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第三京浜沿いの里山を散歩

正福寺、新吉田杉山神社、北新羽杉山神社、大熊杉山神社、鬼塚三角点、烏山八幡宮、岸根杉山神社、菊名池公園、松見見晴らし公園、東寺尾ふれあい樹林、神之木公園、おおぐち通商店街、鷲の湯( 関東)

パーティ: 1人 (目黒駅は品川区 さん )

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行程・コース

天候

曇り

登山口へのアクセス

電車
その他: 往路:武蔵小山→東急目黒線→日吉→横浜市営地下鉄グリーンライン→東山田

復路:大口→横浜線→菊名→東急東横線→学芸大学

この登山記録の行程


東山田駅5:37→正福寺5:48→御霊堂跡5:51→新吉田杉山神社5:56→北新羽杉山神社6:22→大熊杉山神社6:43→堂ヶ坂切通7:00→真照寺7:02→鬼塚台三角点49.4m7:18→本法寺8:07→鳥山池公園8:20→将軍地蔵堂8:27→鳥山八幡宮8:35→駒形明神8:42→岸根杉山神社8:58→東林寺9:10→篠原八幡神社9:26→菊名池公園9:44→妙蓮寺駅9:51→妙蓮寺9:52→松見みはらし公園10:06→東寺尾ふれあい樹林10:21→西寺尾の丘公園10:29→神之木公園10:49→大口駅11:04→大口駅前公園11:07→おおぐち通商店街11:11→鷲の湯11:17~12:24→担々麺まるは12:34~55→大口駅12:58

合計5時間27分(大口駅迄)

コース

総距離
約22.2km
累積標高差
上り約509m
下り約510m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

5月23日(土)は、第三京浜沿いのまだ行っていない里山と妙蓮寺駅、大口駅周辺の緑地公園をつないで歩いて来ました!

第三京浜は、田園都市線と東横線の間の都心への通勤に不便な場所に造られているので、周囲には里山や畑がたくさん残されていて、見るべきものは杉山神社ぐらいしかないのですが、里山ウォーキングの超穴場です。

今回は一番北側の橘と久末地区は前に行っているので、東山田からスタートしましたが、溝の口から出発して小机城址あたりまで歩くのがベストだと思います。道は結構複雑ですが、第三京浜が南北に走っているのでアバウトに進んでも大きく間違う心配はありません。

ということで、目黒から非常にアクセスの良い横浜市営地下鉄グリーンラインの東山田駅を、今回はなんと5時37分にスタート。

第三京浜をくぐるとすぐ里山への入口の階段があるのでそれを登ります。登りきったところはいきなりの畑!

畑の中を進んで行くと、まず最初に正福寺というお寺があります。さらに進むと御霊堂跡というのがあって、誰かが勝手に先祖の御霊を祀ったお堂があったらしいのですが、後に最初に行った正福寺に合祀されたようです。

その御霊堂跡の先には新吉田杉山神社があります。ここは鶴見川流域に多い杉山神社の総本山だったのではないかと言われている杉山神社で、小高い山の上にあり、東京の府中市にある大国魂神社の宮司の家計が新吉田出身で、古文書にも武蔵国六之宮の式内社と記述されていることから、そのように言われるようになったらしいです。

新吉田杉山神社の次は北新羽杉山神社です。この辺りはとかく杉山神社が多く、新羽にはこの前行った新羽杉山神社とここの2つの杉山神社が存在します。2つある理由は北新羽杉山神社は三輪神道の流れをくむ一般の氏神様とは違う系統の神社だったかららしいです。

杉山神社が続きます。次は大熊杉山神社です。ここは大熊地区の公園や集会所と一体化した神社です。

大熊杉山神社に参拝したら再び第三京浜を渡って鬼塚台の三角点を目指します。その手前に灌漑用に水を引いた跡らしい堂ヶ坂切通があり、そのすぐ上に真照寺という浄土真宗のお寺があります。

鬼塚台の三角点は49.4mあり、東方町の畑のど真ん中にあって横浜のランドマークタワーが良く見えます。

三角点を過ぎたら丘陵地帯から一旦下りて、港北インターとこの前登った小机城址を横目で見ながら鶴見川を渡ります。ここは広大な水田や工業団地が碁盤の目のように広がるわかりやすい場所のはずだったのですが、大規模開発で水田とその中の道が全て取り払われ、通行止めになっていて、鶴見川の橋に着くのに四苦八苦しました。

でもなんとか鶴見川を渡り、続いて前から気になっていた鳥山地区に入って行きます。ここは小机城址の方から見ると山脈みたいなのが連なっているように見えるのですが、山は私有地で入ることはできず、クネクネとした谷筋に連なる住宅街の中を進まざるを得ない、あまり面白味のない場所でした。

まず最初に本法寺という日蓮宗の寺があり、クネクネと進んで行くと、鳥山池公園という池の跡地を埋め立てた池のない公園に出て、その先に将軍地蔵堂という鎌倉の御家人佐々木高綱の守り本尊だった地蔵堂があります。

そこから一山越えた場所に鳥山八幡宮があり、最後に広い道に出る手前に、これもまた佐々木高綱の頼朝からもらった名馬「生食」の霊を祀った駒形明神という道祖神があります。

神奈川のこういうのって、鎌倉ローカルな人が多いので良くわかんないんですよね。

広い道を歩道橋で渡り、新幹線の線路をくぐると岸根杉山神社の入口に着きます。ところがこの神社参道が長すぎて、途中で高校横の一般道に出てしまうし、神社のある場所が良くわからない。高校の外れにようやく発見して参拝。あまりにも道が不自然なので高校つくる時に移転させられたのかもしれません。

岸根杉山神社の次は篠原八幡神社に向かいます。ここは八幡山という高台にある日本の神社百選に選ばれた神社で、近所に富士塚という地名が残っているので富士塚があったのか調べてみたら、神社とは別の場所で今は取り壊されて跡形もないそうです。

篠原八幡神社から真っ直ぐな道を進み、妙蓮寺駅前にある菊名池公園を目指します。

ここは菊名駅前じゃないのが謎なのですが、2つの池がある公園で1つは普通の池なのですがもう1つはプールとして使用されています。元はこの辺りに多い農業用の溜池だったようです。

妙蓮寺駅を反対側に渡ると、その名の通りの妙蓮寺という日蓮宗のお寺もあります。コロナが一段落しそうなので目出度くお葬式の真っ最中でした。

妙蓮寺から東に進み、見みはらし公園に向かいます。ここも名前の通り、高台にある見晴らしの良い公園です。ただ木の葉が出すぎて見える範囲がかなり限定されてきたのが残念。

さらにもう少し東に進み、東寺尾ふれあい樹林に向かいます。ふれあい樹林は前行ったところの感じから私有地の緑地に散策路をつけただけのもののように思っていたのですが、ここはほぼ公園と呼んで良いぐらいに整備されていました。

東寺尾ふれあい樹林とほぼ連続した形であるのが、西寺尾の丘公園です。公園と名がついていますが、下に小さな児童公園がついている以外、ほぼ東寺尾ふれあい樹林と同じような緑地公園です。

この2つの緑地公園の南にさらに神之木公園というこれまた似たような緑地公園があり、これを回って大口駅へと向かいます。

そして11時4分、横浜線の大口駅東口到着。東山田駅から約5時間半かかりました。これで一応終わりなのですが、大口駅から京急の子安駅方面に約10分ほど行ったところに鷲の湯という温泉銭湯があるので、そこで汗を流して帰ります。

まず大口駅の西口に渡ります。そして駅前に小山のようになった大口駅前公園というのがあるので、とりあえずそこに登ってみます。それからおおぐち通商店街というアーケードの商店街を通って銭湯を目指します。

おおぐち通商店街は横浜駅に近いわりに個人経営の昔ながらの商店が多い商店街です。特に魚屋が充実しています。しかしコロナのせいか、店舗と住居が一体化した建物が多いせいかわかりませんが、シャッターがおりた店が結構多く、こういったところはある程度チェーン店を入れるべきなのではと思ってしまいました。

おおぐち通商店街を出て広い通りを右に進むと、目的地の鷲の湯はもうすぐ目の前です。ここは最近良く行っている銭湯とスーパー銭湯の中間の広い銭湯の中でもトップクラスの内容の充実した温泉銭湯です。温泉は、黒湯のアルカリ性温泉とそれを高濃度炭酸泉化したものと、さらに北投石を使った人工ラジウム温泉まであり、当然露天風呂とサウナ(※コロナで休止中)もあります。食堂や駐車場も10台以上停められるものがあります。

ただ、こういった感じのほぼ至れり尽くせりの銭湯なので、コロナも一段落しそうということもあって結構混んでました。緊急事態宣言が完全に解除されると中で居場所がなくなるぐらい混みそう気配があったので、来週以降行ってみようと思う方は要注意です。

鷲の湯の食堂で生ビール(小)を飲んで一休みしたら、さっきのおおぐち通商店街を戻ってラーメン屋を探します。駅前に担々麺まるはという、先週の川崎タンタンメンみたいな店があったのでそこに入ってみることにしました。しかしここの担々麺は川崎タンタンメンのようなB級グルメではなく、ゴマのペーストの味を最大限に引き出すことを目標にした、塩で味わう焼き肉のような、塩担々麺で、要するに醤油ベースだと強すぎてゴマの味を殺してしまうということらしいのですが、ちょっと期待してたのと違う感じでした。味は確かに不味くはないけれど、中目黒あたりで食べるならまだしも、横浜の大口という下町っぽい場所ではやっぱりB級の方がいいな~というのが正直な感想です。

天然ラジウム温泉 スパ&サウナ 鷲の湯
http://www.washinoyu.com/index.htm

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装備・携行品

みんなのコメント

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  • 品川区さん
     健脚ですね。当方 横浜市港北区に住んでいますが地元なのですが歩いたことありません。意外と観るところあるのですね。

  • コメントありがとうございます。
    横浜や川崎の各区のホームページを見ると、どの区にもウォーキングコースが載っているので、それを参照しながらコースをつくっています。コース1本だけだと運動にならないので2~3本繋いで半日コースにすれば、横浜や川崎は丘陵地帯なので、山に登ったぐらいの運動量にはなります。

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