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多摩湖南岸の狭山丘陵を散歩

東大和公園、狭山緑地、多摩湖、谷津仙元神社、野山北公園、六地蔵、御判立、須賀神社奥の院、六道山公園、高根山公園、三角点広場、愛宕山、浅間神社、さやま花多来里の郷、狭山池公園、杉山稲荷神社( 関東)

パーティ: 1人 (目黒駅は品川区 さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

電車
その他: 往路:武蔵小山→東急目黒線→目黒→山手線→高田馬場→西武新宿線→小平→西武拝島線→小川→萩山→西武多摩湖線→武蔵大和

復路:箱根ヶ崎→八高線→拜島→西武拝島線→小川→テルメ小川(休み)→小川食堂→新小平→武蔵野線→府中本町→南武線→武蔵小杉→東急目黒線→武蔵小山

この登山記録の行程

武蔵大和駅6:41→円乗院6:50→東大和公園6:52~7:03→八幡神社7:23→多摩湖畔の道7:28→多摩湖中央の橋7:45→谷津仙元神社8:18→番太池8:24→空堀川源流の池(野山北公園)8:45→六地蔵9:02→御判立9:09→須賀神社奥の院9:21→六道山公園205m9:28~38→出会いの辻9:42→高根山9:50→三角点広場194m10:00→愛宕山10:07→浅間神社10:14→さやま花多来里の郷10:22~34→狭山池公園10:38→杉山稲荷神社10:47→箱根ヶ崎駅10:51

合計4時間10分

コース

総距離
約15.3km
累積標高差
上り約397m
下り約346m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

4月11日(土)は、まだ多少動けそうだったので、飲み屋の閉鎖でほとんど乗客のいない始発電車を乗り継いで行って、狭山丘陵の南側を武蔵大和駅から箱根ヶ崎駅まで散歩してきました。

狭山丘陵は多摩湖と狭山湖の周囲の山をハイキングコースが一周していて、こういう緊急事態の時でも三密にならずに気軽に運動出来るので、普段と変わらずにウォーキングの人とジョギングの人が出ていました。

普通の土日でも高尾山みたいに混むわけではないし、なかなか良い場所です。

武蔵大和の駅を出たら、多摩湖のダムは去年行ったので、今回はその南側にある丘陵の「東大和公園」を目指します。「円乗院」という立派な山門の上に鐘撞堂があるお寺の横から入ります。公園の中は土の散策路が何本も走っていて、細かく歩けばここだけで1日の運動量が稼げそうなんですが、今日は先が長いので一番単純な尾根道で反対側に抜けます。

抜けたら少し市街地を歩き、「八幡神社」のところから「狭山緑地」に取りつきます。狭山緑地も広くて色々なコースがあるのですが、面倒なので一番上の多摩湖畔の稜線を走る車道に出ます。ここは歩道がジョギングやサイクリング用の道になっています。これを多摩湖の中央を跨ぐ橋で折り返し、地元の富士講の神社だったという「谷津仙元神社」まで行きます。神社の位置がわかりにくいので注意。

そして谷津浅間神社の参道である山道を下って下の集落まで一旦下ります。集落の中の道を山に沿って進むと、「番太池」という溜池があるので、その左手の道に入ります。

この左手の道が面白い道で、たぶんダムの作業道か何かだったんだと思うのですが、丘陵を貫いく3つのトンネルがあります。

3つ目のトンネルを抜けると車道に出て、それを渡ったところに「空堀川」の上端、つまり始まりの標識があります。空堀川は荒川水系なのですが、狭山丘陵の南側から流れ出す面白い川で、古代の多摩川の名残りだと言われています。ちなみに荒川水系と多摩川水系の分水嶺は狭山丘陵ではなく、この空堀川と後で出てくる多摩川水系の残堀川の間で武蔵村山市役所から下はほぼ平坦地となっています。

空堀川上端の標識のすぐ先で、空堀川は地上を流れるのをやめ暗渠になるのですが、暗渠の上が歩道になっているので、その上を歩いて行ってみます。暗渠は新型コロナウイルスで休業中の「かたくりの湯」の裏を通り、さらに「野山北公園」の池へと続いています。さっき空堀川上端の標識がありましたが、本当の源流はこの池のようです。

この池の上部は田んぼになっており、花も色々栽培されているようで、季節的に小規模ですが「水芭蕉」の花が咲いていました。また横の北向斜面はほぼ終わっていましたが「カタクリ」の群落もあるようです。

野山北公園の池からさらに奥に進み、稜線に上がるとほどなく「六地蔵」があります。ころは六体のお地蔵さんがあるわけではなく、四角い石塔の三面に二体ずつお地蔵さんが刻まれているものです。

六地蔵から再び多摩湖畔の山の稜線の道に戻ります。とはいってもここいらは一般の車道は通っていないので、未舗装の歩きやすい林道になります。

この林道を進むと、まず交通の要所であったという「御判立」という場所に着き、続いて「須賀神社奥の院」があります。そしてさらにもう少し進むと、本日のコースの最高地点(200m)である「六道山公園」に着きます。

ここは駐車場と展望台のある公園で、近所以外でウォーキングやジョギングをしている人はここに車を停めてスタートしているようです。外出禁止令が出ているのに、駐車場はすでに8割方埋まっていました。

また六道山の展望台は、レンガ造りの高い塔の上にあり、奥多摩よりも丹沢が良く見えます。もう少し空気が澄んだ季節だと富士山も良く見えるのだと思います。

六道山公園から車道を進むと、「出会いの辻」という三叉路があるので、少しコースを外れますが「高根山」をピストン往復します。ここは観光案内に奥多摩の眺めが良いと書いてあったので行ったのですが、新緑が出揃ってしまったためあまり山は見えませんでした。

高根山から戻りコースに復帰すると「三角点広場」に出ます。ここには標高194mの三角点があります。

三角点広場から軽く下って登り返すと山頂にお地蔵さんがある「愛宕山」に着きます。若干コースを外れているので見落とし注意。

愛宕山からさらに進むと、ようやく最後のピークである「浅間神社」に着きます。ここも富士講の神社のようです。

浅間神社から長い階段を下まで下るとトイレと駐車場のある「西口広場」に下り立ちます。ここで縦走は一応終わりなんですが、少し南へ進み、信号を渡ったところに「さやま花多久里の郷」があるのでついでなので寄っていきます。

今年はカタクリは3度目、いやさっき1箇所寄ったので4箇所目なのですが、ここのカタクリは山に近いだけあって今年見た中では一番多く咲いていました。ただ行った時期が若干遅かったので、色が褪せて枯れかけている花も多く、あまりきれいなカタクリには出合えませんでした。ただ新型コロナウイルスの影響で駐車場は空いていました。

さやま花多久里の郷の次は「狭山池公園」に向かいます。ここがさっき言った多摩川水系の「残堀川」の源流です。ただ池の水量が豊富過ぎるのでたぶんポンプで汲み上げるか何かしているんだと思います。

これでほぼ予定は終了したので箱根ヶ崎駅に向かいます。駅の少し手前にこの辺りでは珍しい横浜や川崎に多い杉山神社系の「杉山稲荷神社」というものがあります。その昔、横浜あたりから移住してきた人がいたのかも知れません。

ということで箱根ヶ崎駅に着きました。まだ11時前なので、八高線で拝島まで行って西武拝島線に乗り換えて小川まで行って、新型コロナウイルスにも負けずに営業している日帰り温泉「テルメ小川」に行ってみようと思ったのですが、昨日の小池知事の自粛要請で遂に急遽休業に追い込まれてやっていなかったので、そのすぐ近所の「小川食堂」というおかずとご飯を好きな組み合わせでとって最後に合計金額を支払うという五反田の五反田食堂のようなシステムの食堂で昼飯を食べて、帰りは山手線は使わずに新小平から武蔵野線と南武線を繋いで帰りました。

朝も思ったんだけど、今電車に乗っている人は、風通しの良いアウトドア系の職人さんばっか。

東大和ウォーキングマップ 多摩湖編
https://www.city.higashiyamato.lg.jp/index.cfm/34,12598,360,620,html

野山北・六道山公園マップ | 狭山丘陵の都立公園へきてみて!
https://www.sayamaparks.com/other/nogawamap.html

みずほDE歩こうマップ
https://mitte-x-img.istsw.jp/tokyomizuho/file/みずほDE歩こうマップ.pdf

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登った山

高根三角点

高根三角点

194m

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