行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
高水山登山道入り口
この登山記録の行程
登山口(7:25)
高水山(8:30)
岩茸石山 (9:00)
黒山(10:30)
棒の嶺(11:10)
黒山(11:50)
小沢峠(13:10)
登山口(13:30)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
腰を痛めておじゃんになってたコース。あらためて、歩いてきた。
このコースで楽しみにしてたことがいくつかある。
一つは、初めてのコースで高水山を目指せること。
一つは、人気のある棒の嶺に、人気の白谷沢ではないルートで行ってみたかったこと。
一つは、岩茸石山と権次入峠の間を、はじめて歩けること。
ついでに、登山詳細図《奥多摩東編》の黒山・小沢峠間の、長久保山東側の巻き道に“急斜面トラバース”というのがどういう状態なのか確認したかった。大したことがなければ、白谷沢から棒の嶺に登って、帰りは小沢峠から小沢バス停に下りるコースも作れる。
これまで高水山に登ったのは、全部、軍畑からだった。悪い道ではなかったが、どうやら本来の高水不動尊の参道は成木からの道だったようだ。大木が衛兵のように立つ道も立派なものだった。ただ、上まで電気を通すために道に沿って電信柱がずっと続いているのは、ちょっと残念。
高水不動尊の手前まで来ると、キツツキが木をつついている音が聞こえてくる。一羽じゃない。何羽もいる。ああ、このところ、時々痛くなる私の首。くちばしを思い切り木に打ち付ける、彼らの強靱な首が、私も欲しい。
境内に上がると、まだ不動尊は朝の静寂の中にある。本堂に向かって静かに手を合わせ、裏に回って山頂はすぐそこ。
山頂手前の尾根に上がると、まず目に飛び込むのが大岳山。いつも隣に見える富士山は、ここまで近づいちゃうと見えないみたい。山頂に進む途中で樹木が切れて、大岳山と御前山のツーショット。御前山の右には三頭山も見えている。
休憩は岩茸石山で取ることにして先に進む。山頂からの急坂を下りると、もう、そこに岩茸石山が見えている。ただ、近くに見えてもお山は遠い。それを忘れてはいけない。
岩茸石山山頂。北側180度の絶景だ。・・・おかしいんだ。取ったはずの写真が消えてる。筑波も男体山も、アップで撮ったのに。・・・ないの。だけど、静かでね。たまに頭の上を飛ぶ航空機が空気を切り裂く音が聞こえてくるだけ。
ああ、でも今日はまだ先がある。まずは急坂を下る。下の状況にもよるが、場合によっては軽アイゼンをつけることをためらわない。ここでは着けた。とても良い。黒山までは、特に前半、急な登り下りが連続する、結構厳しい道。終始、左側にはずっと川苔山がついてくる。
黒山から棒の嶺をピストンする。ああ、違う道を通ってもここにこれることが分かった。・・・当たり前だけど。ここに来て、日光白根が美しい。ただし、山頂は霜柱が溶けてぐちゃぐちゃ。
黒山に戻って小沢峠を目指す。巻き道のトラバース、暗くて写真がぼけちゃった。でも、恥を忍んでぼけた写真付きで報告しておく。結論だけいうと、「気をつければ問題ない」ということだね。
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