行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
ときがわ幼稚園前
この登山記録の行程
ときがわ幼稚園前 8:40
八幡神社裏登山口 8:50
男鹿岩 9:30 7分休憩
弓立山 9:40 25分休憩
舗装道路 10:35
ときがわ幼稚園前 11:15
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
スイミングが閉店しているんだから仕方がない。
私の連れ合いは、汗をかくことと虫が嫌いで、私が誘っても、滅多に山に付き合ってくれることはない。だからこそ、気軽に誘うことができる。
それが最近、「行こうかな」と返事が返ってくる。この間もそう、この日もそう。もちろん、スイミングが閉店しているから。その場合、急遽、頭の中で計画を練り直す。もしくは、まったく違うコースを選び直す。その場合、計画していた山行は、ちょっとした山さんぽに変わる。
と言うことで、今日の山さんぽは、弓立山。
源経基といえば、平将門を謀反に追い込んだ一人だが、その経基が慈光寺の境界を定めるに当たり、この山の頂上から四方に向けて弓を放ったという。それを以て、弓立山と呼ばれるようになったそうだ。
弓立山北側の桃木地区にあるときがわ幼稚園前の駐車スペースに車をおいて、八幡神社裏の登山口に向かう。尾根への取り付きは階段状の急登。最初からの急な登りを張り切りすぎることなくゆっくり登る。
尾根に上がってしまえば、あとは男鹿岩(おがいわ)まで緩やかな登りが続く。山頂までで小一時間。男鹿岩はその直前にある。山頂目前ではあるが、時間を取るだけの価値はある。大きな岩である。ここでは男鹿岩の下の、カール上になった場所に下りて、下から見るとその全容が分かる。ただ、道があるわけではないので、無理やり下りることになる。
当然ながら、雄がいれば、雌もいる。女鹿岩は都幾川の対岸にあるそうだが、まだ行ったことはない。かつては雌雄の龍がいて、7月7日に都幾川で逢瀬を楽しんだそうだ。ただ、これを目にした者には災いが降りかかるとされ、近在の者は仕事を休んで引きこもったとか。どれだけ激しい逢瀬だったことやら。
一時、パラグライダーの発着場となって賑わったそうだが、今は一部を除いて展望が広がる静かな山頂となっている。しかし、南側からは山頂手前まで舗装道路がつけられ、バイクや自転車で上がってくる人もいる。
下りは、その舗装道路を無視して直線的に山道を下る。それもものの30分もかからずに終わり、そこからはほぼ同じくらい時間、舗装道路を歩いて車に戻ることになる。
文句を言うわけではないが、連れ合いが一緒で平常心が揺らぐのか、山頂からの写真がない。スイミングの閉店は、まだまだ続きそうだし。
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