2020年初登山は、100名山 筑波山！
その内・・・その内・・・、と思っていながら中々実行出来なかった筑波山。行きたかった高峰温泉はコロナ騒ぎでも予約が取れず、でもそろそろ山歩きしたいし、息子もお正月に買ったEPIを試したくて騒いでいる。そこで、気軽に？行ける筑波山へ行く事に。

3/7は終日曇天予報。端から眺望など期待してなかったが、何と！朝から雨。筑波に着く頃には止むだろう、いや止んでくれ。しかし、中々止まない雨。もうこうなったら温泉入ってくるだけでもいいよね、と車内家族で慰め合った。

筑波山は梅まつりの真っ最中だったが、コロナ騒ぎで無料送迎バスが中止になるなど、賑やかさのかけらもなかった。お陰で、朝9時の到着でも駐車場はどこもガラガラ。一番広くトイレもある、市営第三駐車場に駐車。トイレ脇に小道があって、神社まで少しショートカット出来ます。

筑波山神社でお参りした後は、ケーブルカー横の登山口へ。騒がしいイメージがあった筑波山だけど、コロナのせいか、このお天気のせいか、登山客はまばらで静かな中々良いスタート。やっぱり山の空気はいいな。登り始めると、雨が雪に変わった。最初は、花粉が落ちて来てるのかとビビったが、小雪だと分かって安心した。

雪は予期してなかったので、息子はご機嫌。私は、運動靴で来た事を少し後悔。でもまー、雨がひどくなるより全然いい！地図には、男女川源流で水マークがあったけれど、団体さんが休憩中で素通りしたので、水が汲める場所があったのかどうか不明。そこから間もなくすると、木の階段が続く登りが始まります。段差は小さく傾斜はそれほどキツクないけど、やっぱり汗が出る。着過ぎてるせいもあるけど。。。ザックも小さなデイバックで来たので、ジャケットをしまう余裕がなかった。。。（汗）

御幸ヶ原から男体山頂まで、少し登りがきつくなるが、距離が短いので助かる。10分ほどで山頂に到着。案の定、山頂からは何も臨めないので、早々に下山を開始。山頂直下にベンチが２つあり、そこで早めのお昼にする事にした。晴れていたら素晴らしい景色が見られそうな場所だったが、今回の目当ては山ラーメンと山コーヒー！景色の事など誰も構わずに、いそいそと昼食準備開始。水２L・コッフェル２つ・EPI・ガス・ラーメン・コーヒーの全てを、息子が背負ってくれた。すっかりお任せだったせいか、私はザックカバーやエマージェンシーシートなど、色々と忘れ物ばかりだった。反省。反省。

初、山ラーメンのお味は勿論最高！山では、いつも冷たくなったおにぎりをささっとパクつく程度だけど、やっぱり温かい物が食べられるって幸せだなぁ。息子よ、ありがとう～。家や学校だとダメダメ君だけど、山だと結構頼もしい。（苦笑）

食後のコーヒーまで淹れてもらい、いつもの3倍ぐらいゆっくりお昼をした後は、御幸ヶ原に戻って恒例の山バッチ購入。男体山に一番近いお店のオリジナルバッチが素敵だった。

女体山にもトイレがあるという事だったので、御幸ヶ原では素通りして女体山へ向かった。が、残念な事に女体山にあるトイレはロープウェイ乗り場併設で、登山道から5分ぐらい下った所にあった。悔やまれたが、この先トイレはないので致し方ない。往復15分程度ロス。

ちょうどお昼時で女体山山頂は、大混雑。並んでも素晴らしい景色が見える訳でもなし、諦めて下山開始。結構、足場の悪い急な下りが続く上、小さな子を連れた3世帯家族や若者グループなど、結構大勢登って来るのですれ違うのが大変な箇所もあった。暫く慎重な下りが続くがその後は、奇岩が続きお天気がイマイチでも結構楽しく歩ける。

分岐の弁慶茶屋後は、結構広場になっておりベンチも沢山あるので、ここでおやつタイム。またまた息子にコーヒーを淹れてもらい、至福のおやつタイム。美味しいコーヒーとおやつで元気を出して、もう一踏ん張り。最後の山道を下りながら、「いや～筑波山良かったねぇ～」と家族全員しきり。筑波山からの眺めがどんなものだったのか全く分かりませんが、筑波山＝美味しい山ラーメン＆コーヒーという素晴らしい思い出が、家族全員に刻まれたのは間違いなし！！

下山後⇒つくば温泉喜楽里別邸へ
https://www.yurakirari.com/kirari/tsukuba/
筑波山から車で30分ほど。新しく、充実した設備、お風呂の種類も豊富。料金は高めだが、混んでいなければ1日楽しめるはず。