行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
電車
その他:
往)JR高尾駅から徒歩
復)JR相模湖駅
この登山記録の行程
JR高尾駅前コンビニ(7:32出発)-(国道20号)-高尾梅郷遊歩道入口(7:47)-小仏関跡(7:58)-高尾天満宮(8:12)-高尾梅の郷まちの広場(8:23)-日陰林道(8:48/8:57)-木下沢梅林(9:05/9:10)-小仏バス停(9:24)-(浅川神社)-景信山登山口(9:40)-景信山(10:20/11:00)-明王峠(11:53)-栃谷底沢林道交差(12:07)-矢ノ音(12:17)-大平小屋跡(12:28)-孫山(12:50)-与瀬神社(13:16)-国道20号(13:27)-相模湖駅(13:37)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
裏高尾町の梅林を巡って景信山を登り、相模湖まで歩いてみました。花の見頃はこれからが本番ですが、新型コロナウィルスの影響で梅まつりは中止だそうです。 日陰沢出合のハナネコノメ群生地は、去年の台風の影響で通行止めになっていました。
≫高尾から小仏峠に延びる甲州道中(旧甲州街道)の沿線は梅の郷としても有名で、木下沢梅林を筆頭に幾つもの梅林が連なっています。 この道を初めて訪れたのは3年前の桜の時期で、梅の花は散り終えていましたので、今回は殊更期待が高まります。道端の福寿草と日影沢出合のハナネコノメも秘かなお目当てです。
高尾駅から国道20号を西に進んで南浅川左岸の「高尾梅郷遊歩道」に足を踏み入れた途端、紅白の梅に囲まれて一気にテンションが上がります。 耳の冷たさも忘れて写真を撮りまくったところでほっと一息つくと、今度は道端に福寿草でも咲いてやしまいかと期待しながら先に進みます。
小仏関跡の梅は見頃、天神梅林は未だ3分咲き程度と、谷の北面と南面で随分と咲き具合が異なります。
裏高尾で一番大きな木下沢(こげさわ)梅林は2~3分咲きでしょうか。 花の見頃はこれからですが、生憎のコロナウィルス騒ぎで、3月中旬の梅まつりは中止となってしまったそうです。
もう一つのお目当てに立ち寄った日陰沢出合のハナネコノメの群生地は、去年の台風の影響で道が崩れ、立ち入り禁止となっていました。 残念ではありましたが、このまま何年か立ち入り禁止になれば、それはそれで花にとっては良いことなのかもしれません。
小仏バス停を過ぎると梅の花も見かけなくなります。後はおまけのつもりで景信山を登り、明王峠から矢の音、孫山を辿って相模湖畔の与瀬神社に下ってみました。 啓蟄まで待てなかったのでしょうか、孫山の尾根の陽だまりには早くもヒオドシチョウが舞っていました。
与瀬神社は甲州道中の宿場の鎮守社だったそうで、今回のコースの終点には打ってつけです。一昨年の春、例大祭の神輿連に偶然出くわした事などを懐かしく思い出しながら下山のお参りを済ませました。
最後のお目当ての相模湖駅前「かどや食堂」で熱燗をちびちび頂きながらお話を伺えば、新型コロナのイベント自粛の影響は思ったよりも大きいようで、藤野のやまなみ温泉も暫く休館となるらしく、長引くようだと与瀬神社の4月の例大祭も中止になってしまうのでは、と心配しておられました。
梅が散り、桜が咲く頃には、この騒ぎが沈静化していることを祈るしかありません。
本日の総歩数32,021歩、歩行距離21.5km、消費カロリー1,445kcal、脂肪燃焼量103g也。
フォトギャラリー:78枚
高尾駅からバスに乗らずに、国道20号線をとことこ歩き始めます。
先ずはネコヤナギが春の雰囲気を盛り上げてくれます。
「高尾梅郷遊歩道」の案内標を見て、浅川左岸の小径に入ります。
直ぐに梅林に入ります。
浅川の河原に下りてみると、、、
いきなり素晴らしい景色♪
のっけからテンションが上がります。
♪
ちょっとピントがボケましたが、、、♪
桜も良いけど、梅もまた好し、です。
小仏関跡に寄り道してみましょう。
小仏関跡は、遊歩道からほんの150m程で、こちらは紅、白、黄、に華やいでいました。
ダンコウバイ?アブラチャン?、それにしても巨木です。
再び遊歩道へ戻ります。
小さな橋で、右岸に渡ります。
しばらく進むと高尾天満宮(天神梅林)があります。
先ずはお宮にお参り。
紋は勿論、梅ですね。
こちらの梅林は北向きの為か、未だ2~3分咲きです。
更に進むと、圏央道の高架下で高尾梅の郷まちの広場に出ます。(トイレ有り)
中央道沿いも華やかです。
高尾駅と小仏バス停の丁度中間地点です。
3/14、15に開催予定だった高尾梅郷梅まつりは中止となったそうです。
その先も、華やかな沿道が続きます。
正に花の道、期待を裏切りません。
摺差(するさし)バス停の近くに、ひと際見事な白梅の大木がありました。
ミツマタも咲き始めています。
小仏行きのバスを何台も見送ります。
日陰林道は通行止めです。
ハナネコノメもお目当てでしたが、ウッドデッキは通行禁止です。
デッキ橋の下の沢沿いを進んでみましたが、、、
途中で通行止めのテープが張ってあったので、ここで引き返しました。
先に進みます。今や貴重なレンガのアーチ式架橋。
架橋を潜って右に進むと、いよいよ木下沢梅林が見えて来ました。
木下沢(こげさわ)梅林の開花状況はまだ、1~2分咲きといったところでしょうか。
白く見えるのは、花では無くて枝の白さです。
足元に福寿草でも咲いていれば、、、と期待しましたが・・・。
梅まつりこそは中止になってしまいましたが、3月には素晴らしい景色になるに違いありません。
アセビも開花の準備中です。
小仏バス停を通過。この先は梅の木も見かけなくなります。
少し先の浅川神社に入山のお参り。狛犬は平成標準型でした。
しばらく林道を歩きます。
景信山南東尾根登山口。
最初は杉樹林の急登です。
尾根に出ると落葉広葉樹林帯となって、冬枯れ越しに景信山が見えて来ました。
気持ちの良い尾根筋です。
小下沢(こげさわ)コースの分岐。
小下沢林道に向かう尾根は通行止めにされていました。
木段の坂を登れば、景信山はもうすぐです。
山頂に到着。人は少なめでした。
残念ながら、富士山はほぼ雲の中。
久しぶりに山で火を使いました。
都心を見下ろす若者達。心の中で何を思う!?
空気もすっかり春めいています。
奥高尾主脈ルートを辿って明王峠に向かいます。
今回は「巻き道」を最大活用!。
景信山から小一時間で明王峠に付きました。
明王峠から相模湖方面に下山します。登山道崩壊、通行注意の看板。
山桜の巨樹が目立ちます。
途中、栃谷底沢林道と交差しますが、林道の底沢方面は通行止めとなっていました。
矢ノ音に続く日だまりの小径。
こじんまりとした矢ノ音(やのおと)のピーク。戦前は一面の萱の原だったそうです。
大平小屋跡に下る道は、高尾山系では珍しい位の急斜面でした。
大平小屋跡。小さな作業小屋があるのみです。
与瀬神社方面を目指します。
途中、孫山のピークに立ち寄ります。
孫山のピーク。ベンチがありますが、展望は有りません。
啓蟄が待ち切れなかったのでしょうか、日だまりで今年初めての蝶を見かけました。
与瀬神社に下る途中の展望台から、相模湖と石老山の眺望。
与瀬神社に下りて来ました。
年代は分かりませんでしたが、個性的な狛犬です。
怖いくらいの急な石段がありますが、春の例大祭では、この階段を神輿が通るというので驚きます。
立派な三門もあります。
相模湖に続く参道の途中を、中央高速道が横切っています。
参道は更に下って、甲州街道まで続いています。
甲州街道からの一ノ鳥居。明治天皇も御行幸されたそうです。
最後のお目当ては、相模湖駅前のかどや食堂で♪
相模湖駅から見上げる孫山。中々面白いコースでした。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
トレランシューズ | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 |
タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | ナイフ | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
ロールペーパー | 行動食 | テーピングテープ |
みんなのコメント