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2018 木曽駒ヶ岳 雨のテン泊なぜ2泊?

木曽駒ヶ岳( 中央アルプス)

パーティ: 2人 (カピトラ さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

初日:晴れのち曇り 2日目:曇りのち雨 3日目:雨のち晴れ

利用した登山口

千畳敷  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 駒ヶ根インター出口近くの駐車場利用
女体入口よりバス
しらび平よりロープウェー

この登山記録の行程

【1日目】
千畳敷(07:30)・・・乗越浄土(08:30)[休憩 5分]・・・宝剣山荘(08:40)[休憩 40分]・・・中岳(10:10)[休憩 90分]・・・宝剣山荘(12:20)[休憩 10分]・・・乗越浄土(12:35)・・・千畳敷(13:10)

【2日目】
千畳敷(07:00)・・・乗越浄土(07:45)[休憩 10分]・・・宝剣山荘(08:00)[休憩 10分]・・・中岳・・・キャンプ指定地(09:00)

【3日目】
キャンプ指定地(05:45)・・・中岳・・・宝剣山荘(06:25)・・・乗越浄土(06:30)[休憩 5分]・・・千畳敷(07:30)

コース

総距離
約6.3km
累積標高差
上り約718m
下り約718m
コースタイム
標準5時間25
自己6時間35
倍率1.22

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

山の日に、山の上で泊まりたいと考えて選んだ木曽駒ヶ岳です。
どうせ泊まるなら、やはりテン泊で。 ごはんも自由、布団も自由、いかようにもできる個室で存分に山の夜を、朝を、楽しみたい!そう考えたのでした。
天気の心配があったので、予備日を設けての2泊3日。 しかも、1日目はテント設営だけで一旦下山しようかという…。 理由は、「標高の高いところで寝るから」。

確かに、今までで一番高いところで寝たのは、7月の蝶ヶ岳ヒュッテでした。 それよりもっと高いところで寝るのに、ロープウェー利用でいきなり標高を上げて、しかも少ししか歩かないのはよろしくないのでは?ということです。
予備日を設けるのは悪くないねということで、夫と二人、大きなザックで歩きました。
この頃には私も新しいザックを新調していて、その驚くほどの軽さとフィット感とで、どこまでも歩いて行けそうな夏休みでした。

初日は、駒ヶ根インターインター近くの有料駐車場に車を停め、「女体入口」バス停よりバス乗車で、ロープウェー駅のあるしらび平に向かいます。
今でこそ利用者も多くなってきてしまったこの「女体入口」は、当時はちょっとした穴場的な場所でした。 インターからもバス停からも近い駐車場の利便性は高く、登山者たちの大行列ができる菅の台よりも手前のバス停であることから、駒ヶ根駅始発のバスに乗れる可能性も高かったのです。(このバス停までにすでに満員状態になっているようなら、すぐに臨時便が出ると思います)

しらび平からはロープウェーで千畳敷へ。
すぐに歩き始めずに、のんびりお茶でも飲みながらの高度順応はとっても大事。
実際、若い方でも登山中に動けなくなってしまうこともあるようです。
この日の装備は重すぎないように気をつけて、また、食料も行動食程度しか持ってきていなかったので、体への負担は最小限だったと思います。 それでも、2612mからの歩き出しですから自然と足取りはゆっくりになります。

はじめのうちは晴天。 浄土乗越を過ぎる頃から雲行きが怪しくなり、頂上山荘のテン場に着く頃には展望も全くなくなり、ガスの中でのテント設営となりました。
結局この日は山頂までは行かず、翌日に期待して下山しました。
(記録上、麓まで下りるような記載ができなかったため千畳敷宿泊としましたが、実際は街まで戻って駒ヶ根市内の宿泊です)

期待もむなしく、翌日は朝からどんより。
今にも雨が降り出しそうな残念な空模様となってしまいました。
それでも、やはり前日歩いた効果があったのだと思います。 いつもは千畳敷駅で、最初は少しふらつくような違和感があるのに、この日は全く感じない。 深呼吸をしてみても、空気が薄い感じがなかったのでした。 それで、気分的にも余裕で足取り軽く歩き始めることができました。

テン場に着くと、天気はますます下り坂…。 とうとう雨も降ってきました。
それでも、やっぱり楽しいテン泊です。 山の上で泊まって、好きなものを食べて好きなように寝られる自由さは、重い荷物を担いででもやってみたい山スタイルだと思います。
また、雨は降っても風がなかったことは幸運でした。
強風の中のテントはとても心細いですが(いざとなったら避難しなくてはならないですし)、雨だけならば、人が少ない分かえってゆったりのんびりできます。

この日も結局山頂には行かず、雨の合間に外のテーブルで夕食を楽しんだだけで終わってしまいましたが、まあ、そういうこともあるよね、と。
最終日が一番いいお天気だったのは悔しかったけど…きっと、またおいで!ってことです。
晴れれば観光客がどっと押し寄せる千畳敷へ、ひどい渋滞や混雑が始まる前に下りていったのでした。

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装備・携行品

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登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え)
ナイフ 修理用具 ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品
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トレッキングポール ストーブ 燃料 ライター カップ クッカー
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