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高天原温泉とリベンジ鷲羽岳 2018夏

雲ノ平、高天原、鷲羽( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (なんちん さん )

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行程・コース

天候

初日:晴れ後土砂降り、2日目:晴天、3日目:晴天、4日目:晴天

利用した登山口

折立   新穂高温泉駅  

登山口へのアクセス

バス
その他: 富山駅前に前泊し、折立までバス。ハイシーズンは、予約状況を確認したほうが良い。また、折立⇒富山駅は、混雑時増便対応もしている。

この登山記録の行程

【1日目】
折立(08:00)・・・三角点(09:30)[休憩 20分]・・・太郎平小屋(12:50)

【2日目】
太郎平小屋(06:30)・・・薬師沢小屋(08:50)[休憩 20分]・・・アラスカ庭園(11:30)・・・祖母岳分岐(12:30)・・・雲ノ平(12:45)[休憩 30分]・・・高天原峠(14:45)[休憩 10分]・・・高天原山荘(15:55)[休憩 10分]・・・高天原温泉(16:20)[休憩 20分]・・・高天原山荘(16:55)

【3日目】
高天原山荘(07:00)・・・岩苔乗越(10:00)[休憩 20分]・・・ワリモ北分岐(10:25)・・・鷲羽岳(11:30)[休憩 30分]・・・三俣山荘(12:50)

【4日目】
三俣山荘(06:30)・・・双六小屋(09:00)[休憩 10分]・・・弓折乗越(10:10)・・・鏡平山荘(11:00)[休憩 15分]・・・シシウドが原(12:15)・・・秩父沢出合(13:00)・・・小池新道登山口(13:40)[休憩 10分]・・・わさび平小屋(14:10)[休憩 10分]・・・笠新道登山口(14:35)[休憩 10分]・・・新穂高温泉駅(15:00)

コース

総距離
約42.3km
累積標高差
上り約3,627m
下り約3,873m
コースタイム
標準25時間27
自己26時間
倍率1.02

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

今回は、昨年予定していた(各所通行止めで薬師岳縦走に変更)雲ノ平コースである。加えて、10年ほど前に歩いた鷲羽岳。前回の鷲羽岳はでは、小雨+ガスだらけという最悪の天候で、デジタルカメラのバッテリーも無くなり、携帯電話(当時はガラ)で、近くの登山者に撮ってもらった。写真は、”鷲羽岳二九二四米”の標柱の横に青い看板が立っているように見えるが、よく見ると青い合羽にくるまれたくたびれたオッサンではないか!という情けない過去の経験があるからだ。
 くだらん話はさておき、好天の中、折立をスタート。過去にも歩いたコースなので黙々と歩いていると、中盤辺りから雲行きが怪しくなり、太郎平小屋手前からは、本降りとなり到着時は猛烈な豪雨。名物の太郎平ラーメンを食べながら小休止。しかし待てば待つほど天候は悪化。意を決して、雲ノ平方向に入っていく人もいたが、足元の悪い中、薬師沢への下りや雲ノ平への上り返しを考えれば、”ここはどこ?”状態でしんどい思い出しか残らないので思い切って太郎平でお世話になる事に決めた。
 2日目は、昨日の雨は何?というくらいの快晴。初めての雲ノ平に向かってルンルンスタート。薬師沢までの下りのルートは、道幅狭く雨天時は、川になるであろう状態だ。昨日は小屋に踏みとどまって良かった。薬師沢小屋では、イワナ釣りで1週間ほど泊まってる、というお兄ちゃんと話をした後、再出発。上り返しも苦も無く進んでいくと突然、木道が現れ雲ノ平に踏み入ったことがわかる。以前、水晶岳や黒部五郎岳から俯瞰した雲ノ平にようやく来たのだど実感が湧いてきた。雲ノ平山荘に着くと関東から来たという女子会メンバーがおいしそうにビールを飲んでいるではないか!最初からここではビールを飲むど!と自分も飲むつもりでいたので、水晶岳を見上げながら飲んでしまいました。今日はどうしようかな?と悩んだが、時間も早いので高天原まで行くことを決め再出発。目的を露天風呂に定め、ピッチを少し上げる。小さい小屋なので混雑ぶりが気になったが、ここまで来たらどうでもよくなった。到着すると当日は10人もいないガラガラ状態。布団は5人飛ばし位の感覚で”明日の朝は冷えるので、その辺の毛布を自由に使って下さい”とのこと。その後、夕食までに帰ってくるべく、”カラマツの湯”に向かって突進。風呂場は、木枠の浴槽(男女別)※結構熱い と河原の露天風呂※少しぬるめ。当日は女風呂は、使用禁止となっていた。日によって使用の可否や温度が違うので山荘で情報を聞いて出向くのがベター。また、夕食後の夕日に染まる水晶岳が印象的でした。
 3日目は、非常に寒い朝で、小屋の前の水道は凍結し、山荘の周りは見事な霜で一面白化粧。感動ものです。というわけで、防寒で合羽を羽織ってのスタート。延々と樹林帯を歩き、”どこまで続くのか?”という不安の中(歩く人もいない)、右手に祖父岳らしき山が見え隠れし始めると間もなく視界が開け岩苔乗越である。小休止後、一気に鷲羽へ。山頂へ着くと素晴らしい景色が待っていた。足元の”鷲羽池”、”硫黄尾根”、そして”槍”、右手には”穂高”。10年前にも、ガスの向こうにこんな景色があのね・・・。本日の宿は、既に見えている三俣山荘なので、頂上で大休止。周囲の名山を満喫し下山。
 4日目は、新穂高温泉・高山経由で一気に神戸まで。天気も良く、何度か歩いたルートなので槍穂を左に見ながらの山行である。さすがに新穂高温泉に浸かった後は、”今回も無事で歩けて神様・仏様・・有難うございました”とビールを突き上げました。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ
健康保険証 ホイッスル 医療品 ロールペーパー 行動食 軽アイゼン

登った山

鷲羽岳

鷲羽岳

2,924m

弓折岳

弓折岳

2,592m

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