• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

氷瀑 庵滝 日光 戦場ヶ原 おまけに湯滝 2020 

庵滝 戦場ヶ原 小田代ヶ原 日光( 関東)

パーティ: 2人 (はにわ さん 、ほか1名)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

小雪

登山口へのアクセス

マイカー

この登山記録の行程

赤沼駐車場8:30***小田代ヶ原展望台9:20***庵滝入口9:35***10:40 庵滝 11:30***小田代ヶ原展望台12:30***赤沼駐車場13:55

コース

総距離
約14.4km
累積標高差
上り約607m
下り約607m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

今年は暖冬も暖冬。

先日、福井県の民家の石垣に毎日のように現れ、ひなたぼっこしているヘビがいる。という記事をヤフーニュースで見かけた。
石垣の下の穴が巣の入り口のようで、午前9時ごろに穴から顔を出し、日差しが当たる“定位置”でじっとしている。巣に戻るのは午後3時ごろ。暖かい日はほぼ毎日。
そんな光景を聞くと何だか可愛いが冬眠もできず餌を食べずにいる写真の姿は痩せっぽちで可哀そうなくらいだった。
そう言えば冬眠で思い出すのはドジョウの冬眠。
今は無き実家の裏には小さな池があった。
小学生の頃、じいちゃんが水のなくなった裏の池で冬はドジョウが眠っている。
と話してきて一人で掘ったことがあった。
冬のある日。
水の無くなった池の落ち葉やゴミの下をスコップで掘るとミミズの這ったような穴からじっとしている10cmほどのドジョウを何匹か発見。
手で摘まむとヌメヌメとした体が動き出す。
逃げないように強く体を押すと、キュッ、と鳴いた。
あの頃冬眠という意味を知っていたか定かではないが水の無い場所に魚がいることが不思議でさらに鳴く魚がいることにびっくりした。
最近は田んぼや水路で小さなドジョウは見かけるが大きなドジョウはとんと見かけなくなったあ。


おじさん二人で行けそうな雪山を探しているときに日光の雲竜渓谷の氷瀑が目に留まった。
ただ今年は暖冬の為か氷瀑になっておらず危険ということで戦場ヶ原の奥の庵滝に変更。
そこへ息子がスキーと温泉の源泉場を見てみたいと言ってきたので一緒に連れて行ってやる事に。
朝方5時に友人Y君を乗せ日光方面に向けて出発。
大間々から渡良瀬川を遡りいろは坂を越えて中禅寺湖へ。
男体山の中腹から上のほうは雲で隠れていた。
小雪がちらつき始め龍頭の滝から上の道路にはうっすらと雪が積もっていた。
戦場ヶ原を通り過ぎ湯元温泉スキー場へ。
(今回も雪マジ19でリフト券は無料。さらに特典として湯元温泉数十件の日帰り入浴がチケット持参で無料。羨ましすぎるぞ!)
本日は9時からリフトが動くということで息子は温泉の源泉が見たいと言っていたので源泉場で降ろし自分達は赤沼まで戻る。
赤沼駐車場は冬季閉鎖なのですでに路肩には縦列の車が。
それに加わって身支度をして8時半出発。
まずは戦場ヶ原を小田代ヶ原まで雪道を。
小田代ヶ原まで遊歩道なので標高差なしのハイキング。
雪道も圧雪トレースがしっかり出来てチェーンアイゼンで進む。
本当は雪がフカフカならばスノーシューをやったことがないので三本松茶屋でスノーシューを借りて歩くのも良いなと思っていたけど。
湿原から出てしばらくはガチガチの道路を歩く。
小田代ヶ原の展望台では小雪ちらつく曇空で周囲の山々は雲の中。
(そうそう小田代ヶ原のトイレは冬季閉鎖です)
弓張峠から下ってすぐのカーブが庵滝への入口。
画像にある<樹木へのテープ巻きについて>の張り紙が目印です。
有難いことに入口から庵滝までしっかりとしたトレースあり。
入ってすぐに整然とした幼木場があった。
知らなかったけど奥日光周辺のカラマツってほとんど植林なんだって。
今では自然のように風景に溶け込んでいるよね。
その後は緩やかに登っていく。
1か所渡渉があったので気を付けて。
まだかまだかと1時間ほど歩くと断崖に氷の滝が見えてきた。
暖冬で規模は小さいみたいだが初めて見る庵滝の氷瀑は大迫力。
全部は凍って無いので本滝は飛沫をあげて氷洞を流れ落ちている。
日が差して青空ならばもっとブルーが生えるのだろうけど曇空でもブルーフォール。
1mほどの沢幅を跨ぎ今度は滝の裏側へ。
無数の氷柱と水色の空間。
見上げると氷柱が落ちてきそうで怖かったが大満足。
氷瀑は今週からは寒気が強くなればさらに大きくなるのかな。
そして滝の周辺を歩き回ってから昼食タイム。
横に座っている友人Y君は小雪が舞うのを見て、雪って近くだと早く見えて遠くだとゆっくり落ちて見えるんだね、なんて言っている。
さて十分休んでもと来た道を引き返す。
小田代ヶ原までくると雲が切れてきて今度は周囲の山々も顔を出す。
時間に余裕があったので小田代ヶ原を歩いてみることに。
木道は10cmほどの積雪があったが歩きやすい。
青空や薄日もさしてきてカラマツや白樺が綺麗だった。
そして14時前に赤沼に到着。
LINEで、スキー場が小さく飽きたので風呂入ってまったりしている、と息子から連絡があり時間調整で湯滝を見学。
駐車場は冬季閉鎖のため進入口のスペースが空いていたので車を止めて10分ほど歩く。
ほとんどの人は上の湯ノ湖の駐車場から降りてきていた。
湯滝はこれだけの水量なので凍ることもないと思うが冬も綺麗だね。
その後息子を迎えに行き、帰りはやしおの湯にて汗を流して帰宅。

戦場ヶ原のハイキングコースは一部閉鎖されているところがあるので参考までに
日光湯元ビジターセンター
http://www.nikkoyumoto-vc.com/road/
日光ライブカメラ
http://nikko.4-seasons.jp/live/camera.shtml

それから新型コロナウイルスは早く沈静化することを祈るばかりです。

続きを読む

フォトギャラリー:41枚

すべての写真を見る

装備・携行品

登山計画を立てる