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皆野アルプスから破風山へ~アップダウンの連続。 尾根道は動く展望台~

破風山( 関東)

パーティ: 2人 (モーちゃん さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

曇天。微風。気温駐車場7時43分1℃。13時05分12℃。

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 破風山大渕登山口駐車場を目指す。場所は、国道140号線から皆野駅西側の踏切を通り、皆野橋と業平橋を渡ってすぐ右手にある。看板有。無料。トイレ無。大渕登山口へは、駐車場向かいの新しい道路を上り、県道37号線を越えて50m先を右折。100m先左に登山口標識有。駐車場より徒歩約5分。画像2枚目の案内図参照のこと。

この登山記録の行程

自宅6:00⇒国道140号線・県道43号線⇒7:43破風山大渕沢登山口駐車場7:58・・・8:03大渕登山口8:05・・・前原山・・・男体拝・・・風戸分岐・・・猿岩・・・10:55破風山頂11:45・・・桜ヶ谷・・・林道・・・椋神社(トイレ)・・・県道37号・・・13:05駐車場13:20⇒13:30道の駅「みなの」13:50⇒寄居皆野道路(430円)⇒国道140号⇒関越道花園IC⇒15:10自宅。

コース

総距離
約8.1km
累積標高差
上り約588m
下り約588m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 皆野アルプス(前原尾根コース)は、アップダウンが連続し、私達70歳にとってはハードな、ロングコースでした。大きなピークを数えてみると約10もありました。しかも前原岩稜は大変長く、やせ尾根が連続していました。固定ロープが所々張ってありますが、私達は頼らずに注意して歩けば危険性はなかったです。

 広葉樹林帯が大変多く、本日は、もやっていましたが、眺望が楽しめました。歩きながらは危ないので、何度も歩みを停めました。妻と山座同定を楽しみました。
 登山道左側(東方~南方~西方)の山々を左から右へ列挙してみます。
 釜伏山・堂平山・双子山・武川岳・武甲山・酉谷山・白岩山・大洞山・和名倉山・雁坂嶺・破風山・甲武信ヶ岳・三宝山・両神山等々。
 北方には、針葉樹林帯が多いですが、開けた場所からは、武尊山・赤城山等々が目視できました。。
「男体拝」は、大きな一枚岩の上部にあります。北方には、日光男体山が見えて、感動しました。日光白根山も目視できました。
 「猿岩」登攀は、私達にとっては手強いので、敬遠しました。名前の由来について、推測しつつ、妻と議論しました。私は、この岩の上に猿がよく現われたので、猿岩と付けたのではないかと主張しました。妻も最初は賛同していました。ところが、「猿岩」の標識前に来ると、突然「岩が、猿の顔にそっくりだわ。」と叫びました。私は、先行していたのですが、わざわざ後戻りして、眺めてみました。岸壁が、まさに猿の横顔ですね。アップダウンの疲れがすっ飛びました。
 東屋を過ぎると、標識には「破風山頂まで 0.4㎞」とありました。もうすぐだ、ラストスパート!
 10時55分破風山頂に到着しました。北面は、樹木の間からになりますが、ほぼ360度の大展望が待っていました。もちろんここでも山座同定しました。北方には、城峰山が見えました。東方及び南方が大変良く見えました。酉谷山や白岩山が、今週2月11日(火)城峰山にある電波塔展望台から眺めた時よりも白いことに気づきました。新たに積雪したようです。

 狭い山頂は、次々と登頂して来る登山者でいっぱいになりました。数えてみると約30名もいます。敷物を広げて食事しています。私達は、座る場所がないので、下山しようか相談していると、男体拝で出会ったご夫婦の方が場所を空けてくださいました。ありがたかったです。
 皆さんは、小声でおしゃべりしながら口を動かしつつ、山々を眺めています。グループ登山の方々(男女混合約10名)の声が大変大きく、耳障りになりました。場所を弁えることはできないのでしょうか。大変残念な気がしました。

 復路は、山頂から札立峠方面へしばらく進み、途中から桜ヶ丘コースに入り、駐車場へ向かいました。登山道から舗装路に出てからが大変長かったです。椋神社境内にあるトイレを拝借しました。県道37号に出て、約30分歩いて、やっとゴールインしました。

 本日は総距離約8.1㎞。累積標高差は上り・下り約588m。歩数は約18.000歩を数えました。上りでは、汗をかき、衣服調整を3回も行いました。最後は、長袖下着と登山シャツの2枚で歩きました。遠景は、見えにくく、撮影できなかったです。それでも、奥多摩・奥武蔵・奥秩父方面が目視できてうれしかったです。
 前原岩稜帯は、アセビの樹木が大変多かったです。次回は、アセビの白い花が咲く春に訪れたいと思いました。また、破風山は、登山コースが大変多いです。別コースを歩きたいなと思いました。

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フォトギャラリー:41枚

業平橋を渡ってすぐ右に破風山駐車場がある。無料・トイレ無。

破風山の登山コース案内図。
皆野アルプス(前原尾根コース)登山口は、向かいの急坂を登って直進する。

県道を渡り、約50m先の突き当りを右折する。

約100m歩くと左に登山口がある。標識有。駐車場から約5分で到着。

皆野町が、各登山口の入山者を数えているそうだ。カウンターを一人1回押す。

落ち葉を踏みしめ、最初から急坂を登る。

前原山到着。

左側(南方と西方)の展望が開ける。広葉樹林帯になるため。武甲山をズーム。

蕎麦粒山方面。

酉谷山(天目山)方面。

和名倉山方面。

甲武信ヶ岳方面。

登山道が痩せ尾根に変わるので、足元を見て歩く。

前原岩稜とある。長く続くが、展望が大変良い。

蕎麦粒山方面が2月11日より白っぽい。新たな積雪があったようだ。

酉谷山本面。

和名倉山方面。

中央手前は横隈山(よこがいさん)。奥はぼやけているが、草津白根山。赤城山。右は男体山かな?

アセビ(馬酔木)が大変多い。3月には白い花が咲く。

アセビの説明板。

登山道には、大きな岩が行く手を遮るが、ステップがあるので、三点確保して登る。

ここは「男体拝(なんたいおがみ)」だ。日光男体山がはるかかなたにぼんやりと見えた。

目の前は宝登山。中腹は、ゴルフ場になっている。

巻道に入ると、尾根上には見上げると大きな岩。

「猿岩」に到着。この角度から見ると、確かに左側が猿の顔に見える。

岩稜が続くので、足元に注意。東屋の約400mの先には・・・。

10時55分破風山(はっぷざん)に到着。駐車場から約3時間かかった。※地図は(はっぷさん)。

狭い山頂には、登山者がすでに約20名もいる。食事中だ。

東方~南方~西方が開けていて、絶景が広がる。この後約10名のグループが来て、約30名。

北方は樹木の間から左は城峯山、右は鐘掛城跡。2月11日(火)に登ったばかり。西方には甲武信ヶ岳も目視できた。

下山は山頂から日野沢方面へ進み、途中の分岐から野巻本面へ下る。

標識に従う。

今回は桜ヶ谷コースを選ぶ。

武甲山方面。

コウバイが満開だ。゛

ロウバイも。

登山道から舗装路に出て、下っていくとニホンスイセンを発見。

花をズーム。

ハクバイ。

途中の桜ヶ谷の観光トイレが使用不可。椋神社のトイレを借用。

やっと県道に出た。ここから駐車場までが長い。約30分。ロングコースを歩ききってほっとした。

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装備・携行品

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登った山

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