• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

横浜児童遊園地/こども植物園あたり

畠山重忠公遺烈碑、南本宿公園、南本宿市民の森、境木地蔵尊、三王 山公園、横浜児童遊園地、こども植物園、六ツ川中央公園、伊予殿根(宅間上杉城館跡)、永谷天満宮、日野中央公園( 関東)

パーティ: 1人 (目黒駅は品川区 さん )

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

曇り時々晴れ

登山口へのアクセス

電車
その他: 往路:武蔵小山→東急目黒線→日吉→東急東横線→横浜→相鉄本線→二俣川

復路:港南台→根岸線→横浜→東急東横線→学芸大学

この登山記録の行程

二俣川駅6:28→畠山重忠公遺烈碑6:40→南本宿公園6:49→南本宿市民の森7:07→上田神社7:10→横浜CC7:26→東海道線トンネル7:59→境木地蔵尊8:08→境木ふれあい樹林8:12→境木立場跡8:17→萩原代官屋敷跡8:19→三王山公園8:25→横浜児童遊園地8:50→こども植物園9:05→大丸縄文の遺跡9:39→六ツ川中央公園10:00→芹が谷一丁目公園10:24→上永谷緑地/伊予殿根(いよとね)(宅間上杉城館跡)10:57→永谷天満宮11:09→天神山(菅秀塚)11:15→勧永公園11:34→相武山小学校12:08→日野公園墓地12:09→日野中央公園12:29→おふろの王様 港南台店12:47~13:15→港南台駅14:59

合計6時間18分(温泉迄)

コース

総距離
約23.8km
累積標高差
上り約662m
下り約664m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

7月11日(土)は、横浜中心部に残った最後の大物である横浜児童遊園地/こども植物園と、港南区の中央を貫く相武国境稜線の周辺を散策して来ました!

横浜児童遊園地は名前だけ見ると観覧車やジェットコースターなどの遊具がある遊園地のようですが、ごく普通の自然公園です。なのでいるのは健康ウォーキングの老人ばかりです。

こども植物園も似たような感じです。小石川植物園を一回り小さくしたような施設で児童遊園地のすぐ横にあります。ただ児童遊園地が24時間開いてるのに対して、こちらは朝9時からと時間制限があるので要注意です。

ということで、朝イチの電車で出掛けるとさすがに早すぎるので、いつめより30分ほど遅い電車で相鉄線の二俣川駅まで行ってスタート!

まずは畠山重忠公遺烈碑へ。ここは横浜界隈回ってるとしょっちゅう名前が出てくる鎌倉幕府の忠臣 畠山重忠終焉の地です。あまりに武芸達者で人望も篤かった畠山重忠は幕府の謀略によって謀反の疑いをかけられ、怒って兵をあげるも多勢に無勢で、ここ二俣川の戦いで討ち死にしてしまったそうです。多くの騎馬兵が戦ったので万騎ヶ原という地名も残っています。隣の鶴ヶ峰駅近くの旭区役所裏には首塚もあります。

ちなみに畠山重忠は横浜の人だと思っていたのですが、居城跡は埼玉県の武蔵嵐山にあったらしいので、横浜界隈が一段落したら、探しに行ってみます。

畠山重忠の合戦跡の次は、南本宿公園に向かいます。普通の広い公園だと思ったら、なぜか園内に市民農園がありました。

南本宿公園の次は南本宿市民の森に向かいます。ここは他の市民の森と同じように、宅地開発に取り残された森の中に散策路が作られているもので、中にある上田神社の手洗い用の水は、森の湧水をそのまま使っているという珍しいものです。

南本宿市民の森を抜けたら、今度は横浜CCの中を突っ切る車道を行きます。
ちょっと前に隣の戸塚CCの中を突っ切る道を行った時に相模の国と武蔵の国の国境の峠にある都塚という塚に行ったのですが、そこから国境稜線はゴルフ場の中を通り、今歩いている横浜CCを突っ切る道に通じているのではないかと思います。

この道はゴルフ場の中を抜けると、横浜新道の今井ICを横切り、横須賀線と東海道線の保土ヶ谷と東戸塚の間の峠にあるトンネルの上を抜け、東海道線の湘南と横浜の間の最高地点である境木という場所に通じています。

この境木には人足や馬などを常駐させた立場という昔の駅のようなものがあり、その下に萩原代官屋敷跡という常駐の役人の住居跡がかなりそのままの形で残されています(子孫が住んでいるので中には入れません)。この屋敷には新撰組の近藤勇が出稽古に来ていたらしく、師範だった萩原家の当主をたたえる萩原君の碑なる物も残されています。

さらに境木地蔵という結構有名そうなお地蔵さんもあります。このお地蔵さんは義経の首と同じように海から流れ着いた物を祀っていたところ、夢に出てきて「江戸に行きたい。江戸に行きたい」と言うので、「そりゃ無理だ」と言い返すと、「行けるところまででいいから」とせがむので、しかなたく馬で運んで行くと、案の定境木の峠の手前で坂を登りきれなくなり、立ち往生してしまったため、ここにお堂を作って祀ったというものです。

昔は、箱根はなんとか越えたものの、ここまで来て力尽きて死んでしまう旅人も多かったのかもしれません。

境木地蔵の裏には境木ふれあい樹林という小さな散策出きる緑地もあります。あと萩原代官屋敷跡の南側にも三王山公園という公園と緑地と農地と幼稚園の庭がごたまぜになったよくわからない公園もあります。

そしてこの三王山公園を出て少し住宅街の中を行くと、ようやく本日の第一目標である横浜児童遊園地に着きます。ここは最初に書いたように子供向けの遊園地ではまるでなく、先日行ったこども自然公園と同じような広い自然公園です。そもそも入ってすぐのところに老人が好きそうな梅林があるし、ザリガニとりの子供を排除した池には、高齢者が我が物顔で釣糸を垂れていました。まあ深くて危険だから禁止になってるんでしょうが。

その横浜児童遊園地を3分の2州ぐらいしたところで、隣接しているこども植物園が開園する9時になったのでそちらに向かいます。ここは最初に書いたように小石川植物園を小さくしたような場所なんですが、小石川にはないブドウや柿などが植えられている果樹園とバラ園があります。バラ園は鑑賞用のバラのトンネルとかはないのですが、ノヴァーリスとかの青いバラもちゃんとありました。

こども植物園を出て少し南に行った六ツ川中のところに大丸縄文の遺跡という標識がありました。中学の校庭から縄文土器が出たらしいです。

次の六ツ川中央公園は弘明寺駅の弘明寺公園のすぐ近くなのですが、端の小さな児童公園を残し、草ぼうぼうの廃公園と化していました。緑地の地主が借金のかたに差し押さえられたのでしょうか?

六ツ川中央公園の次は上永谷駅近くの上永谷緑地と永谷天満宮に向かいます。横浜新道の左右を行ったり来たりしながら進んでいるのですが、この辺りの地形は小さな川が複雑な谷を幾つも刻んでいて、無理すれば相模湾に注ぐ川とと東京湾に注ぐ川の分水嶺をたどることも可能なんでしょうが、相模と武蔵の国境線もそこまで正確には稜線を追ってないだろうし、まあ一般的には横浜新道が相模と武蔵の境目でほほ間違いないです。

上永谷緑地は、伊予殿根(いよとね)と呼ばれる関東管領上杉氏の血を引く宅間上杉氏の城館跡があったとされる場所です。関東管領は都に登った足利将軍家が関東の武士たち、特に鎌倉周辺の武士たちを抑えこんでおくためのお目付け役なのですが、関東管領上杉氏は鎌倉に入らず、やや離れた場所から監視していたというのは興味深い話です。でも標識も何もありません。

続いて永谷天満宮へ。これも上杉氏創建の神社のようです。裏が天神山という小山になっていて、山頂には菅秀塚というのと、浅間神社跡があります。天気が良いとたぶん富士山が見えるのでしょうが、何も見えませんでした。

上永谷駅にタッチしたら、横浜新道上に勧永公園という眺めの良い公園があるそうなので行ってみました。でも大したことはありませんでした。でもその少し先に相武山小学校という高台の小学校があって、ここを相模と武蔵の国境が通っていたそうです。

小学校から次は、日野公園墓地に向かいます。ここは起伏のある多磨霊園みたいな場所なのですが、起伏がありすぎて、半分以上山のままで残されている、散策するのに結構良い墓地です。上まで登ると鎌倉方面の眺めが良いです。

日野公園墓地から南に下りて、日野中央公園を通っておふろの王様 港南台店に向かいます。日野中央公園は普通の広いスポーツ公園です。

おふろの王様 港南台店は、その昔土砂降りの雨の日に鎌倉アルプスを逆走して来たことがあって、今回は2度目なので気になったことだけ書きます。まず泉質は海老名店から運んできた温泉を循環させて使ってる塩泉です。そのせいか、海老名店より一回り色が薄く味も薄味です。料金は一緒の土日950円なので、どちらかっていうと海老名の方がお勧めなんですが、港南台から海老名まで行く人もいないだろうし、夏の汗を大量にかく季節には海老名店濃い塩泉にまた入るのは少々キツいので、港南台の薄さもありかなという気もします。高濃度炭酸泉とミストサウナとドライサウナは海老名店とほぼ一緒です。

おふろの王様で汗を流したら、港南台駅までブラブラ飯屋を探しながら歩きます。あそこは駅前まで行ってもたいしたものは無いので、最初に見つけた寺田屋という横浜家系の店に入ってみました。ここはコロナが無ければ行列が出来てそうな店で、横浜家系ラーメンとしての特徴はスープがかなり真っ白ということです。最初にスープだけ飲んでみると、入ってはいないのでしょうが、ほんの少しバターっぽい味がしました。あと海苔が青海苔っぽい味の物を使っていて、トッピングで岩海苔を乗せたような感じになるのも他の家系ラーメンとは違うところです。あと麺は二郎ばりの極太麺!

ラーメン食べてさらにもう少し歩き、港南台駅にはほぼ15時ちょうどに着きました。昔から駅前にあって気になっていた高島屋が遂にさよならセールをやっていました。残念!まあでもここより遥かに乗降客の多い府中の伊勢丹も撤退したしね-。

畠山重忠の乱 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/畠山重忠の乱

南本宿市民の森 横浜市旭区
https://www.city.yokohama.lg.jp/asahi/madoguchi-shisetsu/riyoshisetsu/ippan/shimin_mori/mori-minamihonjuku.html

横浜市児童遊園地公式サイト|公益財団法人 横浜市緑の協会
http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/park/jidoyuen/

永谷に住んだ宅間の殿様 横浜市港南区
https://www.city.yokohama.lg.jp/konan/shokai/bunkazai/minwa/minw-47.html

日野中央公園 - 横浜緑地が管理している公園
https://www.kanagawaparks.com/hinochuo/

港南台店 | おふろの王様
https://www.ousama2603.com/shop/kounandai/

続きを読む

フォトギャラリー:75枚

すべての写真を見る

装備・携行品

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

登山計画を立てる