行程・コース
天候
晴れ・気温7度
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
東名高速・御殿場ICより[138号]で箱根・仙石原を目指す
金時神社駐車場・公衆トイレあり(無料・10台)
ゴルフ練習場の駐車場500円/1日
この登山記録の行程
金時神社駐車場(9:55)…金時神社(9:00)…金太郎宿り岩(9:23)…明神が岳分岐(9:55)…
金時山山頂(10:15~11:00)…長尾山山頂(11:35)…乙女峠(11:55)…乙女口(12:35)…金時神社駐車場(13:00)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
神奈川県内でも10度以下の寒気が入り、いよいよ紅葉が進んできました。
ここのところ忙しく、ひと月ぶりの山行に『金時山』を選んだのは、紅葉と高速からの近さです。本当は高尾・陣馬山方面も候補に入っていたのですが…高速の渋滞具合で変更。
寒さはありましたが天気も良く138号沿いの紅葉も進んでいる様子。期待できそうです。金時神社の無料駐車場は9時前には満車。併設のゴルフ練習場の駐車場(500円)を利用。
早く下山してくる人もいるので根気よく待てば無料の方へ停めることも可能かと思われます。
金時神社を参拝すると、巨大まさかりの背後に楓が綺麗に紅葉していました。青い空には下弦の月が寒そうに映えていました。
ひんやりとする檜樹林の下にはシロヨメナの残り花やツルリンドウ・イヌツゲの紅い実が観られました。林道を越えると明るい落葉樹が増え黄葉が真っ盛りでした。赤くなる楓は紅葉が始まったばかりのようで色付きにばらつきがあるようでした。金時宿り岩にくると緑・橙・黄・紅の混ざった楓が見事な紅葉を見せてくれました。紅葉したての楓は透明感のあるみずみずしい印象…例えようのない美しさです。何処を切り取っても綺麗です。
明神ヶ岳分岐手前のでは、リンドウやショウノウギクが元気に咲いていました。未だ花も楽しめるのかと感心しながら歩いていると大涌谷・芦ノ湖・明神ヶ岳の展望が広がりました。明神ヶ岳への笹原の道が長く伸び、金時山から大涌谷へ向け、すり鉢状に仙石原が広がる地形が見渡せ、箱根の山々の紅葉が進んできている様子が良くわかります。
分岐を過ぎると、山頂へむけて勾配がややきつくなり、息があがります。道もゴロゴロとした岩や段差が多くなります。20分程で頂上につき、富士山にご対面です。
山頂では思い思いに富士山を愛でる人々でいっぱいでした。風もなく暖かったので外ベンチで休む人で溢れていました。明神ヶ岳・神山・大涌谷・芦ノ湖・天城山方面・富士山の展望が望めました。茶屋の裏手からは大山・江の島方面(海)がうっすら見えました。春先、訪れたときには展望盤から望む山々の丁寧な説明をしてくれるヘルメットおじさん(?菅?さん)がいて興味深く大変勉強になりました。30分ほど休憩して乙女峠を経由して金時神社へ戻ることにしました。
下りの初めはやや急な下りがあり長尾山まではアップダウンをしながら進みます。乙女峠方面から登ってくる人も少なくないようで、急な段差のある場所では待ち行列がありました。
木々の間からは、秦野市街・丹沢方面が見えますが、はっきりしませんでした。
長尾山山頂は広く平らですが、展望はありません。マユミの木の実が鈴なりでした。
乙女峠へ着くと今日一番・色づきの楓に出会いました。やはり楓の赤はハッとするほど惹きつけられます。葉は、もともと黄色の色素で夏にかけて緑がはいり濃くなっていき、秋・気温の低下と日光により緑がぬけて黄葉になったり、赤が入り紅葉になったりするそうです。
金時山の紅葉は青い葉も多くみられたので、まだ暫く楽しめそうです。全体的に黄葉の綺麗な明るい山でした。
乙女口手前でうっそうとした檜樹林(樹海のよう)を通りますが、ひっかかりそうな木の根と段差があるので注意が必要です。標識は要所にあるので迷うことはなさそうです。
乙女口から138号の道路に出ますが、交通量が多く、歩道も狭いので気を付けましょう。道路沿いは旅館も多くりっぱな楓が多かったです。
フォトギャラリー:48枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | サングラス | 地図 | コンパス | 腕時計 |
カメラ | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー |
行動食 | テーピングテープ |
みんなのコメント