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スタンプラリーで筑波山をぐるっと堪能

筑波山(女体山・男体山)( 関東)

パーティ: 1人 (Yamakaeru さん )

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行程・コース

天候

曇り時々雪

登山口へのアクセス

マイカー
その他: カーナビには筑波山神社をセット。市営の駐車場はいくつかるが、今回は赤い鳥居の手前左上に入った市営筑波山第3駐車場を利用。500円。140台規模。綺麗なトイレあり。神社付近にもお土産屋さんの駐車場などあるが、800円等割高なところもあるので注意。数100m歩くくらいがちょうどいい。

この登山記録の行程

市営筑波山第3駐車場(07:38)・・・筑波山神社(07:53)・・・白雲橋コース登山口(07:55)・・・白蛇弁天(08:06)・・・酒迎場分岐・・・弁慶茶屋跡地(08:30)・・・酒迎場分岐・・・つつじヶ丘駅(09:34)・・・弁慶茶屋跡地(09:53)・・・弁慶七戻り(09:55)・・・母の胎内くぐり(09:57)・・・陰陽石(09:59)・・・出船入船(10:01)・・・北斗岩(10:04)・・・女体山(10:14)・・・かえる石(10:20)・・・筑波山頂駅(10:28)・・・男体山(10:38)・・・大石重ね(10:54)・・・薬王院(11:30)・・・筑波山頂駅(12:57)(昼食~)・・・水場・男女川(13:38)・・・筑波山神社・・・筑波山梅林(14:23)・・・筑波山観光案内所(14:50)・・・市営筑波山第3駐車場(15:00)

コース

総距離
約19.8km
累積標高差
上り約2,081m
下り約2,081m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

「ヤマスタ」と「つくばエクスプレス」がコラボした「TX×YAMASTA 筑波山スタンプラリー(第4弾)」にチャレンジしようと筑波山にやってきた。スタンプラリーを達成すると、「筑波山観光案内所」で缶バッジ(先着1,000個/デザイン15種)と認定証がもらえるとのこと。しかも、今回は、「筑波山奇岩・怪石スタンプラリー」と「筑波山万葉集スタンプラリー」の2つのラリーが同時開催で、一度に二度美味しい(一度終了したが2020年4月19日まで延長になった)。
早朝からスタートしようと暗いうちから出発したが、どこをどう間違えたか道に迷い駐車場に到着したのが既に7時過ぎ。午前中は晴れ予報だったのに、見上げると曇天の空。春の気温を想定していたのにむしろ肌寒い。よってテンションはダダ下がりのスタートだった。
「ヤマスタ」はスマホアプリで、山頂のように予め定められた場所で、「チェックイン」と呼ばれるスタンプ取得のボタンを押すと、それぞれご当地の綺麗なスタンプがもらえるという仕組み。時々思い出したように使ってはいるが、山頂の手前までは覚えているが、着いた瞬間、絶景に心が奪われてしまうので、いつも下山後に「あー忘れた!!」となり長続きしない。今回は、山頂ではなく、登山コースのあちこちにちりばめられたポイントを巡りスタンプを集めるラリー形式。折角なので、ラリーに加えながら歩いたことの無い登山道も含め、筑波山をいろんな角度で楽しもうと考えた。
筑波山神社にお参りをしてスタート。奇岩・怪石スタンプラリーと万葉集スタンプラリーは、起点となる筑波山神社(周辺)と山頂の共通部分以外は、それぞれのルートにスタンプのポイントが設定されている。
スタンプの配置を確認すると、まずは白雲橋コースで登り、最初のスタンプがある酒迎場分岐から迎場コースに入り、ロープウエイのつつじヶ丘駅方面に進むのが良さそうだった。
白雲橋コースは、筑波山の中でも個人的にお気に入りのコースだ。大きな杉の間をジグザグに進む感じが好きだ。
予定通り、酒迎場分岐でスタンプをゲット。アプリの使い方もだいぶ分かってきた。次に右に折れて迎場コースを進むことになるが、エンジンがかかってきたので、もう少し白雲橋コースの登りを楽しみたくなったので弁慶茶屋跡地まで登ってみることにした。
勢いで登り始めたが、感覚的には、結構、遠かった。休む間もなく、弁慶茶屋跡地で折り返して酒迎場分岐まで戻る。途中で追い抜いた人たちから、「あれ?さっき登って行った人では?」と言うような顔をしている。
酒迎場分岐から迎場コースへ入る。ほぼ水平移動でつつじヶ丘駅へと向かうコースだ。所々に万葉集を刻んだ石碑が建っていた。
ここには2か所スタンプが設定されていたが、1か所押し忘れて一度戻る羽目になった。さっきの白雲橋コースは敢えて遠回りをしたが、今日の歩いた軌跡はきっと迷走したような線になっているに違いない。
つつじヶ丘駅に到着。白いものが舞っていると思ったら雪だった。天気予報がどんどん外れていく。太陽を拝むのはもはや無理だろう。春の雪と思っていたら結構な感じで降ってきた。岩が濡れて滑りやすく注意が必要だった。
つつじヶ丘駅からは、おたつ石コースを使う。おたつ石コースは筑波山の中で最も整備されているコースと言える。距離も短く比較的簡単に登れるのでファミリー向けだ。
大きな「がまがえる」のモニュメントの横を抜け、まっすぐに登っていく。
先ほど折り返した弁慶茶屋跡地に到着。登山者の数も増えてきたようで、多くの方が休憩していた。
ここから山頂にかけては、スタンプラリーの名称にもなっている通り、奇岩・怪石が点在するコースでいつ来ても楽しい。スタンプ忘れのミスがない様、地図を見ながら確実にスタンプをゲットしながら進む。
女体山に到着。いつもなら遠く隅々まで見える関東平野も今日は真っ白だった。目の前の男体山さへ雪で霞んでいた。
寒いので立ち止まらずそのまま男体山へ移動。女体山と男体山でほぼほぼ山頂周辺のスタンプはゲットしたが、奇岩・怪石スタンプラリーの1個が男体山の裏側に位置する自然研究路の中に設定されていた。「大石重ね」と言うポイントのようだ。筑波高原キャンプ場などがある裏登山道は歩いたことがあったが、自然研究路方面は経験がない。地図を確認すると自然研究路の先にも登山ロートが延びていて、薬王院というお寺までつながっていた。更にそこを起点に別なルートで登ってくるルートもあるようだ。面白そうなので周遊することにする。
「大石重ね」で予定通りにスタンプをゲットして、下山していく。
緩やかだと思っていたのは最初だけ。途中から「どんだけ降るんだー!」と思うくらい長い階段が出現。自称、急登ハンターとしてはこちらを登りに使えばよかったか。足がプルプルしそうな階段を見てうっとりするのは我ながら変態だ。でも、意外に登ってくる人が多かったのには驚いた。変態が多いのか?
ようやく舗装された車道が見えた。地図から判断するにその車道を使って左に進めば折り返しの登山口に向かうようだが、その前に気になっていた薬王院へ立ち寄ってみた。小さい山寺を想像していたが、建物や庭園ひとつとっても歴史を感じるとても立派なお寺だった。これは一見の価値あり。
薬王院から先ほどの車道を歩くこと20分。看板も何も出ていないので危うく通り過ぎるところだったが、かすかに獣道のような登山道を発見。まさかこの道が筑波山頂に続いているとは誰も思わないだろう。
少し進むと道もはっきりしてきたが、ところどころ不明瞭な場所があり立ち止まって確認しないといけない個所が幾つかあった。赤いペンキの目印はあったが、テープは設置されていないため、見落としやすく不慣れな方は慎重に歩いた方が良い。そういう自分も最後の最後で道を誤り、思っていたところと違う場所で元のコースに合流した。
山頂に戻り、ケーブルカーの駅の近くでお昼とする。カップラーメンを持ってきたが、こんなに寒くなるとは思ってもおらずダウンを置いてきてしまったので、お湯が沸くまでブルブルと凍えて死にそうだった。
早々に昼食を済ませて、御幸ヶ原コースで降る。御幸ヶ原コースは、ケーブルカーに沿って延びているコースで、そこそこ急でゴロゴロした岩が多い。ケーブルカーの起点となっている宮脇駅まではスタンプがないので、ここは一気に降る。
宮脇駅で無事、スタンプをゲット。残すスタンプは筑波山温泉と展望あずまやの2か所。筑波山神社を通り過ぎて筑波山温泉で1つゲット。展望あずまやってどこだ?と思ったら筑波山梅林の中にあるよう。見ごろを迎える梅園に一度行ってみたいと思っていたので、ちょうど良い機会だ。
入っていくと斜面いっぱいに広がる梅が出迎えてくれた。立体的な作りになっているので、とても見応えがある。こんな素敵な場所があったなんて。新しい名所に気づくというスタンプラリーの効果通りだ。地味に辛い歩道を登っていくと一番上に展望あずまやがあった。スタンプはその手前で既にゲットしていたが、折角なのであずまやから一望する。空が霞んでいて残念だったが、眼下に広がる梅花の絨毯は見事の一言だった。来年は、是非、晴れた日に訪れたいと思った。
駐車場に戻る手前で「筑波山観光案内所」に立ち寄り、全てスタンプをゲットした事に寄ってもらえる金のトロフィーを提示して、記念のバッチ2個と達成記念のカードを頂く。バッチはアプリでゲットしたスタンプと同デザインのもの。いっぱいあるので、選ぶのに迷ってしまった。
遊び心で参加したが、宝探し的要素もあって実に楽しかった。スタンプラリーもたまには悪くないものだ。


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装備・携行品

みんなのコメント

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  • 沈丁花って花みたいです。花言葉は「栄光」「不滅」等。いい匂いしていませんでしたか?

  • えー鼻博士だ。じゃなかった花博士。^_^
    凄いなぁー。

登った山

筑波山

筑波山

877m

椎尾山

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256m

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