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矢島口から行く残雪の鳥海山

鳥海山( 東北)

パーティ: 1人 (イケ さん )

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行程・コース

天候

晴れ

利用した登山口

矢島口  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 国道108号線の由利本荘市矢島町の間木交差点から県道58号線に入り鳥海高原花立牧場方向に進み、案内看板に従い矢島口を目指す。
矢島口には祓川駐車場(約60台可)、祓川キャンプ場、祓川ヒュッテ(宿泊)がある。

この登山記録の行程

矢島口(08:50)・・・賽ノ河原手前(09:35)・・・御田(10:00)[休憩 5分]・・・七ツ釜避難小屋(10:22)[休憩 5分]・・・氷ノ薬師(11:10)[休憩 10分]・・・七高山(12:45)[休憩 25分]・・・氷ノ薬師(13:40)・・・七ツ釜避難小屋(14:00)・・・賽ノ河原手前(14:25)・・・矢島口(14:50)

コース

総距離
約8.3km
累積標高差
上り約1,079m
下り約1,079m
コースタイム
標準5時間45
自己5時間20
倍率0.93

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

この時期の矢島口からの登山道の8割ほどは残雪の雪渓の下で雪の上を軽アイゼンで登ることになる。
竜ケ原湿原のすぐ上の雪渓を登ると20分ほど夏道を登りますが、その後は山頂直下の舎利坂までひたすら雪渓の上を登ることになります。
そこで、私は、竜ケ原湿原を過ぎたところの雪渓から軽アイゼンを付け、その上の夏道でも軽アイゼンは外さず、カチャカチャと登ってしまいました。
当日は、抜けるような青空で、残雪の白とその周りの緑、そして青空が見事なコントラスト作り出しており、登る辛さも吹き飛んでしまいました。
このまま、すんなり山頂へと着いてしまうのかと思いきや、舎利坂の石だたみのつづら折りの急登は、それまでの疲れも出てきており、なかなか難所でした。そればかりか、その上にはがれ場のクサリ場があり、山頂への最後の一大イベントを作り出してくれている。コース取りや足場の置き方など慎重に登らせていただきました。
ずっと登りっぱなしのコースで疲れていたので、新山への登頂はあきらめ、昼食後下山としました。
下山は、ずるずると半分滑りながら降りてきたので、さすがに早かったです。
竜ケ原湿原や祓川ヒュッテが眼下に見えるとほっと一安心でした。

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フォトギャラリー:17枚

矢島口 駐車場(約60台可)、トイレ、登山ポスト有り。

祓川ヒュッテ
管理人さんがいる日は宿泊は有料、電気も使えます。
管理人さんがいない日は無料ですが、電気は使えません。

竜ケ原湿原の中を登山道が進みます。

「賽の河原手前」標柱
ここから上は「舎利坂」まで登山道は残雪の下。

「御田」標柱

「七ツ釜避難小屋」
「御田」からの急登を登りきると雪渓の東側に見えてくる

「七ツ釜避難小屋」
洋式のきれいなトイレもあります。

「七ツ釜避難小屋」を上部の雪渓の上から望む

「舎利坂入口」標柱
これより上は登山道は夏道になっていた。

石だたみのつづら折りの急登
山頂への最後の試練

クサリ場
がれ場となっており、慎重に登ります。

康新道への分岐の標柱
山頂は直ぐ目の前です。

鳥海山(七高山)山頂(2230m)

多肉植物「エケベリア属」に似た植物が岩に可愛く鎮座

舎利坂入口まで下りてきました

御田を上部の雪渓から望む

竜ケ原湿原、祓川ヒュッテなどを上部の雪渓から望む

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ 地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計
カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 健康保険証 ホイッスル 非常食
行動食 軽アイゼン トレッキングポール ライター

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