行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
瑞牆山荘(10:45)・・・富士見平小屋(11:20)[休憩 10分]・・・大日小屋(12:25)・・・大日岩(13:00)[休憩 10分]・・・砂払ノ頭(14:10)・・・金峰山(15:10)[休憩 35分]・・・金峰山小屋(16:10)
【2日目】
金峰山小屋(08:05)・・・金峰山・・・砂払ノ頭(08:30)・・・大日岩(09:05)[休憩 10分]・・・大日小屋(09:30)・・・富士見平小屋(09:55)・・・瑞牆山荘(10:15)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
瑞牆山荘からインして金峰山を通って大弛峠でテント泊。翌日は甲武信ヶ岳を目的地にして、西沢渓谷で下山。という1泊2日にするつもりで韮崎へ。東京も雨で韮崎着いても明らかに雨降りだけど、なんとか午後からせめて曇りになってくれないかなと思いつつ。平日だしこんな天気なので瑞牆山荘までのバスは貸切。ドライバーの方が道々いろいろと案内してくれて楽しかった。七福神とか。
瑞牆山荘着いてもやはり雨。バス運転手さんによれば4月だかに新築されたトイレがすごくきれい。しかしトイレットペーパーホルダーが異様に使いにくくめちゃくちゃ苦戦した。トイレも紙も利用させていただいておいてなんだけど……。こんなところで苦戦せずに持参の紙を使用するのをおすすめします。
なんだかんだで10:45発となり、はじめからレインウェア上下を着て歩きはじめる。か細い雨が霧のようにずっと降ってる感じで、樹林帯だしレインウェアなしでもよいかなと思ったけど、最終的にはレインウェアがかなりびちょびちょになったのでやはり着ておいてよかった。富士見平小屋に着くまでに3人くらいすれ違う。歩いているときに出会った人はそれのみ。富士見平小屋の水場で2リットルくらい汲む。富士見平小屋の前も人気はなし。テントひと張は見えた。すぐに金峰山方面へ。苔むしてたりうつくしい道なので雨に濡れていても悪くないものの、服はジメジメしてきて不快。大日岩でお菓子食べてちょっと休憩。
大日岩からの登りでだんだん疲れを感じてくる。砂払ノ頭に着くけど真っ白で眺望ゼロ。風はあるけどそんな強いわけではないのが助かる。これ以降はちょっと茶色みのある岩がゴロゴロあるところを通過していく。濡れていて滑りそうなので慎重に進んだ。ハイマツしか名前を知らないけど高山植物の茂る間に岩のトレイルがあり、眺望ゼロなのは残念だけど最高にうつくしい道だった。アップダウンを繰り返しつつ、高山植物の庭園の間を歩いていく感じ。真っ白中にいきなり巨大な岩山が見えてきてやっと山頂かと思ったら違い、それを巻いた次のところが五丈岩だった。真っ白な中に岩が迫り不気味。山頂も誰もいなくて、ウサギが走って逃げていった。普通のカイウサギのように見えたけどウサギなんかいるのか。
雨の降るなか慎重に石の上を歩いてきた時間が異常に長く感じ、ものすごく苦労してやっと金峰山の山頂に着いたという感覚があった。五丈岩の岩陰で雨をしのぎながらお湯を沸かし、昼食のカップ麺を食べる。じっとしていると寒くなってきて弱気になり、明日も雨なら何時間もかけて甲武信ヶ岳登るのもしんどい気がしてきて、金峰山小屋に電話したら宿泊できますよということなので今日はここでおしまいにする。大弛のテント場も予約制だったので電話。当日直前キャンセルとなり申し訳なかった。山頂でも普通に電話使えるのもすごいが。
金峰山小屋は2名パーティが先着しており、今日は宿泊3人のみ。1人だけで当日予約にならずよかった。テント泊のつもりで食料はいっぱい持ってたけど、せっかくの小屋泊なので2食付きにしてしまった。サバの味噌煮とサラダとご飯に、おかわり用のカレーもあり、どれもおいしい。2名パーティの方たちとも交流できて山小屋の夜を楽しんだ。いいお布団ですごく質のいい睡眠ができた気がする。
5時くらいに自然に目が覚めて、なんとなく外を見たら晴れ間がさして山々がきれいに見えた。撮影を兼ねてトイレにでも行こうと思って身を起こしたところでもう一度窓を見たら、もう真っ白に戻っていた。
朝食は6時におかゆと漬物と卵焼きとフルーツ。満腹。来た道を帰るのもつまらないので廻り目平に降りて帰るつもりで8時までダラダラ過ごす。8時出発するところで、小屋の方に東京に帰るなら瑞牆山荘の方が早いでしょと言われ、まあそれもそうだよなと思って結局来た道を戻る。となると10:20のバスに乗っちゃいたいのでさくさく下山。砂払ノ頭を過ぎたらレインウェア不要な感じになったもののキリのいいところまでと思って大日岩まではそのまま歩いたけど汗だくに。Tシャツで歩くの快適だった。バスの時間をなぜか10:15だと思いこんでて、瑞牆山荘のとこの車道がなんとなく見えてきたときにすでに10:12くらいだったので最後は走ってしまった。
温泉寄ってお蕎麦食べて特急で帰る。
充実のテント泊縦走計画だったはずが、小屋泊ピストンとすごく楽してしまった。
天気のよいときに再チャレンジしたい。
みんなのコメント