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行程・コース

天候

曇り、陽はまったく射さず弱い風あり、石尾根は氷点下。

利用した登山口

鴨沢  

登山口へのアクセス

その他
その他: 行き_代々木駅05:15~05:55立川駅06:04~06:34青梅駅06:35~07:18奥多摩駅07:25(京王バス「小菅の湯」行き)~07:58留浦バス停
帰り_鴨沢バス停14:44〜15:20ごろ奥多摩駅15:27(ホリデー快速おくたま)〜16:57新宿駅

この登山記録の行程

鴨沢(08:39)・・・小袖乗越(08:57)・・・堂所(09:48)・・・七ツ石小屋(10:15)[休憩 5分]・・・ブナ坂(10:40)・・・雲取奥多摩小屋(11:00)[休憩 5分]・・・小雲取山(11:20)・・・雲取山(11:34)[休憩 30分]・・・小雲取山(12:11)・・・雲取奥多摩小屋(12:21)・・・ブナ坂(12:35)・・・七ツ石小屋(12:53)[休憩 10分]・・・堂所(13:25)[休憩 6分]・・・小袖乗越(14:12)・・・鴨沢(14:27)

コース

総距離
約22.7km
累積標高差
上り約2,167m
下り約2,167m
コースタイム
標準8時間52
自己4時間52
倍率0.55

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

ハイドレーションが凍るほどの、ハイキングにはまったく向かない厳しい表情の奥多摩を歩いた。とにかく寒く、装備を軽くするため火器やテルモスをもたないから、アクシデントや道迷いで行動停止ともなれば遭難への近道だった。歩きとおして無事に下山はしたが、中身を点検すれば反省点の多いハイキングだった。
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○ 概略
標高1500m、七ツ石小屋手前あたりからクラストした路面が多くなる。ブナ坂で石尾根に上がると風はそれほどないのに急激に気温の低下を感じた。雲取山頂までクラストした滑りやすいトレイル、ほとんどのハイカーが「ちゃんとしたアイゼン」を装着していた。
.
○ 記録
留浦(とづら)でバスを降り鴨沢まで歩くあいだ、そして小袖乗越まで、静かに舞っていた雪は堂所に向かうまでに止んでしまった。気温が低い。七ツ石小屋の手前、ロープの張られたトラバース道のあたりで小屋の女将さんに会う。「こういう状態だから山に入る人をチェックさせてもらってるのよ」とのことだった。
クラスト気味のトレイルは石尾根に上がるとハッキリ滑りやすくなる。スケートリンクみたいな場所もある。滑落の心配がないので、やれるところまでやってみようと滑り止めを着けずにツルツル滑りながら歩き、雲取山頂まで歩き通した。
登りなのにバラクルバで口と鼻を覆い、ソフトシェルの袖口や襟元をきっちり締めてもまだ冷たい。指先が最悪で、安物ではなくちゃんとしたグローブを買う必要があるようだ。行き違ったのはソロ男子は3人だったか、数人のパーティが2組、ツァッケが前に飛び出た(12本爪)アイゼンを見かけてびっくりしたが、いちぶを除けばハイカーというよりアルピニストと呼んだほうが良いような装備と脚運びの登山者が歩いていた。先週もこのトレイルを歩いたのに印象が全然ちがう。おなじ雲取山とは思えない。
避難小屋でエネルギーを補給し、冷たくなった指先をこすって回復を図ったが、こんな日にテルモスひとつ・火器ひとつ持たずにやってくるのは本当に愚かだ。
チェーンアイゼンを着けて下降を開始する。七ツ石小屋が近づくころから泥が団子になるので小屋の休憩広場ではずした。水分を摂ろうとしてハイドレーションが凍っていることに気づく。小屋から鴨沢まで、なぜかコースタイムが落ちていのは寒気に怯える必要がなくなり精神的にのんびりと歩いたからだろう。その自覚もある。

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装備・携行品

【その他】 サロモンのX Ultra 3・モンベルのストレッチゲイター・モンベルのチェーンアイゼン(雲取山頂~七ツ石小屋間の下降のみ使用)。テスラの冬用起毛タイツ・ユニクロのショートパンツ。テスラの冬用起毛インナーに薄手フリース・マムートのソフトシェル・モンベルの薄手のバラクルバ・モンベルのヘルメット・ノーブランドのロンググローブ。ザックはロウアルパインの25リッターに、雨具・ユニクロのライトダウン・ロールペーパー・ヘッドランプ・スマホ・バッテリー充電器と予備電池・ボイスレコーダー・ココヘリ発信機・地図、カロリーメイト3パック、下山後の着替え一式。キャメルバックのハイドレーションに薄めのスポーツドリンク1.5リッター(残量1.0L)。スタート時重量6.5kg。

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登った山

雲取山

雲取山

2,017m

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