清瀬・東久留米・東村山の富士塚と清流巡り
中里富士 、日枝神社の御嶽塚、門前氷川神社の御嶽塚、落合富士、落合川、南沢緑地、下里富士(三角山)、黒目川、柳窪緑地、さいかち窪、浅間塚、久米川富士、淵の森緑地、柳瀬川( 関東)
パーティ: 1人 (目黒駅は品川区 さん )
中里富士 、日枝神社の御嶽塚、門前氷川神社の御嶽塚、落合富士、落合川、南沢緑地、下里富士(三角山)、黒目川、柳窪緑地、さいかち窪、浅間塚、久米川富士、淵の森緑地、柳瀬川( 関東)
パーティ: 1人 (目黒駅は品川区 さん )
晴れ
電車
その他:
往路:武蔵小山→東急目黒線→目黒→山手線→池袋→西武池袋線→清瀬
復路:秋津→西武池袋線→東久留米→スパジアムジャポン→黒目川・落合川分岐点→東久留米→西武池袋線→池袋→山手線→目黒→東急目黒線→武蔵小山
清瀬駅6:28→中里富士 9m7:09→日枝神社の御嶽塚4m7:24→門前氷川神社の御嶽塚2m7:57→東久留米駅8:11→落合富士(浅間神社)8:25→南沢緑地8:56→八幡橋(落合川源流)9:17→下里本邑遺跡公園9:34→下里富士(三角山)(下里富士浅間神社)7m9:42→山田うどん食堂市場通店10:02~15→滝山団地(「滝山コミューン一九七四」原武史・講談社文庫)10:20→柳窪天神社10:38→さいかち窪(小平霊園内・黒目川源頭)10:57→久米川駅11:18→浅間塚4m11:32→東村山駅11:41→猿田彦神社11:44→久米川富士(熊野神社)5m12:00→梅岩寺のケヤキ12:07→淵の森緑地12:36→秋津神社12:51→秋津駅12:58
合計6時間17分(山田うどん食堂除く)
2月8日(土)は、ようやく東京23区が一段落したので、うちの近所の目黒川と名前が反対の「黒目川」が流れ、大きな富士塚が幾つもある東久留米・清瀬・東村山あたりを一回りして来ました!
このあたりは、宅地化が進んでいるものの、まだ畑や武蔵野の雑木林がたくさん残り、黒目川も東京の住宅街の中を流れる川で1~2位を争うぐらいの目黒川など足元にも及ばない清流で、とても雰囲気の良い場所です。
ただ住むとなると、所沢手前の準急と各駅しか停まらない小駅なので、急行の停まる小手指あたりまで行ってしまった方が便利かな~という気はしました。まあそのお陰で雑木林や清流が残されているんでしょうけどね。
スタートは清瀬駅です。まず最初に「中里富士」に向かいます。そしたらいきなり場所を勘違いしていて、東光院というお寺の回りをウロウロ。見つからないので広い道まで戻ったところで地元の住宅地図を発見して、それでようやくたどり着くことが出来ました。
中里富士は柳瀬川の河岸段丘に立つ、10m近い巨大な富士塚で、どこかの神社の境内にあるわけではなく、それ単体で浅間神社になっています。山頂へは通年登れて多少木が邪魔なものの北側の展望が良いです。
中里富士の次は「日枝神社の富士塚」に向かいます。これは間違わずにたどり着けたのですが、たくさんの御嶽講の石碑の中にたった1つだけ富士講の石碑が混じっているだけという、ほぼ「御嶽塚」というような代物でした。御嶽塚だとすると高さは4mほどあるので、もしかしたら東京で一番かも。
その次の「門前氷川神社の富士塚」も、同じような状況で、しかも富士講の石碑らしき代物は文字が崩れ落ちいて、富士講なのか御嶽講なのか判別不能でした。高さは斜面を利用して2m前後。
板橋とか練馬とかこっち方面は御嶽講が強いから、ずっとこんな感じなのかなと思いながら、黒目川と東久留米駅を越えて進むと、次の「落合富士」は浅間神社の境内にあり、富士塚も御嶽は御嶽でも富士山の小御嶽神社が祀ってあったので、今度こそ正真正銘富士塚です。高さは道路からだと4mぐらいありますが浅間神社の境内からだと2mほど。
落合富士から源流まで黒目川の支流である「落合川」沿いを進みます。落合川は黒目川、柳瀬川等と比較すると一番小さい分だけ人との距離感が近い川で、川に降りられる場所も数ヵ所あり、川沿いを散策して一番楽しい川です。途中に湧水が湧き出している逃れる見られる支流の「南沢緑地」というのもあります。落合川の湧水はそれ以外にも、川の両脇から多数湧き出していて、それが尽きると「八幡橋」で空の水路に変わり、川として終わります。八幡橋は名前の通り近所に八幡神社がありますが、残念ながらここには富士塚の類いはありません。
落合川が終わったら、再び黒目川方面に向かい、川を渡って「下里本邑遺跡公園」経由で、「下里富士」に行きます。これは新小金井街道から野火止用水沿いを200mほど行った場所にあり、高さ約7mの「富士浅間神社」になっています。ここも通年登れて、山頂から富士山は木に隠れて見えませんが、奥多摩や奥武蔵の山が良く見えます。
下里富士からしばらく黒目川沿いを進み、そこからちょっと外れて、テレビのコメンテーターとして活躍されている古市さんほど有名ではないけれど、まあそこそこ売れている社会学者原武史氏の「滝山コミューン一九七四」(講談社文庫)で有名な「滝山団地」を見に行きます。
ここは高度成長期に郊外に大量に造られた低所得者向けの団地の1つで、かつては共産党が非常に強く、ひとつの自治共同体=コミューンみたいなものを形成していて、強欲西武の運賃値上げに反対してムシロ旗立てて池袋まで歩いてデモ行進するとか、あの秩父困民党のDNAを受け継いぐようなこともしてたらしいです。
でも行くその前に、埼玉に近いせいか「山田うどん食堂」を発見してしまったので「パンチ丼セット」を食べて腹ごしらえです。
パンチ丼セットを食べて、気合いを入れて乗り込んだ滝山団地は、時代が変わったといえばそれまでなんですが、共産党のポスターとか「安倍辞めろ」の垂れ幕とか、そういった類いのものは一切無く、どこにでもあるような団地の日常が広がっていました。残念!
滝山団地の次は、今度こそちゃんと黒目川に戻って、源流と言われる「柳窪緑地」と「柳窪天神社」を目指します。ここは黒目川の流れが実質的に始まる源流部の緑地で、中心部にある柳窪天神社を過ぎると水の流れは途絶えて空の水路が新青梅街道まで続きます。
新青梅街道が終点だと思っていたら、道を渡った「小平霊園」の中へ、まだ水のない川の跡は続いていて、「さいかち窪」と言って、ここが黒目川の最上流になるようです。さいかち窪は最後にお墓の下のトンネルで終わります。
小平霊園沿いの新青梅街道を久米川駅まで進み、駅の先で線路と空堀川を陸橋で渡ると東村山のエリアに入って来ます。東村山駅手前の西武新宿線と国分寺線に挟まれた三角の狭い場所にあるのが「浅間塚」です。ここは昔は立派な富士塚で上に神社とかもあったのでしょうが、すぐ横で大規模な工事が行われているせいか、木が伐採され、塚も半分崩れた状態で、立入禁止になっていました。この先、いつまであるのかわからないので訪れるなら早目に。
浅間塚から線路を渡って北に進むと東村山駅です。西武線の感覚でいうと、所沢につぐ大きな駅の印象があるのですが、駅前は意外とこじんまりとしていて、東久留米や清瀬と大差ない感じでした。
何となく気になった「猿田彦神社」を覗き、東村山ふるさと館の前を通って北上し、再び線路を渡ると熊野神社の境内に「久米川富士」があります。これも5mほとあるかなり大きな富士塚で、山頂にも当然登れます。
久米川富士の近所にあるけやきの巨木で有名な「梅岩寺」を覗いたら、あとは柳瀬川沿いを秋津駅まで歩こうと思っていたのですが、空堀川には川に沿った遊歩道はなく、しかたなく住宅街の中をジグザグ進みます。
でも秋津駅直前の大きく蛇行している場所が、「淵の森緑地」として緑地化されていて、中には川に降りられる場所もあってなかなか良い場所でした。緑地内に2つほど塚のような物があったのだけれど、あれは遺跡とか城の土累の類いではないのだろうか?
淵の森緑地から柳瀬川を渡るとヤマトタケルの伝承が残る「秋津神社」を経てJR武蔵野線の「新秋津駅」に着きます。JRで1つ隣の東所沢駅にある「湯の森」というスーパー銭湯に寄って武蔵野線~南武線と乗り継いで帰るというのも考えたのですが、今日は東久留米・清瀬編なので、西武池袋線の「秋津駅」まで歩き、電車で「東久留米駅」まで戻って「スパジアムジャポン」という東久留米の日帰り温泉に寄って帰ることにしました。
スパジアムジャポンは東久留米駅から徒歩20分のところにある日帰り温泉施設で、駅からは無料送迎バスもあるみたいなんですが、待つの面倒なので歩きます。ここは巨大なショッピングモールの隣にある、買い物ついでに温泉に入って食事して帰るようなタイプの広くて大きい温泉施設で、料金は休日850円、泉質はほとんどしょっぱくない弱アルカリ性の塩泉という、ほとんど期待出来そうにないものなんですが、意外と肌がツルツルする薄口ながら悪くない泉質です。
ここで汗を流した後、朝行かなかった「黒目川と落合川の合流点」を見に行って東久留米駅に戻ります。合流地点のすぐ近くに「氷川神社」あって、塚はなかったのですが末社に御嶽神社・榛名神社・古峯神社等が祀られていました。
市内ウオーキングマップ「ちょっと寄り道散歩道」|東久留米市ホームページ
http://www.city.higashikurume.lg.jp/shisei/profile/midokoro/1002407.html
「清瀬市ガイドマップ」を無料配布しています - 清瀬市
https://www.city.kiyose.lg.jp/s004/040/010/020/060/20171108125640.html
観光パンフレット/東村山市
https://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/tanoshimi/kanko/kankopamph/index.html
スパジアムジャポン
https://spajapo.com
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バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 傘 | タオル | 帽子 |
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