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狛江と西府中の古墳巡り(後半)

新田義貞像、高倉塚古墳、天王塚古墳(八雲神社)、浅間神社、分倍河原古戦場碑、小野神社、御嶽塚古墳、武蔵府中熊野神社古墳、谷保天満宮、城山公園、土方歳三生家(土方歳三記念館)、土方歳三の墓(石田寺)、土方歳三像(高幡不動尊)、そしがや温泉21( 関東)

パーティ: 1人 (目黒駅は品川区 さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

電車
その他: 前半からの続き:調布→京王線→分倍河原

復路:高幡不動→京王線→分倍河原→南武線→登戸→小田急線→祖師ヶ谷大蔵→祖師ヶ谷温泉21→祖師ヶ谷大蔵→サバ6製麺所成城学園店→成城学園→バス→都立大学駅北口

この登山記録の行程

分倍河原駅10:35→新田義貞像10:37→高倉塚古墳10:42→八雲神社(天王塚古墳)10:49→浅間神社10:55→分倍河原古戦場11:06→小野神社11:16→西府駅11:30→御嶽塚古墳→武蔵府中熊野神社古墳11:42~50→谷保天満宮12:04~10→城山公園12:24~38→土方歳三資料館(生家)13:06→土方歳三の墓(石田寺)13:13~25→高幡不動駅→らーめん専門店小川13:44~58→高幡不動尊(土方歳三像)14:06→高幡不動駅14:10

合計3時間21分(高幡不動駅まで。ラーメン除く)

コース

総距離
約12.5km
累積標高差
上り約86m
下り約74m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

分倍河原駅にやって来ました。駅前には本家本元の群馬県太田市より巨大な「新田義貞像」があります。今でこそ京王線と南武線の乗り換え以外に何も無い駅ですが、その昔、東国の関ヶ原ともいうべき「分倍河原の戦い」がここで行われて、新田義貞が北条勢を破って歴史が変わったんですね。この無用に大きな銅像はその歴史的偉業を称えて建てられたものなんですが、新田義貞は後で天下をとる足利尊氏に天皇側についた裏切者として粛清されるのでイマイチ人気がなくて、新田義貞を大河ドラマにとか言う声が府中市民から起こって来ないのは残念無念です。

新田義貞の像に別れをつげ、府中崖線の坂道を登ると「高倉塚古墳」があります。上に登れるようになっていて、山頂からは住宅の屋根越しに稲城の山が見えます。

高倉塚古墳から少し進むと鎌倉街道の旧道に出で、南武線の踏み切りを渡ってすぐのところに「八雲神社」があります。この神社の裏手の塚が「天王塚古墳」です。八雲神社には道を隔てたところに梵字の刻まれた「板碑」もあります。

八雲神社から坂を登りきったところにあるのが「浅間神社」です。富士塚は無いですが、府中崖線の上にあるので周りの建物が無ければ富士山が良く見えただろう神社です。

今来た坂道を下って戻り、中央高速を潜ったところの用水沿いの公園にあるのが「分倍河原古戦場碑」です。さっき駅前にいた新田義貞さんが北条と戦った場所。ちなみに今多摩川は中河原駅の南を流れていますが、この合戦が行われた時代はもう少し北を流れていたようで、この辺りに合戦をするのにちょうどよい広い河原があったようです。

分倍河原古戦場碑から用水沿いの遊歩道を進むと、鎌倉街道のバイパスにぶつかります。それを越えて少し行ったところにあるのが「小野神社」です。自称武蔵一宮の小野神社は多摩川を越えた多摩市にあるのですが、最初はここにあったのではないかと秘かに言われている神社です。ただ小野神社や大國魂神社が出来た時代というのは、多摩川が今よりかなり北側の、ちょうどこの神社がある中央高速あたりを流れていて、つまりここは多摩川の川の中だったわけで、それを考えるとここが先に一宮だったというのはあり得ないような気がします。多摩市の一ノ宮の小野神社も寂れているのですが、ここはもっと小さな寂れた神社で、かつての栄光のようなものはまるで感じられません。

小野神社からNECの工場の脇を通り西府駅に向かいます。この駅前にあるのが「御嶽塚古墳」です。公園になっていてここも自由に登ることが出来ます。山頂には石祠があります。

西府駅の構内を通り北口に抜け、そのまま真っ直ぐ進むと甲州街道に出ます。これを渡ったところにあるのが、東京にある古墳の中で一番立派な「武蔵府中熊野神社古墳」です。そのまま残されているだけではなく、作られた当時の石積まで復原されています。ちなみに形状は「上円下方墳」で上が丸く下が四角くなっていて、この形状は前方後円墳より珍しいそうです。

古墳の前の熊野神社にお参りしたら、甲州街道を進み「谷保天満宮」に行きます。ここは学問の神様として有名な神社なのですが、小さな梅林があり、この季節は梅を見に来た近所の人で賑わっています。

谷保天満宮も府中崖線上にあり、そのため裏に湧水の池があり、そこを水源とするきれいな川が神社の横を流れています。

谷保天満宮から次は「城山公園」に向かいます。ここは城というより三田氏という豪族の居住地の跡で、山頂は私有地で人の家が建っているのですが、散策路が整備されています。また下は公園になっていて、無料で見学できる古い民家があります。

城山公園から中央高速をくぐるとすぐのところに湯楽の里という日帰り温泉が
あるのですが、前に行ったことがあるので寄らずに、多摩川の橋を渡ります。箸の上からは富士山や奥多摩の山々が良く見えます。

渡ったところにあるのが、「土方歳三の生家」です。今も子孫が住んでいて資料館になっています。普通の民家なので見学には予約が必要なようです。

土方歳三資料館からモノレールの下の道を渡りサイゼリアの裏の道を進むと、「石田寺」というのがあって、ここに「土方歳三の墓」があります。土方歳三
の墓は幾つもあるのですが、ここのは親族の方が戦死した歳三おじさんを弔うために作った由緒ある物です。

石田寺からさらに浅川を渡ると高幡不動駅に着きます。高幡不動尊に行く前に参道脇に多摩・相模原地区ではわりと有名なラーメンのチェーン店の「小川」の高幡不動店があるので、そこに寄って昼飯を食べて行きます。水餃子のセットを頼みました。

高幡不動尊は自称関東三大不動の1つ「高幡不動尊」で、境内に「土方歳三像」があります。高幡不動尊はこれ以外にも見るべき物がたくさんあり、根性と体力があればここの裏山から高尾山までハイキングコースが繋がっていたりもするのですが、今日は面倒なので駅に戻ります。

高幡不動駅は少し離れた百草団地におふろの王様があるのですが、ここも行ったのでパスして、狛江の近所の祖師ヶ谷大蔵まで戻り、なかなか行く機会に恵まれなかった「そしがや温泉21」という銭湯に行きます。

ここは泉質が近所の環八沿いにあるTHE SPA 成城と同じような黒湯で、それが470円という格安プライスで入れる人気の銭湯です。黒湯の銭湯は大田区に行けば珍しくないのですが、世田谷区ではかなり貴重。だもんで結構混んでいて、あまりゆっくり入れないのが欠点です。でもまあ汗だけは流して、祖師ヶ谷大蔵からまた南武線に乗り換えて帰るのも面倒なので、隣の成城学園駅からバスで帰ろうと成城学園駅まで湯上がりの散歩をしたら、「サバ6製麺所」という怪しげなラーメン店を発見してしまい、さっきラーメンを食べたばかりなのに「サバ次朗」というラーメンがどうしても気になったので、また食べてしまいました。

サバ次朗はサバから出汁をとった二郎インスパイア系のラーメンでした。味はともかく、2杯目だと量的に苦しいものが…。

成城学園からは二子玉川行のバスで帰るつもりだったのですが、より近い都立大学駅北口行のバスがあったので、それで終点まで行き、歩いて帰りました。本日の総歩行距離、たぶん30キロオーバー。

水と緑のネットワークウォーキングマップ 東京都府中市ホームページ
https://www.city.fuchu.tokyo.jp/kanko/walking/mizutomidoriuxo-kingu.html

みんなでくにたちを歩こう!健康ウォーキングマップ/国立市ホームページ
http://www.city.kunitachi.tokyo.jp/kenko/health4/health7/1465447567114.html

新選組のふるさと歴史館 日野市 新選組コース
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/walkmap/map/detail/157.html

そしがや温泉21
http://www.soshigaya-onsen21.com/

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