行程・コース
天候
快晴、強風!
登山口へのアクセス
バス
その他:
禾生駅6:44着 改札の方がトレッキングガイドと九鬼山登山口までのルートを詳しく教えて下さった。1名しか下りなかったのでとても助かりました。
この登山記録の行程
禾生駅(06:50)・・・登山口(07:04)[休憩 5分]・・・池の山コース分岐(07:50)[休憩 20分]・・・九鬼山(08:48)[休憩 40分]・・・馬立山分岐(10:15)[休憩 5分]・・・馬立山(11:00)[休憩 20分]・・・菊花山分岐(11:40)・・・分岐(11:57)・・・御前山(12:07)[休憩 70分]・・・神楽山(13:40)[休憩 5分]・・・登山道入口(14:19)・・・猿橋駅(14:33)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
富士山を見るというのはやはり気持ちのよいものです。秀麗富嶽十二景のひとつ九鬼山~御前山から雄大な富士山を堪能しました。快晴だったので、白い富士が青空に映え立派な富士を見てきました。九鬼山・・どうやらこれは桃太郎伝説のようですね。百蔵山で生まれた桃太郎が、九鬼山へ鬼退治に行くというストーリー。鬼退治気分で九鬼山へ。
今回は禾生駅から出発し、九鬼山~馬立山~御前山~猿橋駅へと大縦走を計画。全般的に標識がしっかり分かれ道に立てられているので迷うことはまずないです。
見どころをまとめます。
①レンガ造りの落合水路
・・国道139号線の舗装路をただただ歩いて登山道への曲がり角はどこだと不安げにしていると飛び込んでくるのがこの落合橋。眼鏡橋になっていてすごく立派です。なんと登山道はこの橋の一番左を通過します。
②急登の連続
・・登山口の愛宕神社を過ぎしばらくいくと急騰が始まります。九十九折にジグザグとひたすら登ります。池の山コースの稜線に立つとちょっとほっとしますが、今度はほぼ直登のような急坂になります。直登と左へという看板がありますが、どう見ても登山道は左にしか見えません(笑)。
ここは正念場ですね。
③天狗岩
・・この急登を登っている途中に、「眺めよし天狗岩」という看板が出てきます。そしたら、迷わず行ってみましょう!九鬼山の富士山の展望場所はもちろんここです。ここから見る富士山は杓子山を従え、右手には三ッ峠山があり、人々の暮らす街並みと山々の共存⁈がなんか絶妙です。この景色は素晴らしいの一言です!
④九鬼山
・・南に木々の間から富士山が見えますが、下手をすると忘れてしまいそうな感じ(笑)
というのも西から北にかけての景色が遠くまで見え絶景です。富士山は忘れてしまいます。
勉強不足でしっかりとはわかりませんが、扇山・権現山・百蔵山、そして眼下に岩殿山と秀麗富嶽十二景の山々が見事です。すごーく奥にはきっと雲取山ですね。その左にはお椀を伏せたような雪をまとった山・・ん~これがなんなのか知りたいです。そこから左に目を向けると、大菩薩へ伸びる稜線です。目立つ三角形の頂は雁ヶ腹摺山でしょうか?
⑤九鬼山からの下山
・・御前山へ向けて出発すると、かなりの落差の登山道。ちょっと怖いです。強風も吹き付けていたのでさらにプレッシャーでした。ここは慎重に。問題はこのあとのトラバース道。とにかく道が狭い。右側の切れ落ちた側面にすべってしまいそうで不安と恐怖⁈ロープがあるのでそれを頼りにさらに慎重に。。
⑥馬立山への急登
・・この稜線はアップダウンが激しい。特に馬立山へは札金峠から3段に分かれて登り上げます。今回のルートで一番大変だったのかもしれません。そのすべてがとても急なので登り上げるのが大変です。
⑦馬立山
・・ここでお昼にしました。景気は木々の間からの富士山くらいです。この日は強風でここまで休めるところがありませんでした。この馬立山の頂上はひだまりがあって、温かく風も弱い。休憩するならここしかない!と決めました。
⑧御前山手前の八五郎岩
・・大きな岩稜を右手からトラバースしますが、ここも道幅が狭いです。落ち着いていきましょう!
⑨御前山
・・ここも秀麗富嶽十二景です。九鬼山と一緒に数えられます。ここからの景色が本日のハイライトですね。ハイライトというのは九鬼山から苦労をして稜線歩きをしてきた人しか実感できないよくやったな~と誰しも思える瞬間です。九鬼山からこの御前山までくる稜線がすべて見渡せます。そしてその上には富士山がみつめている。こんなご褒美はそうそうありません。本当のお昼をここでゆっくりとりました。それまでほんとうに静かな山歩きだったのですが、この御前山の頂は人がたくさん集まります。みんな長居するんですね。そういう私も1時間以上ここにいました。
⑩神楽山
・・眺望ありません。ただ、三角点があるので、三角点収集家の方は行きましょう!
風さえなければもっと印象のよい山ではなかったかなあと思います。強風なので怖さが増します。風のない穏やかで快晴なら最高ですね。登山者は比較的少ないので、落ち着いた山旅をしたいならよいルートだと思います。ただ、危険個所がいくつかあるので、登山者が少ないだけに落ち着いて対応していきたいところだとも言えます。
最高の富士山とアップダウンの迫りくる急登の連続。なかなか印象深い山ですね。
フォトギャラリー:35枚
禾生駅。トレッキングマップと登山口までの詳しい行き方を教えてもらってとても助かりました。
国道を歩いていると、横たわって見えるのが九鬼山。
落合水路。格好いいです。
登山道の途中初富士山。期待が膨らんだ瞬間。
どう見ても登山道は左です。ここを直登するのは??
素直に、天狗岩へ行きましょう!
というか本当はあの看板の先を登るのだけどその標識がないですね(笑)
天狗岩からの大絶景!
三ッ峠山
富士山
富士見平からの富士山。
九鬼山の頂上。
北西面の大絶景①
北西面の大絶景②
北西面の大絶景③
北西面の大絶景④
あまりにも北西面がすごいので、忘れていた富士山。でもこれは木々の間なのです。なので先ほどの天狗岩が秀麗富嶽十二景ですよね。
九鬼山の下山。こんなロープと岩場を下ってきます。ここは気を付けましょう!
それと一番びびったのはこのトラバース。行きすぎて振り返って取ったのですが、道が細いです。
紺屋休場からの三ッ峠山と高川山
稜線歩き途中での富士山。
松と富士山。やはり絵になります。
馬立山への急登が始まる!
馬立山頂上
馬立山から見た九鬼山
馬立山の下りも危険です。
途中ではっきり見える黒岳と雁ヶ腹摺山
八五郎岩のトラバース。ここも慎重に。
御前山です。
御前山からの絶景。九鬼山からここまでの全山が一望。こんなに歩いてきたんですね。そういえばあんな急登あったな・・あのトラバースびびったなど浮かんできます。
角度を変えて、松と富士山。
眺望のない神楽山。
猿橋への下山途中正面に百蔵山と扇山
下山直後真正面に、百蔵山と扇山
さらに、岩殿山です。
無事に、猿橋駅につきました!今日も楽しかったです。
装備・携行品
アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 |
グローブ | サングラス | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
軽アイゼン |
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