• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

見晴岳~三方ヶ峰~池の平湿原<体力回復プロジェクト3>

見晴岳 三方ヶ峰 池の平湿原( 上信越)

パーティ: 2人 (Virginia さん 、ほか1名)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

薄曇り→雨→薄曇り→晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 自宅発(5:30)・・・所沢IC 関越道・・・藤岡JCT 上信越道・・・小諸IC・・・県道79号線(小諸上田線)・・・県道94号線(東御嬬恋線)・・・地蔵峠(湯の丸高原)着(8:00)
*高速道路等全般的に渋滞なし。
*駐車場無料。到着時点では6割程度の駐車量で余裕がありました。
*トイレは男女別で洋式・温水暖房便座付きも多かったです。

この登山記録の行程

地蔵峠(08:35)・・・見晴岳(10:30)[休憩 5分]・・・三方ヶ峰(11:09)[休憩 5分]・・・忠治の隠岩広場(11:21)[昼食休憩40分]・・・池ノ平湿原入口(12:35)[コーヒー休憩 15分]・・・池ノ平駐車場・・・(12:53)・・・遊歩道・・・地蔵峠(14:40)

コース

総距離
約9.1km
累積標高差
上り約550m
下り約549m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

体力回復プロジェクト第3弾は、湯の丸高原地蔵峠から三方見晴遊歩道経由で「見晴岳・三方ヶ峰・池の平湿原・東篭ノ登山」を目指し、池の平遊歩道から下山する周回コースを選択。梅雨の合間の今日は晴れ時々曇りの天気予報で、山では少々雨に降られるのを覚悟して決行しました。

地蔵峠駐車場からは湯ノ丸山方面に向かう人が多く、池の平湿原方面へは池の平駐車場まで車で向かう人が多かったです。地蔵峠から歩いて向かう人はほとんどいませんでした。

湯の丸高原ビジターセンターを左折してからは、大いに道迷いをしてしまいました。正しいルートは後段詳細情報に記載しておきます(写真もご参照ください)。

案の定、見晴岳に向かう途中で小雨が降ってきてしまいました。
しかしながら、見晴岳と三方ヶ峰のコマクサ園で多くのコマクサが群生しているのを見て、来て良かったと心から思えました。

レインウェアを着たり、コマクサ園や池の平湿原での写真撮影に時間を要したのと、上空は雲が張り付いたままで山頂からの眺望が望めそうにないので、東篭ノ登山への登山は断念しました。

詳細は以下の通り。

<信州とうみ観光協会 湯の丸高原HP>
http://tomikan.jp/genre/experience/yunomaruhighland/?lang=see


【地蔵峠駐車場~見晴岳(三方見晴遊歩道)】
 駐車場からカーブの所まで車道を戻り、「湯の丸高原ビジターセンター」のある車道を池の平駐車場方面へ左折します。
しばらく行くと右手に「三方ヶ峰」と書かれた白い矢印看板が出て来ますが、その道は草が生い茂っていて入って行けなかったので、もう少し車道を登って行きました。ブルドーザーで整地された道が見えたので、そちらに入って行くと先程通り過ぎた白看板からの道と合流しました。しかし・・・ここで大いに道迷いをしてしまいました。
正しくは、さらに車道を登って行き、「高速カプセルリフト」と書かれた看板の所を右に入り、スキーゲレンデのリフトの支柱からゲレンデを横切り、「三方ヶ峰」と書かれた白い看板から樹林帯に入る道が続いています。この道は下って来た時に分かりました。遊歩道と言っても普通の山道です。観光気分では行けません。
その後は、時々「三方ヶ峰」の白い矢印看板が出て来て、道なりに迷いなく進めました。徐々に斜度も増して、息が上がります。
ギンリョウソウやゴゼンタチバナが多く咲いていました。
1時間半位で一度ピークに達しますが、見晴岳山頂(2095m)はその先にありました。

【見晴岳~三方ヶ峰】
 見晴岳から下る途中にハクサンチドリ、ハクサンフウロ、ミネウスユキソウが咲いていました。少しすると右手に「見晴コマクサ園」があります。植生保護のため、フェンスから中へは立ち入れません。こんなに広い場所にコマクサが群生しているのを初めて見たので、感動もひとしおでした。小雨が降っていて自分のコンデジカメラは出せなかったので、防水カメラの夫に撮影を任せるしかなかったのが残念でなりません。
その後、三方ヶ峰までは一定に下って行きます。三方ヶ峰(2040m)の山頂標識で記念撮影し、目の前に広がる「三方コマクサ園(こちらもフェンスで植生保護)」でもしばし撮影タイムです。こちらでは白いコマクサも見ることができました。他にもコキンレイカ(ハクサンオミナエシ)や遠くにハクサンシャクナゲも咲いていました。
ベンチがいくつかあり、ゼリー飲料を補給しました。この頃には雨も止んできました。

【三方ヶ峰~池の平湿原】
 三方ヶ峰からは池の平駐車場方面へ下って行きます。途中で木道も出て来て、湿原が近い予感がしてきます。ハクサンシャクナゲ、カラマツソウ(雨で花弁がくっついていました)、アケボノフウロが咲いていました。下りきると目の前に池の平湿原が見えてきました。
木道を左手に行くと「鏡池」があります。木道を戻って、少し進むと「忠治の隠れ岩広場」(休憩所の標識あり)にベンチがいくつかあり、ここで昼食を摂りました。

【池の平湿原~池の平インフォメーションセンター(東歩道経由)】
 昼食後は「放開口」方面へ向かいました。ツマトリソウ、アヤメが多く咲いていました。「放開口」って何だろう?と思ったら、説明看板があり、外輪山の一部が崩れて出来たものだそうです。下界が開けて、小諸・佐久市方面がよく見えました。しかしながら、東篭ノ登山は雲に覆われて全く姿が見えず、コマクサが見られた満足感が大きくて、この時点で東篭ノ登山登山は諦めました。その代わりと言うほどではありませんが、遠回りすることにしました。東歩道は程良い上りで、途中にある別の放開口からは、高峰温泉方面が見えました。
坂を登り切ったところで車道に出て、左手に東屋があったので、コーヒー休憩を摂ることにしました。この東屋の周りにはハクサンフウロが沢山咲いていました。
その先にインフォメーションセンターがあり、下った隣に有料の池の平駐車場があります(ほぼ満車)。

【池の平インフォメーションセンター~地蔵峠】
 駐車場から少し下ったところに「地蔵峠歩道」の白い矢印看板があり、左折して樹林帯に入ります。ハクサンシャクナゲやゴゼンタチバナの群落がありました。ギンリョウソウも咲いていました。
この池の平遊歩道(といっても山道)は緩やかな下りで歩きやすかったです。途中で車道に出た所が湯ノ丸スキー場のゲレンデトップでもあります。車道を横断してまた樹林帯を下り、もう一度車道に出ます。その後は朝の教訓もあり車道を下ることにしました。途中に「GMOアスリートパーク湯の丸」の施設が右手にあります。左手には、ヤマオダマキが咲いていました。淡い黄色の花弁が可憐です。このまま車道を下ると左手に湯の丸高原ビジターセンターの建物が見えて来て、右折して地蔵峠駐車場へ戻って来ました。

駐車場の右隣にある「湯の丸高原ホテル」前に「日帰り温泉」の幟(のぼり)がいくつか立ててあるのを見て、ここで入浴して帰ることにしました。
入浴料大人650円/人。貸し切り状態で密集状態を避けてゆっくり入れて良かったです。
<湯の丸高原ホテル HP>
http://www.yunomaru.co.jp/s-hotel.html

帰りは関越道上里SAで早めの夕食を摂り、渋滞に合わずに帰路につけました。
いつか下りの道を上りで使って、東篭ノ登山と西篭ノ登山に登ってみたいです。
次回の体力回復プロジェクトは天気の良い山行で、標高差800m以上は目指したいものです。

続きを読む

フォトギャラリー:46枚

すべての写真を見る

装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ サングラス 地図 コンパス ノート・筆記用具
腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ツエルト 健康保険証 ホイッスル
医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー 行動食 テーピングテープ トレッキングポール
カップ
【その他】 ラップショーツ、スマートフォン、冷えタオル(首巻用・額用)、アームカバー(接触涼感)、虫除けネット、ウェットティッシュ、ティッシュペーパー、日焼け止め、日焼け止め色付きリップ、目薬

登った山

三方ヶ峰

三方ヶ峰

2,040m

関連する山岳最新情報

よく似たコース

三方ヶ峰 長野県 群馬県

カラマツの天然林を登り大展望の三山へ

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
5時間30分
難易度
★★
コース定数
22
登山計画を立てる