行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
王冠キャンプ場手前数kmはダートだがよく整備されている。ゲート前北側に2台ほどの駐車場がある他、30台ほどの芝の広場があるが、キャンプ場の物か不明。2台の駐車場手前の路肩が広くとってあるので、駐車してよいなら10台ほど。王冠キャンプ場の駐車場は500円で声掛け必要
この登山記録の行程
王冠通行止めゲート前(5:10)・・・信濃沢出会(5:50)・・・入渓点(6:00/6:20)・・・小屋跡/1150m付近(8:00)・・・稜線(10:50)・・・三国山(11:001/11:40)・・・三国峠(11:50)・・・本谷(13:10)・・・桂の大木(14:30)・・・金蔵沢出会い(15:00:/15:15)・・・信濃沢出会(15:50)・・・王冠通行止めゲート前(16:25)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
信濃沢出会まで
至る所に落石が落ちているが、工事の手が入っている。信濃沢橋の真ん中のゲートを乗り越し、右岸側の道跡を少し辿り堤防を2つ超し、小屋跡を過ぎると道跡は崩壊しているので河原に下る。
信濃沢(奥の二股まで)
深い釜を持った1m以下の小滝や短い滑などが殆どで、川幅が広く水線通しでなくても進める場合が多く濡れずに通過できるが、あえて水線に拘り、ヘツリを楽しむ。夏なら釜を泳いで通過するのもよいだろう、ただし水は冷たい。奥の小屋跡までに越せなかった滝は1か所、ぬめった5m位の滝。明るく、沢のハイキングといった趣の沢で、沢屋としては物足りないだろうと思う。
信濃沢(奥の二股から稜線まで)
谷が狭まって倒木が多くなり、一か所は通行困難なため高巻く。1500m付近に予想外の落差10m位の滝が連続してかかっていた。下の滝は容易、上の滝も一見容易に見えるが、ホールド細かくぬめっていて、落ち口のやや下が悪い。慎重に中間まで下って右岸側の泥ルンゼを這い上がるが悪い。流れに戻るとすぐに大量の倒木で埋め尽くされていて通過困難なため左岸側を高巻く。再び沢に戻ってしばらくで1650m付近で行く手を大滝に塞がれる。多段だが下部が垂直で登る気も起きない。左岸側の急なザレから這い上がり、枝尾根の稜に出、ひと尾根左岸側にトラバースし、シャクナゲの藪の境界を稜線に出る。稜線は通行困難な藪がなく快適、三国山までわずか。
金蔵沢
三国山から下る予定だったが、せっかくなので三国峠に寄る。峠から東に下ればいずれ金蔵沢本流の出られる。信濃沢より谷幅が狭く両岸切り立っている場合が多く、下りの滝の巻きはなかなか面倒で緊張する。標高1150mの7m滝でザイルを使用して下った。金蔵沢には5m~7m位の滝が4か所くらいあったが、どれも気軽には登れそうもない。北向きの滝は見事。林道から入ると最初の右岸から入る沢の出会いにかかる滝で国土地理院地図には記載がない。この沢は上流部に倒木が多くまた滝が少なく、比較的大きな滝は登れないので、沢登としてはあまり楽しくないだろう。
林道
林道は王冠キャンプ場と信濃沢橋上にゲートがありともに閉鎖されていたが、昨年の夏には金蔵沢付近まで入れたようだ。現状は整備が入っていて、、落石が転がっているものの信濃沢までは工事車両、作業者の軽自動車が入っていた。信濃沢から奥は山側から土砂が流れ出て完全に林道を埋め尽くしている箇所が3か所あり、大きな岩が転がっていて復旧が大変そう。今後の雨の降り方によってはさらに崩壊か所が増えそうで、峠まで開通することは無いと思われた。
釣り
中津川本流はキャッチアンドリリースが義務着けられている。また、本流に流れ込む沢は禁漁区になっている。
記録
沢の記録は、ネット検索では見つけられなかったが、釣りのHPである「てんから庵・爺」に釣り対象エリアまでの遡行図の掲載がありましたので参考にさせていただきました。
装備
ザイル(30m)とバイルが役立った。
フォトギャラリー:40枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ |
登山計画書(控え) | ナイフ | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
GPS機器 | ストーブ | 燃料 | ライター | カップ | ロープ |
エイト環・ATC | カラビナ | 安全環付きカラビナ | スリング | ハーネス | ヘルメット |
沢登りシューズ | 沢登り用ソックス | 沢登り用スパッツ |
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