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狛江と西府中の古墳巡り(前半)

亀塚古墳、緒方小川塚古墳、前原塚古墳、清水塚1号墳、日枝神社、岩戸八幡神社、土屋塚古墳、橋北塚古墳、駄倉塚古墳、東塚古墳、松原東稲荷塚古墳、経塚古墳、兜塚古墳、伊豆美神社、水神社、玉川碑、玉翠園跡、多摩川五本松、多摩川住宅、山谷庚申塔、狐塚古墳、下布田遺跡( 関東)

パーティ: 1人 (目黒駅は品川区 さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

その他: 往路:武蔵小山→東急目黒線→大岡山→東急大井町線→溝の口/武蔵溝ノ口→南武線→登戸→小田急線→狛江

後半へのつなぎ:調布→京王線→分倍河原

この登山記録の行程

狛江駅6:25→弁天池公園6:27→亀塚古墳6:38→和泉多摩川駅6:44→緒方小川塚古墳6:53→前原塚古墳6:57→清水塚1号墳7:08→矢崎山遺跡(狛江第三小)7:13→日枝神社7:19→岩戸八幡神社7:23→土屋塚古墳7:31→橋北塚古墳7:37→駄倉塚古墳7:44→狛江駅7:47→東塚古墳8:03→松原東稲荷塚古墳8:08→経塚古墳8:15→兜塚古墳8:23→伊豆美神社8:28~46→水神社8:52→玉川碑8:05→玉翠園跡9:08→多摩川五本松9:19→多摩川住宅9:21→山谷庚申塔9:38→狐塚古墳(下布田6号墳)9:59→下布田遺跡10:04→調布駅10:18

合計3時間53分

コース

総距離
約13.0km
累積標高差
上り約50m
下り約36m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

2月11日(祝)は、知る人ぞ知る古墳銀座の狛江と、東京で一番立派な古墳がある府中の西府周辺を散策して来ました!

たいして時間をかけて一生懸命回ったわけじゃないんですが、それでも古墳やその他諸々の数が多すぎてインデックスに入りきらないので、狛江編と西府中編の2つに分けます。

スタート地点は小田急線の狛江駅です。三多摩なのか世田谷の一部なのかはたまた神奈川なのか、微妙な立ち位置にある駅です。この前行った喜多見が世田谷の域を越えた農村地帯だったので、狛江はそれ以上のど田舎なんじゃないかとビクビクしながら電車を降りたんですが、予想に反して喜多見より住宅が密集してました。世田谷ブランドから外れるんで住宅価格が下がってお買い得感があるなかも?

狛江駅西口に降りるとまず駅前に「弁天池公園」があります。塚はありませんがここにも遺跡が出土しているそうです。

そして妙にゴミゴミした住宅地の中を抜けて行くと、住宅と住宅の間の狭いスペースに遺跡公園として整備中の「亀塚古墳」があります。

和泉多摩川駅で線路の東側に渡り、再び住宅の中を進むと、今度は「緒方小川塚古墳」があります。ここも遺跡公園として整備中。

さらに進み、駅から少し離れるとようやく喜多見あったような畑が出てくるようになり、3つ目の「前原塚古墳」はそのど真ん中にあります。塚に梅の花が植えられていてとても雰囲気のある古墳です。

次の「清水塚1号墳」は農家の庭先にあり、塀の上からわずかに覗けるだけです。

矢崎山遺跡は狛江第三小学校の敷地から発見された遺跡で、塚はないのですが山とついているので小高い場所にあるのかなと思って行ってみたのですが、確かに若干の高台にあるものの山と呼べるほどのものではありませんでした。

せっかくなので、狛江のウォーキングマップに載っていた「日枝神社」と「岩戸八幡神社」まで行って引き返します。日枝神社には何もありませんでしたが、岩戸八幡神社には末社に御嶽神社の石祠がありました。

次の「土屋塚古墳」はマンションの前の盛り土をした植え込みのような塚で、前の一戸建ての家が土屋さんだったので名前はそこからとったのだと思います。もしかしたらマンションも土屋さんが大家さんなのかも。

「橋北塚古墳」は別名「三角塚園庭」というのですが、ここも地主さんが三角さんなのでその名前がつけられた遺跡です。遺跡の場所にはアパートが建てられており、プレートがあるだけで塚はありません。

再び小田急線をくぐって西口に行きます。「駄倉塚古墳」はこれもマンションの盛り土をした植え込みのような遺跡です。山頂には石祠と石碑がありますが、上には登れません。

ここで狛江駅でトイレを借りて、次の「東塚古墳」に向かうも、ここも農家の庭の中。塀の上から覗くだけ。

でもその次の「松原東稲荷塚古墳」は、人の家の敷地内ながらも良く見える立派な塚でした。上にお稲荷さんがあるのかな?

「経塚古墳」もマンションとマンションの間に残された塚なのですが、植え込み風に整備はされていません。

兜塚古墳は入れはしませんが、園地として残された巨大な塚です。狛江で見た古墳の中では一番大きいです。

兜塚古墳の次に行った「伊豆美神社」は広くて立派な神社で、社殿によると次に行く水神社の場所に元はあったのらしいのですが、狛江名物の多摩川の氾濫で流されてこの場所に移ってきたそうです。あと井伊直弼を称える碑や靖国神社や石碑の裏に富士講碑があります。

「水神社」は多摩川縁に立つ石祠の小さな神社で、元の伊豆美神社があった場所。昔は「大塚山」ともよんでいたらしいので、流される前は巨大な塚があったのかもしれません。

玉川碑は万葉集の多摩川を歌った歌の石碑なのですが、これも流されて、今ある物は2大代目らしいです。

「玉翠園跡」という昔の行楽地の跡を見てから、多摩川の堤防上を富士山を見ながら「五本松」まで歩きます。

五本松から「多摩川住宅」というその昔あの「つげ義春」も住んでいたサブカル的に有名な、去年の台風でまた水没した団地を抜けて進みます。先週の「滝山団地」と同じような団地なんですが、多摩川べりにあるので少しトロピカルな雰囲気。ノンビリ昼寝をしながら石でも売るには良い場所です。滝山団地じゃ空っ風が身に滲みてとても出来そうにないから。

多摩川住宅を抜けた場所にあるのが「山谷庚申塔」です。狛江の観光マップに出てたのでさぞかし変わった庚申塔だろうと思ったら、普通の庚申塔でした。

この辺りから調布市に入って、しばらく道を真っ直ぐ進むと、調布市の「狐塚古墳」に着きます。特に塚にはなっていないのですが、石室のある遺跡が発掘されたそうです。

その近所の緑地が「下布田遺跡」で、古代の住居跡やら何やらたくさんの遺跡が発掘されたらしいです。この周辺には下布田遺跡群と言って多数の遺跡が発掘されたらしいのですが、この2つ意外は全て埋め戻されて宅地等に変わっています。

下布田遺跡から調布駅までたいした距離は無いので歩きます。そして電車で分倍河原まで行って、後半の西府中編に続きます。

狛江市観光ガイド - 狛江市役所
https://www.city.komae.tokyo.jp/index.cfm/45,0,346,2085,html

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