行程・コース
天候
1日目晴れのち曇り 夜小雪 2日目晴れ
登山口へのアクセス
電車
その他:
往路:新松田駅から08:25西丹沢ビジターセンター行バス乗車
復路:17:40大倉から渋沢駅行バス乗車
この登山記録の行程
【1日目】
西丹沢自然教室(10:00)・・・ゴーラ沢出合(10:48)[休憩 6分]・・・展望園地(11:50)[休憩 7分]・・・石棚山稜分岐(13:05)[休憩 25分]・・・檜洞丸(14:00)
【2日目】
檜洞丸(06:42)・・・金山谷乗越・・・臼ヶ岳(08:41)・・・蛭ヶ岳(10:35)[休憩 15分]・・・棚沢ノ頭・・・丹沢山(12:50)[休憩 28分]・・・塔ノ岳(14:35)[休憩 15分]・・・金冷シ・・・花立山荘(15:00)[休憩 6分]・・・茅場平・・・小草平(16:00)[休憩 15分]・・・駒止茶屋(16:30)・・・雑事場ノ平・・・大倉高原山の家・・・観音茶屋(17:10)・・・大倉(17:34)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
1日目:西丹沢ビジターセンターで準備開始。センターの職員のかたより、登山道整備の資材搬入のため、ヘリが頻繁に飛ぶことをアナウンスされる。ゴーラ沢、展望園地と順調に進み、石棚山稜分岐あたりから雪が増えてくる。ベンチで休憩中に青ケ岳山荘へ向かうボッカと管理人さんに会う。晴れ後夜半~明け方は雪予報のため、ダイヤモンド富士と明け方の霧氷が見られるだろうとの話に期待高まる。一休みの後檜洞丸山頂へ。山頂は何組かの登山客でにぎわっていた。持参したテルモスのお湯でお汁粉を作り、冬景色の西丹沢を楽しんだ後青が岳山荘へ。
この日はダイヤモンド富士の日ということもあり、宿泊客は20名前後。かぶってしまったが炭火で焼いたお餅入りのお汁粉がふるまわれた。日の入りの時間を待って檜洞山頂から犬越路方面へ少し下ったビューポイントで待ち構えるも、厚い雲に覆われた空は富士山がどこにあるか判別するのがやっと。。。蛭ケ岳の真上に出た月を見ながら早々に小屋に退散し、ランプの下での夕食。月明かりに照らされながら小屋前から夜景を楽しんだ後就寝。
2日目:長い一日の始まり。気温はマイナス11度。下がった割には霧氷なく残念。ほとんどのゲストは西丹沢へ下山する中、大倉を目指して出発。蛭ケ岳に向けて最初は大きく下りぐっと高度を下げる。その後何度もアップダウンを繰り返し臼ケ岳へ。目指す蛭ケ岳への稜線が見えてくるも、これでもかというほど降ろされては登り返す。丹沢とは思えないような両側の切れたった痩せ尾根のような道もあり、最後の急登を登りって蛭ケ岳山頂へ。晴天、360度のパノラマ。富士山、南アルプス、丹沢三峰から東に相模湖(宮ケ瀬ダム?)西には相模湾から真鶴半島を一望。すでに予定を1時間程オーバー、のんびりしてもいられずひるカレーの幟に後ろ髪惹かれながら次のピーク丹沢山を目指して出発。再びたっぷりと高度を下げた後、鬼が岩への急登が始まる。檜洞から蛭ケ岳への行程で足を使い果たしてしまい、ふくらはぎと前腿の筋肉が悲鳴をあげる。雪で白くなったなだらかな稜線に出ると右前方のピークにみやま山荘、一つ下ってさらに右のピークに尊仏山荘のシルエットが見える。こんなに近く見えるのに登山道はどんどん下ってなかなか最低コルに到達しない。疲労のたまった脚と折れそうな心を奮い立たせて丹沢山山頂へ。時間はすでに13時過ぎ、何とか日暮れ前に大倉へ下山したいと、休憩もそこそこに最後のピーク塔ノ岳を目指す。
塔ノ岳まで来ると登山客が増えるかなと思っていたが、山頂は空いていた。14時を過ぎてみなすでに下山し始めているのだろう。行動食をとって軽く身支度をしてラストスパート。ぐらつく膝を気にしながら大倉尾根を一気に下る、下る、下る、、、堀山の家を過ぎたあたりからぐっと気温が下がる。足首に力が入らず踏ん張りがきかなくなる。ふにゃらふにゃらになった脚をなんとか持ち上げて日没前に大倉へ到着。ちょうど渋沢行のバスが発車寸前、そのまま飛び乗った。
青ケ岳山荘を出発してから約11時間。長い長い丹沢主稜の山行が無事完了、ほっと一息。行程が長かっただけに充実感もあったコース。次はグリーンシーズンにも一度歩いてみたいと思った。
フォトギャラリー:23枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | 健康保険証 |
ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | 非常食 | 行動食 | 軽アイゼン |
トレッキングポール | ストーブ | 燃料 | カップ | カトラリー | アウターウェア |
雪山用登山靴 |