行程・コース
天候
晴れ(曇り・霧)
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
精進湖畔の県営無料駐車場に駐車6:10着。約10台くらい停まっていた。登山に行こうとしている人は2組いました。
この登山記録の行程
精進(06:22)・・・女坂峠(07:22)[休憩 15分]・・・三方分山(08:22)[休憩 30分]・・・精進峠(09:29)[休憩 5分]・・・根子峠(10:30)[休憩 5分]・・・パノラマ台(10:50)[休憩 34分]・・・根子峠(11:34)・・・パノラマ台下(12:16)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
今年はとことん富士山にこだわってみようと、富士山の見える山を登っています。
途中コロナウィルスで登山どころではなく、長きにわたり自宅で静かに過ごす日々。待ちに待った都道府県をまたぐ移動が可能になり、今日は山梨県の御坂山地最西にある三方分山~パノラマ台への縦走を行いました。御坂山地は今回初めての山域。そういえば中学生のころ、足和田山に遠足で登った以来です(笑)。御坂山地の魅力は、どこに登っても南側に大きな富士山がどっしり構えていることです。そうです!富士山の展望台。そしてこの御坂山地は尾根伝いにつながっていて、大縦走も可能な山。縦走しながら富士の姿をみる。こんな贅沢はないですね。
三方分山に今日登ろうと思ったのは、天気がすべてです。八ヶ岳や浅間山方面は天気があまりよくなさそうで、調べているうちに御坂山地周辺は天気が見込まれそうだったからです。1422mなのでどちらかというと低山。ほんとは申す少し標高を上げたところでしたが、天気が悪いより天気がよいことが一番です。そしてもちろん富士山とかなり近い位置で接することができるため、絶好のビューポイントです。今年のテーマにドンピシャです。
一番見たかったのが「子抱き富士」。三方分山の頂上から、富士山と手前にある大室山が重なり、まるで富士山が子供を抱きかかえている様子の富士山を見ることができます。ほんとうは秋か冬に空気の澄んだ季節にとっておきたかった山ですが、天気がよいなら「子抱き富士」と必ずご対面できるだろう!とそれだけを信じて登りました。山は朝の景色が空気が澄んでいて一番奇麗。なので、パノラマ台からの絶景を優先するか、それとも「子抱き富士」かの一騎打ちの結果、精進の杉から登り三方分山の頂上をまず目指すことにしました。
旧中道を通り、女坂峠までまず行きます。女坂といえばなんか楽そうなイメージですが、この峠別名「阿難坂」と言われます。中道の中でも一番の難所とされるところです。ここまで谷合の登山道を登るため、特にこの季節ですから、じめじめ感が強く、はっきりって「暑い」です。そして急登です。登り甲斐はありあり。阿難坂なるほどなあ~。
そして、この阿難坂から三方分山への登りが登山本番。ここにも急登が待ち受け、約200m頑張り続けます。そして急な斜面から徐々に斜度が緩やかになり、三方分山の頂上です。
ここから、パノラマ台までが今回のハイライト。お楽しみの縦走です。木々が緑に覆われ、景色をみることはほぼできませんでしたが、歩くということでは、とてもよい登山道でした。面白い!トップと鞍部の繰り返し、つまりアップダウンの連続。体力を身に着けるには非常によいコース。危険な場所はまったくありません。急斜面を下るときはもちろん注意を払う必要があるが、緊張を強いられる場面はまったくありません。そして、根子峠につき、ここからパノラマ台まではとても歩きやすい緩やかな登り坂。登りきると頂上ですが、そのさきに「パノラマ台」があります。木々がなくなり、景色が開けると、目の前は富士山!それも大きい!パノラマ台という看板が格好良く、それと富士山を撮ると、とてもインスタ映えする写真になります。眼下に雲が広がっていて、大室山がみえかくれしがらでしたが、それが逆にとてもよい風景でした。
そしてこここれだけではないです!これから歩いてみたい御坂山地の山々がづっと伸びています。とんがった王岳、その稜線より奥に、節刀ヶ岳、鬼ヶ岳、この山域最難関の十二ヶ岳、その隣に黒岳、一番奥に三ッ峠山と圧巻の景色です。この中では、節刀ヶ岳、鬼ヶ岳が一番いきたいですね。それは富士山と南アルプスの眺望です。楽しみにしましょう。
そして、今日最初に登った三方分山の台地上の頂が木々の上に見えます。
風はまだ多少ひんやりしていたので助かりましたが、それでも暑い!戦いでした。富士山が最後まで見えていたのには感謝します。楽しかったです。
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三方分山(竜ヶ岳から撮影)
この稜線を歩いたんだ・・・
精進湖からみる富士山。雲がとてもきれいでした。
県営の無料駐車場。あの稜線をこれから歩きます。
南には今日最後に行くパノラマ台も見えます。こう見ると距離あるな・・・頑張りましょう!
まずは歩道を歩き、精進湖に映る逆さ富士です。
「←精進の杉」という看板のある路地が登山口です。
精進の大杉・・・樹齢1200年だそうです。実は神社についたとき鳥居の奥に立派な杉の木があって、これかあ~と思ったら、その左にとてつもない太い杉の木があって、こっちだ!と笑ってしまいました。
精進の大杉を過ぎて、舗装路を登っていきます。
と思ったら、谷の中の登山道になり、あっというまに本格的な登山道に早変わりっていう感じでした。
こういう砂防ダムをいくつも超えます。これを超えるために急坂を登ります。
いつの間にか斜度がでてきます。
登山道の倒木に石が置かれています。みんな超えた後置くのでしょうね。でも通れない(笑)
結構な急登を九十九折に登りました。そしてやっと緩やかになり、終わりが見えます。
女坂峠に着きました。阿難坂です。峠になっているので、とても気持ちの良い風が通ります。ここまで結構難所だったので、ほっとする場所です。
女坂峠を越えた先には本格的な急登がまっています。登るぞ!
大きな岩・・・その先、急登・・・
途中、木々の間に、大きな富士山。頂上が楽しみになってきました。
いよいよ傾斜も緩み頂上へのアプローチ。ここは歩きやすかった。
1422m三方分山の頂上。山梨百名山です。そしてこの頂上、南側がひらけています。
雲をお洒落に飾った「子抱き富士」
富士山の手前に大室山があって、まるで子供を抱きかかえているように見えます。この景色を見たかったんです。満足です。
こんなのを発見しました。蝉の抜け殻。たくさんありました。もう夏ですね。
三方分山の頂上は感じです。木々に覆われています。南側少しだけ開けて、富士山が見えます。
さあいよいよパノラマ台への稜線歩き。歩きやすい尾根道が続きます。
1408mの「西ノ入」という三等三角点です。
西ノ入の三角点から一気に下っていきます。
さらに斜度がきつくなりどんどん下ります。
ちょっと面白い現象が・・・
左側は太陽の陽がさんさんと照り付けます。でも右側は霧が深くなっています。
精進峠
下ったり・・・
登ったりの連続。面白いです。
途中、パノラマ台の頂上が見えました。あそこまでいくのかあ・・
根子峠
パノラマ台への登山道は緩やかに登ります。
ここが1328mの最高点。この先にパノラマ台があります。
パノラマ台へのアプローチ
パノラマ台到着!富士山が大きい!
左から三方分山
王岳、鬼ヶ岳、の御坂山地が一望。
雲に浮かぶ富士山と大室山
一番右に、竜ヶ岳
パノラマ台からの下山途中にみつけた不思議な木。木と木がからまってる!
根子峠で、右の登山道に行き、いよいよ下山。
登山道はトラバースしていて、右がきれおちている個所もあります。(問題なく歩けます)
途中、木々の開けた場所があります。
さあ、ラストスパート
パノラマ台入口へ無事着。帰って来ました。
装備・携行品
アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 | グローブ |
サングラス | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
トレッキングポール |
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