行程・コース
天候
快晴
登山口へのアクセス
マイカー
この登山記録の行程
観音平(04:50)・・・雲海(05:40)[休憩 3分]・・・押手川(06:30)[休憩 10分]・・・青年小屋(08:25)[休憩 90分]・・・編笠山(10:30)・・・押手川(11:40)[休憩 10分]・・・雲海(12:30)[休憩 15分]・・・観音平(13:40)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
テレビや雑誌などでもよく取り上げられる「遠い飲み屋」は憧れです。
行ってみたいけど敷居が高いような…でも、いつかはきっと!と思います。
テント担いで行くのは無理にしても、小屋泊ならば権現岳にも行けたでしょうに、2018年6月の私たちは、観音平から編笠山のピストンで体力ギリギリ精一杯でした。
この頃になってようやく「山ヤさんたちは暗いうちから歩き始める」ということを理解してくれるようになった夫と駐車場に到着したのが深夜の2時頃だったと思います。
その時点ですでに駐車場は外周部分がほぼ一杯です。
ガスが濃かったのでしばらくそのまま休憩し、結局歩き出したのは大分明るくなってからのことでした。
はじめのうちは順調に進んでいると思っていたのですが、押手川から青年小屋までの登りで途中何度か赤布を見失いそうになり、地図を確認したい私と先を急ぎたい夫との間に不穏な空気が流れ…かなり時間をロスしてしまいました。
事前に何度も地図の読み込みをしていたはずでしたが、コースタイムの表記なども、ガイド本によっては異なりますし、私自身の中にも様々に勘違いや思い込みが先走るようなところがあり、気分的に余裕を失っていたのだと思います。
それでもどうにか青年小屋に到着。
赤提灯の文字に、明らかに夫の目は輝いたと思うのですが。
ひとは、自分の見たいもの(だけ?)を見るもののようで…「山小屋」についての夫の頑ななネガティブイメージは、ネット記事やブログの中の言葉(証言?)によって時々刻々と強化される一方であった当時、山小屋=「狭くて窮屈」「(値段が)高い」「衛生的とは言いがたい」。
そこを無理矢理説得しても無駄なので、とりあえず「遠い飲み屋」を見てもらって、何か感じるところがあるのかどうか、次の選択肢として小屋泊に検討の余地があるのかどうかです。
青年小屋の前にはテン場もあって、いいお天気でしたから、それもアリか?と、少しずつ心が動き始める私たち。(どうする?どうする?)
夫が軽い食事とコーヒーの準備をしてくれている間に、私は近くの水場まで水を汲みに行きました。 乙女の水という、ファンの多い名水です。
このとき、すぐそこだからと物事をよく考えずに行ってしまって失敗。
複数の空きボトルや容器を持って行ったのに、それを持って帰ることをちゃんと想像できていなかった…。 レジ袋でも何でもいいから(背負える袋ならなお良い)、持ち帰りの手段を考えておくべきでした。 それと、足下は必ずしもよいとは言えないので、トレッキングポールなどもあってもよかったかも。
青年小屋からの登りは、その頃の私たちにとっては新たなチャレンジと呼べるものでしたが、―それ故直登のルートを選びませんでした。「登らない」選択の余地を失ってしまうので― 山頂はよく晴れてとても気持ちいい! しばらく眺望を堪能し、登頂気分を満喫して下山を開始しました。
今から思えば、このとき山頂で時間を使い過ぎていたことがいけなかった。 いや、そもそも直登してから青年小屋に下りるべきだったのかもしれません。 そうすれば、少なくとも下山開始前にトイレに寄れたのに…。
長い下りは初心者にはキツイ大石ゴロゴロの道。 トイレが遠かった…。
この日以来、トイレの場所と通過時間の目安は、私の山行計画の最重要確認ポイントとなっております。 やはり、若い頃とは違います。
そして、課題の「遠い飲み屋」。 結論は、「いつか行こうね!」です。
(2020年3月現在、未だ実現しておりませんが、近い将来是非にと思っています)
そして、そのための一歩としてどこかで小屋泊デビューかなと、2018年6月時点では漠然と考えていたのでした。
フォトギャラリー:2枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 |
ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー |
ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | ストーブ |
燃料 | ライター | カップ | クッカー | カトラリー | |
【その他】 携帯トイレ |