行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
寄居 中間平駐車場
この登山記録の行程
中間平駐車場(8:40)
釜伏峠(9:10)
釜伏山(9:23)
登谷山(10:13)
皇鈴山(10:38)
二本木峠(11:07)
花桃の里(13:00)
中間平駐車場(14:00)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
多くの方々の“花が早い”という活動報告を見て、とっておきの里山に行ってきた。
場所は東秩父村の大内沢。秋から初冬のみかん狩りで賑わうところ。子供が小さい頃は、毎年、みかん狩りに訪れた。今は春の花桃でも知られるようになった。
まずは、釜伏峠に通じる中間平の駐車場に車を置く。ここの展望テラスからは関東平野が一望できる。こういうところがあるのを知らなかった。当初は、東側からここに上ってくる予定だったが、台風によるものだろうか、道路の崩壊があって通れない。やむを得ず、北側に周り、鉢形城跡の方から上がってきた。すれ違いができないカーブが連続する登り道が2kmほど続く。嫌な道だった。
ここから直接大内沢に向かう道があるが、今朝は冷え込んだ。昼には気温が上がるという。花桃もさらに開くかも知れない。まずは釜伏峠と釜伏山。そこから登谷山、皇鈴山と縦走し、二本木峠から下って、大内沢に向かう。
釜伏峠までは、すべて舗装道路。峠から釜山神社に向かう。参道に狛犬が多い。基本的にはオオカミのようだ。いろいろなタイプがあって面白い。祭神は大山津見神。山の神様だな。参拝して、奥の院のある釜伏山を目指す。10分ほどだが、最後の登りは大きな岩がゴロゴロしているところをよじ登る。
奥の院まで上がると、浅間山が大きな姿を現す。左手には両神山。右手に谷川連峰が感じられるが、樹林が切れるところがない。この先のコースに期待して、峠まで戻って、先へ進む。
ここからはまた、舗装道路。登谷山までは、山頂までずっと舗装。しかも途中から、左手の斜面が全部ソーラーパネル。こうなるともう、山ですらない。「関係者以外立ち入り禁止」と書いてある。だれだ?関係者って。私は、好きで登ってきたが、関係者ではないのか?
・・・関係者は、鳥取市にある株式会社で、設備の所在地は〈茨城県秩父郡皆野町三沢字長林4280番2、10〉とある。ここが埼玉県であることさえ分かってない奴に、山を壊されて、私は悔しい。
登谷山の景色は素晴らしい。素晴らしいが、山頂にはたばこの吸い殻が散乱していて、とても嫌だった。気持ちが萎えて拾わなかったが、次に行ったときは拾う。
ここからはようやく山道。さすがに山道には、馬鹿は入ってきてないらしく、たばこは落ちてない。・・・ホッとする。
皇鈴山の登りからは、大内沢の花桃の里が見下ろせた。斜面がピンクに染まっている。かえりにあそこを通る。楽しみだな。
釜伏山に登るときは堅く凍っていて、靴をかんでくれた霜柱が融けてきた。道の黒いところを踏むと、ずるっと滑る。これは二本木峠から下る時もずっとそうだった。
二本木峠からは、山道と舗装道路が両方あって、山道の途中から舗装道路に移行する道が、25000図に書いてある。大内沢花桃の里への近道に見える。いったん林道まで下ってしまい、登り返してその道を探すが、どうしても見つからない。だいたいの見当をつけて進んでいくと、ようやくそれらしい道に合流する。
この道ならかなり短縮できる。舗装道路も見え隠れしてまもなく合流かと思ったら、道がなくなる。「このあたりのはず」というあたりに進むと、沢の音が大きくなる。危険を感じて、戻ることにした。だいぶ時間を使ってしまったが、元に戻って、確実な道を通って、花桃の里を目指す。
今日は7割方が舗装道路。いや、8割か。
いくつかの尾根と谷に遮られた大内沢の集落を、蜘蛛の巣のようにつなげる道を、蜘蛛になったつもりでたどって、花桃の里を目指す。
さっき、上から見た花桃の里の中に入った。・・・極楽だな。うちに帰って「極楽だよ」って連れ合いに言ったら、「桃源郷でしょ」と言い返された。
舗装道路歩きが多いからなめていたら、距離が長くなってしまって、・・・疲れた。
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