました

趣のあるカフェ。営業中

レトロの郵便局

郵便局前から見える天狗滝

払沢ノ滝

一面氷なし

払沢の滝入り口バス停

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装備・携行品

みんなのコメント

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登った山

浅間嶺

浅間嶺

903m

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