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202006牛奥ノ雁ケ腹摺山

牛奥雁ケ腹摺山( 関東)

パーティ: 2人 (かえる隊長 さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

晴れ時々曇り

登山口へのアクセス

バス
その他: JR甲斐大和駅より栄和交通の登山バス乗車。日川林道入口下車。甲斐大和駅には07:40頃到着したが、臨時便バス2台が満席になるほどの登山客が。定刻バスとその前1本の臨時便は多少の余裕あり。

この登山記録の行程

日川林道終点(09:20)・・・牛奥ノ雁ヶ腹摺山(10:25)-黒岳(11:20)・・・白谷ノ丸(11:45)[休憩15分]・・・湯の沢峠(12:25)[休憩10分]・・・湯ノ沢峠登山口(徒歩口)(13:20)・・・やまと天目山温泉(14:20) 5h00m

コース

総距離
約11.4km
累積標高差
上り約586m
下り約1,177m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 緊急事態宣言解除後の初登山。登山は2月の丹沢主脈縦走から約4カ月ぶり、標高差・距離も少なく交通至便の山域を選択。昨年植生の激変にショックを受けた大菩薩南嶺へ。
 いつものように日川林道入口下車を栄和交通の運転手さんに伝える。これまで途中下車する人は少なく、上日川まで行く人が多かったが、今回はすずらん昆虫館前で下車する人も。
2~3年前にすずらんがペンション前から牛奥ノ雁ケ腹摺山の登山口までを結ぶ登山道を整備したらしい。(恥ずかしながら私はすずらん昆虫館ではなくすずむし昆虫館だと思っていた)新しい登山道を試してみたい気もしたが、4カ月ぶりの山なのでいつもの日川林道経由の道を選択。林道入口から徒歩25分で登山口へ。すずらんで途中下車した登山客がちょうど同じ時間に登山口へ到着している模様。日川林道からのほうが距離は短いが、バスの移動時間を入れて考えるとすずらん前からでも登山口への到着は同じくらいになるようだ。
 登山口から鹿よけネットをくぐって登山道へ。冬季~自粛期間中周囲の草が育って登山道は消えそうな雰囲気。木製の枕木で何とか階段の形状を維持。もう一度鹿よけネットをくぐって旧登山道と合流した後はいつもの急登が。やはり人がしばらく入っていなかったからか地面がふかふかしている。昨年までなかった倒木数か所をクリアしながらパノラマ岩へ。白根三山、八ヶ岳等かろうじて見えるものの霞掛かった景色でちょっと残念。小休止の後牛奥山頂へ。右側の切れ落ちた登山道を通過し笹原へ。カンスゲモドキはあるものの植生は少し回復したように感じた。立ち枯れの木が並ぶ笹原をひと登りで牛奥ノ雁ケ腹摺山山頂へ。すずらんから直接上がる登山道ができたせいなのか、山頂は多くの登山客でにぎわっていた。
 川胡桃ノ頭までいったん下って登り返して黒岳へ。この間も植生は若干回復しているようで、所々ウマノアシガタやシロバナイチゴが咲いている。登り返しで倒木のう回路を進み黒岳山頂へ。始めてきたころ大峠への分岐や黒岳山頂は、うっそうと茂る森の中というイメージだったが、今は立ち枯れや倒木のせいで明るい山頂に。シロバナイチゴの花がポップコーンのように咲いている。黒岳周辺の広葉樹林の森は山梨の森100選にも選ばれているが、今後も森を維持できるのだろうか。。。
 黒岳からいったん下ってバイケイソウの群生地に入ったが、ここもシダ類に押されてバイケイソウが減っている。花期はもう少し後なのか少しだけ花穂の出ているものもあった。バイケイソウから少しの登り返しで白谷ノ丸へ。沸き立つ雲の向こうに、かろうじて山頂が出ている富士山と西側に連なる白根三山を眺めながらランチタイム。この草原には例年7月~8月にかけてウスユキソウやコウリンカが咲いている。来月も来てみようかな。

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フォトギャラリー:13枚

日川林道から 雲多し

日川林道からの富士山

牛奥ノ雁が腹摺山 山頂手前の笹原

山頂より富士山

黒岳山頂のシロバナイチゴ

バイケイソウの森 シダに侵食されている

白谷ノ丸より

沸き立つ雲

湯ノ沢峠へ下山

タツナミソウ

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ サングラス 地図 コンパス ノート・筆記用具
腕時計 カメラ 登山計画書(控え) 健康保険証 ホイッスル 医療品
虫除け 行動食

登った山

牛奥ノ雁ヶ腹摺山

牛奥ノ雁ヶ腹摺山

1,995m

黒岳

黒岳

1,988m

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かえる隊長さんの登山記録

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