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川崎アルプス(多摩丘陵の先端をめざして)

江戸見桜、堂坂、増福寺、明鏡寺、杉山神社、子育て地蔵、春日台公園、たちばなふれあいの森、富士見台古墳、橘神社、子母口貝塚、蓮花寺、久末天照大神社、久末ふれあいの森、日吉本町駒ヶ崎公園、日吉の丘公園、慶応義塾高校、夢見ヶ崎、川崎大師、日の出おふろセンター( 関東)

パーティ: 1人 (目黒駅は品川区 さん )

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行程・コース

天候

曇り一時小雨

登山口へのアクセス

電車
その他: 往路:武蔵小山→東急目黒線→大岡山→東急大井町線→溝の口

復路:四谷上町→川崎市バス→川崎駅前/京急川崎→京急線→品川→山手線→目黒

この登山記録の行程

溝の口駅6:10→兎坂6:12→ターザンの木6:30→江戸見桜6:31→堂坂6:33→増福寺6:43→明鏡寺6:52→杉山神社6:56→子育て地蔵7:04→春日台公園7:18~25→たちばなふれあいの森7:33→たちばな古代の丘緑地7:50→富士見台古墳8:06→橘神社8:11→子母口貝塚8:28→蓮花寺8:44→久末天照大神社8:51→久末ふれあいの森8:58→久松緑地たちばなの森9:11→日吉本町駒ヶ崎公園9:40→日吉の丘公園9:58→日吉駅10:12→慶応義塾高校10:15→夢見ヶ崎動物公園(加瀬山)10:40~11:02→矢向駅11:28→川崎駅11:51→多摩川12:08→川崎大師駅12:29→川崎大師12:39→大師公園12:47→日の出おふろセンター12:58~13:50→四谷上町バス停13:56

合計6時間48分(銭湯迄)

コース

総距離
約25.4km
累積標高差
上り約331m
下り約350m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

3月7日(土)は、数年前に高尾山から武蔵溝ノ口まで何度かに分けて縦走した多摩川沿いの多摩丘陵の残りを、武蔵溝ノ口から新川崎の夢見ヶ崎まで縦走し、ついでに川崎大師まで足を伸ばして参拝して来ました!

武蔵溝ノ口から川崎寄りのエリアというのは、上流に比べて都心に近いため宅地化が進み緑なんかほとんど残っていないんじゃないかと思っていたのですが、山の上に登ると意外なぐらい畑が残っていて、思いの外快適なヒルウォークが楽しめました。丹沢を臨む渋沢丘陵の宅地化が進んだような感じです。塔ノ岳の代わりに武蔵小杉のタワーマンションが良く見えます。

コースも高津区のホームページに載っている「高津のさんぽみち」を参考にすれば、日吉と夢見ヶ崎を除けば労せずとも行けます。ただ高津のさんぽみちは地元の土地勘のある人向けでかなり変な道も入っているので普通の地図は必携です。

スタートは田園都市線の溝の口駅です。南武線の武蔵溝ノ口駅と隣接しているので、電車を降りたらJRの駅を横切って南口に出ます。すると目の前に山が!山をよじ登る階段は立ち入り禁止になっているので、その横の「兎坂」というクネクネ曲がった舗装された道で稜線に出ます。

稜線に出たら道なりに進みます。すると車道が行き止まりになり、その先に細い昔の山道のような道が続いているのでそこを進むと、「ターザンの木」という巨木がある公園に突き当たるのでそこで引き返すと、駐車場の中に「江戸見桜」があります。昔ここから江戸方面が良く見えたらしいです。

江戸見桜から今来た道は戻らず左の道に進むと、左側に「堂坂」という狭い階段の急坂があるのでそこを下り、突き当たりを左に進むと「増福寺」があります。この寺は寺に用のない者立入禁止の立札が立っていますが、お墓に登る道を突っ切ります。上の鐘突堂からの眺めが良いです。

増福寺から次は「明鏡寺」に向かいます。五重の塔があります。

明鏡寺の横にあるのが、先週も出てきたこの辺りに多い「杉山神社」で、階段を登りきると明鏡寺越しに北東の眺めが良いです。

杉山神社から新作小学校の前に出たら左に進むと、「子育て地蔵」があります。この辺りから徐々に畑が多くなってきます。

子育て地蔵からへび坂という坂を下り、第三京浜の下に出たら、高速の下の道を進み、階段を登ると高速道路の上を越える陸橋があるので渡ると「春日台公園」に着きます。ここで今日最初の休憩。

春日台公園から南に下ると「たちばなふれあいの森」という緑地公園があるので、それを突っ切ります。この辺りは里山の森が多く残されている場所で、川崎の中心部に近い場所にいるとは思えないほど緑が多いです。その後、もう1つ名も無き緑地を越えると、古代に橘郡の役所がおかれていた跡の遺跡が発掘されたという「たちばな古代の丘緑地」に着きます。

たちばな古代の丘緑地から南に下り、中原街道を突っ切ると墳丘が残っている「富士見台古墳」に着きます。山頂に登れます。

富士見台古墳から橘神社を経てさらに進むと、「子母口貝塚」があります。標識は公園の中にあり、ハイキングコースからやや離れているので見落とし注意です。子母口貝塚から先の道は、すぐに行き止まりになり畑の農道を通って下の広い車道に降り立ちます。この畑になっている辺りにも貝塚があったらしいです。

広い車道に出たら少し戻るように進み、川を渡ったところで左折して南に向かいます。すると「蓮花寺」という寺に突き当たるので、ここも看板を無視して中を突っ切ります。お墓の上から眺めが良いです。

蓮花寺のお墓を抜けると、広い畑に出ます。その畑のど真ん中にあるのが「天照皇大神社」です。名前は超立派ですがごく普通の神社です。ただトイレがあります。

神社の横の道を左に進むと「久末ふれあいの森」があります。ここは地図で見ると広いのですが大半は私有地なので入れません。

さらに進むと高津区のさんぽみちの終点である「久末たちばなの森緑地」に着きます。ここは北向の谷の上部を園地化したような公園。

ここで高津区のコースは終わりになり、日吉駅まで繋ぎの道となります。どこをどう行っても良いのですが、今回は日吉駅の南側にある日吉の森公園を目指して一直線に進みます。
この辺りも畑がすごく多いです。

「日吉本町鯛ヶ崎公園」という結構広い、先週登った綱島と大倉山の眺めが良い公園を抜けて進んで行くと、日吉駅が近くなるにしたがって農村風景が徐々に東京郊外の街らしく変わって行きます。その中に宅地化の波に抗うようにしてそびえ立っているのが「日吉の森公園」です。箕輪洞谷の横穴古墳跡から階段を登ると眼下に東横線の線路を見下ろしながら進むようになります。

日吉の森公園の尾根道をまっすぐに抜け、後は道なりに人の来る方へと進むと日吉駅に着きます。

日吉駅の中を通り抜け東口に出ると「慶應義塾高校」の並木道が目の前にドーンと出現するので高校生に混じってその中へと進みます。ここは普通の高校と違って敷地があまりに広いので住民の通り抜けOKとなっているので入っても警備員に制止されることはありません。建物に突き当たったら右折してその建物を回り、裏の階段を下るとほどなく外に出ます。

慶應義塾高校から出たら新幹線の線路をくぐり、川を渡って東に一直線に進めば「夢見ヶ崎動物園」の入口に着きます。夢見ヶ崎(加瀬山、加瀬台)は先週の綱島と同じく、台地の尾根の先が川の氾濫によって台地本体から切り離されて、島のような形で残った場所で、多摩川沿いの多摩丘陵の一番海よりの先端部分になります。まあ町田側の多摩丘陵を追って行くと、先端は三浦半島の城ヶ島あたりまで行ってしまうのですが、多摩川の向こうに延々と続くいわゆる多摩の横山はこの辺で終わりが妥当なんじゃないかと思います。

夢見ヶ崎の上は小さな入場無料の動物園になっていて、狸や鹿、山羊、キジ、シマウマ、レスターパンダ、象亀など割りと身近な動物がそこそこの数います。あと天照皇神社、浅間神社、熊野神社の3つの神社と了源寺というお寺と白山遺跡と加瀬山遺跡があり、多摩丘陵最東端には慰霊塔が建っています。

夢見ヶ崎で多摩丘陵の先端を踏んだので、次は川崎駅を通って川崎大師を目指します。これが意外と遠かった!でも今日は川崎らしからぬ農村をひたすら歩いていたので、やっと川崎らしい京浜工業地帯の雰囲気に戻って中和された感じです。

それにしても川崎駅、いつも思うんだけど再開発した割りに妙に面倒臭い、雨降ったら傘ささなきゃいけないJRと京急の接続、もっとなんとかならなかったのですかね。

あと、その後で多摩川に出てみたんだけど、堤防が付近住民の喫煙所と化していて、東京五輪にもヘイトスピーチ禁止条例にも負けない川崎の住民パワーみたいのを感じました!相変わらず風俗も多いし。

そんなこんなでようやく川崎大師駅に着きました。ここから表参道~仲見世と街歩き番組の出没率がやたら多い通りを通って川崎大師を目指します。

今日の川崎大師は新型コロナウイルスの影響でさすがに人は少なかったのですが、その新型コロナウイルスに対抗して名物の「せき止め飴」の幟が、同じ名物の葛餅以上に目立つ感じでした。このぐらいすいていれば人混みの濃厚接触による感染もないと思うので、マスクの買えなかった人は是非とも飴買いに来て下さい。

川崎大師の次は大師公園を通って「日の出おふろセンター」に向かいます。川崎も隣の蒲田と同様に温泉銭湯の激戦区で、日の出おふろセンターはその中で川崎大師周辺にある3~4件の中の1つです。料金は銭湯なので当然470円で、泉質は「塩泉」と書いてあったので蒲田のような真っ黒な黒湯の塩泉だと思っていたのですが、薄茶色のいわゆる黄金の湯といわれるタイプで、味もなめてみて塩辛くはなかったので、運動して汗大量にかいた後で塩泉はどうもという人でも、特に気にせず入れる感じの塩泉です。ただ石鹸ないので持ってくる必要があります。

日の出おふろセンターで温まったら、さすがに川崎駅まで歩くのは面倒なので、すぐ近所の四谷上町バス停から川崎駅までバスで戻ります。

そして川崎駅まで戻って「中華食堂 一番館 川崎店」という店で「かけらぁセット」というラーメンに半チャーハンがついて520円という非常にコスパの良い昼食を食べました。中華食堂 一番館は日高屋みたいなタイプのチェーン店なんですが、料理全般が日高屋より安くて、今急速に店舗数を伸ばしている店らしいです。

ただ普通の醤油ラーメンの味が普通じゃなく富山ブラックみたいな真っ黒で強烈な醤油味で、これ油っこいラーメン嫌で醤油ラーメン頼んだ人が頼んだら食べられるのかいな?とちょっと思いました。 まあそれ以外はとってもお安いので武蔵小山にも欲しいな~と思って検索してみたら、なんと目黒駅にあった〜!灯台もと暗し。最近東急ストアの方には行ってないからな〜。

川崎市高津区:高津区を歩こう
http://www.city.kawasaki.jp/takatsu/category/116-3-0-0-0-0-0-0-0-0.html

ウォーキングマップ - 港北観光協会
http://yokohama-kouhokukanko.net/walking.html

川崎市幸区:夢見ヶ崎周辺は、魅力がいっぱい!
http://www.city.kawasaki.jp/saiwai/page/0000045037.html

多摩・三浦丘陵トレイル|多摩・三浦丘陵を楽しむ!知る! 多摩川崖線~鶴見川連携軸
https://www.tama-miurahills.com/area_4.html

川崎大師
http://www.kawasakidaishi.com/

川崎銭湯どっと混む
http://www.kawasaki1010.com/now/map_kawasakiku.html

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